不動産一括査定はデメリットが多いからやめた方がいい⁉仕組みと注意点を解説

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不動産査定

ここ最近、マンションや一戸建て、土地などを売る時によく利用されているサービスが不動産一括査定です。

よく利用されているのなら素晴らしいサービスなんじゃないの?と思うかもしれませんが、そうとは限りません。利用するにあたってデメリットも多いんです。

何も知らずに不動産一括査定を利用してしまうと、後悔することになりかねませんので、不動産一括査定の6つのデメリットや、利用する場合の6つの注意点について解説します。

不動産一括査定サイトはデメリットが多いので、自分で大手不動産仲介会社に連絡して査定してもらうことをオススメします。

※【不動産一括査定 デメリット】と検索すると、一括査定サイト運営会社が自己擁護し、自社のサービスを利用するよう誘導する記事が多数でてきますので、ご注意ください。

  1. 不動産一括査定とは?利用の流れと仕組み
    1. 不動産一括査定とは?
    2. 不動産一括査定サイトの利用の流れ
    3. 不動産一括査定の仕組み
  2. 不動産一括査定のデメリット
    1. 1 選べる不動産会社が限られている
    2. 2 査定してくれる不動産仲介会社がいいところとは限らない
    3. 3 仲介会社が算出する査定額は売却できる価格とは限らない
    4. 4 査定依頼すると沢山電話がかかってくる
    5. 5 複数社とやり取りするのは大変
    6. 6 個人情報が渡った不動産仲介会社からしつこい営業が続く可能性がある
  3. 不動産一括査定のメリット
  4. 不動産一括査定を利用する上での、注意点
    1. 注意点1 査定してもらう不動産仲介会社を自分で選べるサイトを利用する
    2. 注意点2 聞いたこともないような仲介会社しか選べないサイトは利用しない
    3. 注意点3 売る気がないならしつこい営業をされないために利用しないようにする
    4. 注意点4 査定を依頼する不動産会社が増えるとやり取りが大変になる
    5. 注意点5 査定価格をうのみにせず本当に売れそうな金額か自分でも考える
    6. 注意点6 査定価格よりも仲介会社のサービスや販売方法の違いを比べる
  5. 不動産一括査定サイトを利用しないで、不動産を売却する方法
    1. 売却手順1 直接最大手の不動産仲介会社に連絡して査定してもらう
      1. 1,歴史が長い会社が多く、信頼と実績がある
      2. 2,広告宣伝費の予算が豊富
      3. 3,付帯サービスが充実している傾向にある
      4. 4,購入希望者の情報を多く抱えている
      5. 5,営業マンのレベルが高い
      6. 6,銀行との結びつきが強い
    2. 売却手順2 最大手に不信感をもったり担当者が合わなさそうなら他の会社に査定依頼する
    3. 業界最大手の不動産仲介会社
  6. まとめ

不動産一括査定とは?利用の流れと仕組み

まずは、不動産一括査定を利用しようか検討している人のために、簡単に不動産一括査定とはどんなものなのか?利用する際の流れと、仕組みを解説いたします。

不動産一括査定とは?

家の査定をする不動産仲介会社の社員

不動産一括査定とは、家の売却金額を査定してもらいたい(売却したい)人が、不動産一括査定サイトに物件の情報や個人情報を入力すると、複数の不動産仲介会社が不動産の売却価格を査定してくれるというサービスです。

利用料は無料となっております。

不動産一括査定サイトは沢山の数が存在しており、有名なところでいうと以下のサイトがあります。

スマイティは、査定依頼画面に進むとHOME4Uの査定依頼フォームがでてきます。

その他、不動産情報サイトを運営しているSUUMOライフルホームズなども、サイト内で不動産一括査定サービスを提供しています。

各社のサービスの主な違いは、提携している不動産仲介会社・対応地域・査定してもらう会社を選べるかどうか、などです。

違いを一覧にしたものは、以下になります。

不動産一括査定サイト比較一覧表
2022年7月現在の情報

どこも似たようなサービスになっておりますが、特徴的なのがすまいValueの提携不動産会社数が6社しかないところと、リビンマッチの査定依頼する不動産会社を選べないところです。

不動産一括査定サイトの利用の流れ

サイトによって入力必須項目や流れが多少異なりますので、代表的なものをご紹介します。

主な利用の流れは以下のようになります。

1,不動産一括査定サイトにアクセスする。

2,査定してもらいたい物件情報と自分の個人情報、連絡先、売却理由などを入力する。

3,物件所在地で査定可能な不動産仲介会社一覧がでてくるので、査定してもらいたい会社を選択して査定依頼をする。

(サイトによっては、自分で仲介会社を選択できない場合があります。)

4,選択した不動産仲介会社から連絡がきて色々聞かれる。

(初めて仲介会社から連絡がきた段階で、査定価格を告げられることはほぼありません。)

5,仲介会社は物件の情報や査定依頼者から聞いた情報をもとに、売却価格を査定する。

(査定の仕方については、家の中まで入って詳細な確認をする訪問査定と、現地は外観などの確認にとどめて謄本などの資料や取引事例から金額を算出する簡易査定の2種類があります。一括査定サイト上にて事前に選択できるサイトとできないサイトが存在します。)

6,仲介会社が査定結果を査定依頼者に伝える。

(口頭で告げるだけの場合もありますが、基本的には様々な情報が記載された査定書をくれます。)

7,査定依頼者が物件を売りたいと思っている場合は、気に入った仲介会社と売却に関する媒介契約を結ぶ。

8,査定してもらった物件を売り出す。

以上が、不動産一括査定サイト利用の流れになります。

不動産一括査定の仕組み

不動産一括査定サービスは、利用する人は一切の費用が無料で利用可能となっております。

なぜこのようなことが可能なのでしょうか?疑問に思った方もいるかもしれませんので、不動産一括査定が無料で利用できる仕組みを解説します。

実はこの不動産一括査定の仕組みが、利用者にとってデメリットにつながっている部分があるのです。

後ほどデメリットや注意点について詳しく解説しますが、仕組みを理解することによってデメリットや利用する際の注意点についても深く理解できます。

< 不動産一括査定の仕組み >

まず、家を売りたい人が不動産一括査定の申込をします。すると不動産一括査定サイトは、売りたい人の情報を提携している不動産仲介会社に提供します。

一括査定運営会社は、売りたい人の情報を渡した不動産仲介会社から、顧客紹介料としてお金を貰います。つまり、査定した人の情報をより多くの不動産仲介会社に渡せば渡すほど儲かる仕組みになっているのです。

なので、一括査定サイトの中には査定依頼する不動産仲介会社を選べないサイトも存在し、そのようなところでは無駄に多くの仲介会社に査定を依頼されてしまう可能性があります。また、より多くの不動産会社に査定依頼するよう誘導するサイトもあります。

不動産一括査定を利用する人が全て無料で利用できるのは、こういう仕組みになっているからです。

不動産仲介会社としては、一括査定サイトと提携していれば次々と家を売りたい人の情報が入ってきます。ようは、家を売りたい人の情報を買っているようなものです。

不動産仲介会社から見た難点は、一括査定は複数社に同時に査定依頼が行くので、楽に家を売りたい人の情報が入る反面、競争が激しく、売りたい人の情報を買っても、家の売却を手伝い仲介手数料を貰うまで至らない可能性があることです。

家の売却を任せてもらえず、仲介手数料を受け取れなかった場合はもちろん赤字になります。

不動産仲介会社にとってもリスクが高いため、仲介会社の中には一括査定サイトと提携しない会社もあります。

つまり、不動産一括査定サイト運営者側からすると、より多くの不動産仲介会社に家を売りたい人の情報を提供できればよく、利用者にいい不動産会社を紹介するとか、不動産仲介会社が成約に至り仲介手数料を貰うことは二の次なんです。

全ての不動産一括査定サイトとは言いませんが、査定してもらう不動産会社を選ぶときに、全然聞いたことないような不動産仲介会社を多く見かけるのは、単純に多くの不動産仲介会社に情報を提供すれば儲かるからです。

こういったことが根底にあり、次に解説するデメリットにつながっています。

不動産一括査定のデメリット

一括査定の主なデメリットは以下の6つです。

1 選べる不動産会社が限られている

2 査定してくれる不動産仲介会社がいいところとは限らない

3 仲介会社が算出する査定額は売却できる価格とは限らない

4 査定依頼すると沢山電話がかかってくる

5 複数社とやり取りするのは大変

6 個人情報が渡った不動産仲介会社からしつこい営業が続く可能性がある

それぞれ詳しく解説します。

1 選べる不動産会社が限られている

大手不動産仲介会社の看板

不動産一括査定サイトは、一括査定サイトと提携している不動産会社しか査定依頼できません。

業界大手のサービスが充実した不動産会社が、一括査定サイトと提携していないなら、家や物件の近くにある会社だろうがなんだろうが、選択すらできないのです。

一括査定サイトを利用して仲介会社を選ぶフォームを見ればわかりますが、サイトによっては有名な大手仲介会社が全く選択できず、聞いたこともないような会社が並んでいるサイトもあります

これはユーザー目線というより、一括査定サイト側の都合によるものとしか言いようがなく、業界トップクラスの仲介会社が選べない場合は、大きなデメリットと言えるでしょう。

特に業界最大手の仲介会社を複数選択できる一括査定サイトは、すまいValueしかないのが実態です。

2 査定してくれる不動産仲介会社がいいところとは限らない

不動産会社の看板

不動産一括査定サイトには、『厳選した優良不動産仲介会社をご紹介します!』などと記載されていることが多いですが、どういった基準で選ばれているのか曖昧な部分が多く、よくわかりません。

また、査定サイトの不動産会社を選ぶ画面でも、簡単な会社の情報やアピール内容が記載されているだけで、詳しいサービス内容の違いがわからないサイトがほとんどです。

不動産仲介会社なんてどこも同じでしょ?と思いの方もいると思いますが、売却する上での広告の仕方や、建物や設備の点検・保証サービスの有無など、細かい部分を見ていくとかなり違いがあるんです。

不動産一括査定の仕組みでご理解頂けた通り、実態はより多くの不動産仲介会社と提携し、提携できた不動産仲介会社の中から担当エリアや物件種別などで対応可能な会社を紹介しているに過ぎないのです。

いい仲介会社かどうか知るには、それぞれの不動産仲介会社のサービスや販売方法を詳しく調べて、他社と何が違うのか比べて判断するしかありません。

一括査定サイトが厳選?した不動産仲介会社が、いい不動産仲介会社とは限らないのです。

3 仲介会社が算出する査定額は売却できる価格とは限らない

売れ残っている土地

売却査定価格というのは、あくまでこれぐらいで売れるであろうという価格であって、その価格で売れることを保証するものではありません。

なので、相場を知ることや、査定書に記載されている情報や、不動産会社の営業マンとのやり取りで情報収集できる部分はあっても、売却査定自体にそれほど意味があるわけではありません。

また、一括査定は基本的に複数社が査定するので、不動産仲介会社は常に競争にさらされることになります。

物件の売却を任せてもらうために、相場より高い価格で査定し、自分たちの会社では他社より高く売れると言って媒介契約を結ばせ、実際にはそんな価格で売れないなんてことも珍しくありません。

家を売ろうとしている人としても、査定額とは言え自分の家が高く評価されて嬉しくない人はいません。逆に適正な査定価格を提示しているのに、売ろうとしている人が想像している値段より低いと不機嫌になる人もいたりします。

不動産の売却価格には相場があり、一般的な物件であれば基本的にどこの不動産仲介会社を利用しても売れる価格に大きな違いはありません。

例えば、Aという場所にある物件の相場が本来4,000万円なのに、ある業者が『うちなら5,000万円で売れます!』言ってきたとします。

しかし、購入者側からすると予算を広げると選択肢がより広くなります。もし5,000万円だせるならもっと都心に近い便利なB地点でも家を買える可能性がでくるとしたら、わざわざ5,000万円払って不便なA地点の物件を買う人がいるのか?という話になります。

また、相場が本来4,000万円のエリアなのに5,000万円で売れるとしたら、それはその物件に同じエリアの他の物件にはない、何かしらの強力な理由が存在していないとあり得ないでしょう。

仲介会社側の高く売れる理由が、物件によるものではなく、仲介会社独自の~みたいな説明なら根拠が薄いと判断した方がいいでしょう。

4 査定依頼すると沢山電話がかかってくる

営業電話にうんざりする女性

一括査定を利用すると同時に、あなたの連絡先が複数の不動産仲介会社に一斉に送信されます。

不動産仲介会社は家の売却を任せてもらいたいので、我先にとあなたに電話してきます。基本的には一番最初に査定依頼してきた人とコンタクトを取れた会社の方が、家の売却を任せてもらいやすいからです。

連絡が遅いと、既に何社からも電話がかかってきているので依頼者も面倒になり、査定は結構ですなどと相手にされなくなることがよくあるからです。

こういった背景から、査定依頼後しばらく電話が沢山かかってくる可能性があります。

査定してもらう仲介会社の数を選べる一括査定サイトでは、電話してくる不動産会社の数もコントロールできますが、仲介会社の数を選べない一括査定サイトではどれくらい電話がかかってくるかもわかりません。

5 複数社とやり取りするのは大変

家の所有者と打合せする不動産会社の営業マン

不動産一括査定サイトの中には、一度に査定依頼できる不動産会社の数が多いことを売り文句の一つにしているところもありますが、査定依頼する不動産会社の数が多ければ多いほど、やり取りする回数が増えますので時間と手間がかかります(一括査定サイトはその方が儲かりますが…)

まず、全ての不動産会社から電話がかかってきて状況や物件のことなどを聞かれます。また、訪問査定にしてもらう場合は、何社も家にきて見てもらうことになります。その後売却査定価格を教えてもらうだけでなく、不動産会社としては家の売却を任せてもらいたいので、営業されることになります。

これって想像してもらえばわかると思いますが、査定してもらうのが1社であってもそれなりに大変です。

複数社に査定してもうらうとなると、相当面倒なことになります。

売却査定価格は実際に売れる価格とは限りませんし、売却価格の相場などの情報は、2~3社くらいの話しを聞けば十分です。

6 個人情報が渡った不動産仲介会社からしつこい営業が続く可能性がある

営業電話をかける不動産会社の営業マン

一括査定サイトを利用すると、あなたの個人情報が複数の不動産仲介会社に流出します。

家を売る気がなくて査定額を知りたかっただけと言ったとしても、他の仲介会社で物件を売ることになったとしても、その後ダイレクトメールが届くようになったり、営業の電話がかかってくるようになる可能性が高いです。

不動産仲介業は競争の激しい業界ですので、こういった営業手法を取る会社が多いです。

もう営業の電話やダイレクトメールの送付をやめてくれ!と伝えればやらなくなりますが、複数の不動産会社にいちいち連絡するのも面倒です。

不動産一括査定のメリット

不動産一括査定には沢山のデメリットがあることをわかって頂けたと思いますが、どんなメリットがあるのか気になる人もいると思いますので解説します。

結論から申し上げると、不動産一括査定のメリットは【複数の不動産会社に査定依頼連絡をする手間がはぶける】ということくらいしかありません。

一括査定サイトには、色々なメリットが記載されていますが、はっきり言って一括査定独自のメリットとは言えないものばかりです。

インターネットから無料で依頼できる

⇒ 不動産の査定は一括査定を利用しなくても基本的に無料でやってくれます。また、いまどきどこの不動産仲介会社もホームページから査定依頼が可能です。

複数の不動産会社に査定価格を出してもらうことで相場がわかる

⇒ 自分で2~3社に査定依頼すればわかります。

手間がかからず楽ちん

⇒ 手間がかからないのは査定依頼の連絡をするときだけで、査定をしてもらうにあたって資料を渡したり物件を見てもらうなどの手間はかかります。むしろ査定をお願いする会社数が増えるとその分大変になります。

不動産会社が比較できて自分に合う会社がわかる

⇒ これも自分で2~3社に査定依頼すればわかります。サービスの違いについては不動産会社のホームページを見ればわかります。

不動産会社からいい条件を提示される可能性が高くなる

⇒ 自分で2~3社に査定依頼したときに、他の仲介会社とも話しをしていると言えば同じです。

不動産一括査定は、自分で2~3社に査定依頼した場合と比べると、デメリットが多い割にメリットはほとんどないということがわかって頂けると思います。

不動産一括査定を利用する上での、注意点

一括査定についてのデメリットを解説してきましたが、複数の不動産仲介会社にいっぺんに査定を依頼できるのは、いちいち個々の不動産仲介会社に連絡して物件情報などを伝える手間が省けるので、便利な部分もあります。

そこで、もし不動産一括査定サイトを利用するならこういった点に気を付けた方がいいと思う注意点をまとめましたので、利用する方は参考にして頂ければと思います。

< 不動産一括査定サイトを利用するときの注意点 >

1 査定してもらう不動産仲介会社をどこにするか自分で選べるサイトを利用する

2 聞いたこともないような仲介会社しか選べないサイトは利用しない

3 売る気がないならしつこい営業をされないために利用しないようにする

4 査定を依頼する不動産会社が増えるとやり取りが大変になる

5 売却査定価格をうのみにせず資料から本当に売れそうな金額か自分でも考える

6 一括査定では査定価格よりも、仲介会社のサービスや販売方法の違いを比べる

それぞれ詳しく解説します。

注意点1 査定してもらう不動産仲介会社を自分で選べるサイトを利用する

不動産の一括査定は、査定してもらう不動産仲介会社を選べるサイトと選べないサイトがあります。

一括査定の仕組みで解説しましたが、一括査定サイトを運営している会社は、査定したい人を紹介する会社が増えれば増えるほど収益が上がる仕組みになっています。

なので、査定してもらう不動産仲介会社を選べないサイトを利用すると、不必要な数の不動産仲介会社に勝手に査定を依頼されてしまう可能性があります

多数の会社に査定依頼をされると、不動産会社からの電話が沢山かかってくるだけでなく、個人情報もそれだけ洩れますので、しつこい営業が続く可能性があります。

そういったことを抜きにしても、売却を任せる不動産仲介会社選びは非常に重要なことなので、不動産会社を自分で選べないというのはおかしな話しです。

どこの不動産一括査定サイトとは言いませんが、査定してもらう不動産仲介会社を自分で選べない不動産一括査定サイトは利用しない方がいいでしょう。

注意点2 聞いたこともないような仲介会社しか選べないサイトは利用しない

自分で査定してもらう仲介会社を選べる一括査定サイトでも、いざ選ぶ段階になったときに、聞いたこともない、全然知らない不動産仲介会社ばかり並んでいるサイトも多く存在します。

一括査定サイト側は、当社が厳選した優良な不動産仲介会社です!というでしょうけど、実態は提携できた不動産仲介会社の中からエリアや物件種別などから対応可能な会社を並べている場合がほとんどです。

査定してもらう仲介会社を選ぶ際の会社説明でも、簡単な紹介とその会社のアピールくらいしか載っていないので、いい不動産仲介会社かどうか判断できない状態で選ばなければいけない状態なので、不親切と言わざるを得ません。

もちろんあまり有名ではないけど、いい不動産仲介会社というのも存在はするでしょう。しかし、有名なところや大手不動産仲介会社などの仲介実績があるのは、それなりに選ばれる理由があります。

有名どころの不動産仲介会社が全く選べないような一括査定サイトは、利用しない方がいいでしょう。

注意点3 売る気がないならしつこい営業をされないために利用しないようにする

不動産一括査定を利用すると、住所・氏名・連絡先などの個人情報が不動産仲介会社に流出するとともに、不動産を売却する可能性が高いお客さんとして、不動産仲介会社の顧客データベースに登録されます。

するとどうなるかというと、定期的に営業の電話がかかってきたり、ダイレクトメールが届くようになります。

家を売る気がないなら利用しないようにするのはもちろんのことですが、査定してもらう会社の数も不用意に多く選択すると、それだけ個人情報が洩れ、多くの不動産仲介会社からしつこい営業を受けることになりますので、注意しましょう。

注意点4 査定を依頼する不動産会社が増えるとやり取りが大変になる

一括査定サイトによっては、一度に沢山の不動産会社に査定を依頼できることをウリにしているところもありますが、査定を依頼する不動産会社が増えるとそれだけやり取りすることが増えて大変になるので、多くても3社くらいに絞って査定依頼することをオススメします。

実際には、3社に査定してもらうだけでもそれなりに大変だと思います。

また、査定してもらう会社を絞ることで、各社のサービスや販売方法の違いを調べるのも楽になりますので、媒介契約を結ぶ際は査定額よりもそういった部分で良さそうなところを選んだ方がいいです。

注意点5 査定価格をうのみにせず本当に売れそうな金額か自分でも考える

何度も言っていますが、売却査定価格というのはあくまで売れるであろう価格であって、その価格で売れることを保証するものではありません。

また、一括査定のデメリットでも解説しましたが、不動産仲介会社の中には自社に売却を任せてもらうために、うちなら高く売れると豪語し、実際には売れないような高めの査定価格を提示してくるところも存在します。

うちなら高く売れます!という会社があったとしても、話しをうのみにせず高く売れる理由が納得できるような内容かどうかよく考えましょう。

一番高い査定価格を提示してきた仲介会社の話しをうのみにすると、長期間売れず、結局他の不動産会社が提示した査定価格まで値下げして売却することになり、時間が無駄にかかったなんてことにもなりかねないので注意が必要です。

査定価格だけを見るのではなく、査定書に添付されている売却事例や、その他の査定根拠をよく読み、査定価格が妥当かどうかご自身で判断することが重要です。

特に他社より高すぎる金額・安すぎる金額を提示しているところには注意が必要です。

注意点6 査定価格よりも仲介会社のサービスや販売方法の違いを比べる

売却査定価格を知ることは、あくまで相場を知るのに役立つだけで、本当に重要なのは売却を任せる不動産仲介会社の、サービスや販売方法の違いを知ることです。

査定書をもらったら、査定価格の根拠を聞くだけでなく、必ず販売方法や売却するにあたりどういったサービスを提供しているのか確認して下さい。

販売方法とは、どのような不動産情報サイトに物件情報を掲載するのか?新聞折込チラシや、広告のポスティングは行っているのか?などです。

サービスとは、無償で建物や設備の点検・保証などがあります。

こういった部分の違いを調べて比較したうえで、最終的に売却を任せる不動産仲介会社を決めましょう。

不動産一括査定サイトを利用しないで、不動産を売却する方法

不動産一括査定のデメリットや注意点がわかったので、違う方法で家を売りたいけど、どうすればいいのかわからない…という方のために、どうやって売却するのがいいのかオススメの方法をご紹介します。

売却手順1 直接最大手の不動産仲介会社に連絡して査定してもらう

まずは、物件がある地域で最大手の不動産仲介会社に査定してもらいましょう

なぜ、最大手の不動産仲介会社に査定をお願いするかというと、以下のような理由があります。

1,歴史が長い会社が多く、信頼と実績がある

2,広告宣伝費の予算が豊富

3,付帯サービスが充実している傾向にある

4,購入希望者の情報を多く抱えている

5,営業マンのレベルが高い

6,銀行との結びつきが強い

それぞれ解説します。

1,歴史が長い会社が多く、信頼と実績がある

最大手の不動産仲介会社は、設立数年なんてことはなく、大抵古くから営業している老舗企業です。

競争が激しい不動産仲介業の世界で、古くから生き残って今も営業しているということは、沢山の実績があるだけでなく、それだけ信頼されている企業であるとも言えます。

特に不動産業は、多くの人にとって人生でも最も高額な取引に関わるので、下手なことをするとすぐに悪い評判が広まります。

また、不動産業は免許が必要で、営業活動に宅建業法などの様々な法規制があります。宅建業法に違反するようなことをすると、業務停止命令や免許取り消し処分を受けることもありますので、古くから続いているということは、きちっとルールを守って事業を行っているということでもあるのです。

ちなみに、行政処分を受けている業者かどうかは国土交通省のサイトで確認できます。

・二つ以上の都道府県で営業している不動産業者を調べる場合

国土交通省ネガティブ情報検索システム<宅地建物取引業者>国土交通大臣免許

・1つの都道府県でしか営業していない不動産業者の場合

国土交通省ネガティブ情報等検索システム<宅地建物取引業者>都道府県知事免許

2,広告宣伝費の予算が豊富

家を売却するときは、SUUMOなどの不動産情報サイトに物件情報を掲載したり、新聞折込広告やチラシをポスティングするなど、多くの広告費用がかかります。

現在主流なのは、不動産情報サイト経由での問い合わせですが、チラシを見て問い合わせをしてくる人も多く、どちらも販売活動には欠かせません。

この販売活動に関する広告費は馬鹿にならないもので、仲介会社によってはそれほど広告宣伝活動に力を入れないところもあるんです。

大手は広告宣伝費の予算が豊富なので、不動産情報サイトへの掲載や新聞折込広告、チラシをポスティングするなど幅広く宣伝してくれることが多く、掲載する不動産情報サイトの数も一つではなく複数に掲載してくれます。

広告宣伝を積極的にしてくれることで、より早く、より高く売れる可能性が高まります

3,付帯サービスが充実している傾向にある

大手不動産仲介会社は、不動産の売却活動に関する様々な付帯サービスを提供しています。

例えば、建物や設備の無償点検・売却してすぐに壊れても保証してくれるサービス、土地の測量サービス、ハウスクリーニングや、一時的にモノを預かってくれるサービスなどがあります。

これらのサービスは自分で専門業者に依頼すると、数万円から数十万円かかることもありますが、大手不動産仲介会社では無料で利用できることが多く、かなりお得なサービスです

こういったサービスがある会社とない会社を比較した場合、場合によっては売却にかかる諸費用が実質的に100万円以上異なることもあります。

4,購入希望者の情報を多く抱えている

大手不動産仲介会社は、物件の売却を任されることが多いため、売り物件の情報が多く集まります。

売り物件の情報が多く集まるところには、必然的に購入希望者が集まり問い合わせが入るので、家を探している人の情報も多く集まるのです。

購入希望者の情報を多く抱えていると、あなたの家の売却をお願いしたときに、すぐにその人達に物件情報を紹介するので、早く売れる可能性が高くなります

実際に、業界大手の会社に早期売却実績をウリにしている会社が多いのは、こういった理由が一つの要因としてあるからです。

5,営業マンのレベルが高い

不動産仲介会社に入社すると、宅建士やファイナンシャルプランナーなどの資格を取得するよう言われます。

大手不動産仲介会社では、営業のほとんどの人が宅建士の資格を保有していますが、中小零細の仲介会社などは保有している人の割合が低い傾向にあります。

宅建士の資格試験は、合格率が約20%くらいしかないそこそこ難しい試験ではありますが、まじめに勉強すれば誰でも合格できるレベルの資格ですので、宅建士の資格を保有していない営業マンはレベルが低いと言っても過言ではないでしょう。

大手では、目に見える資格以外にも、社員研修など教育体制がしっかりしているので、中小零細企業に比べて営業マンのレベルが高い傾向にあります。

ただし、中小零細にも大手不動産仲介会社から転職してきた人がいたりしますので、もちろん中には優秀な人もいます。

6,銀行との結びつきが強い

不動産は大抵の人が銀行からお金を借りて購入するので、不動産仲介会社と銀行も結びつきが強い関係となっております。

特に大手不動産仲介会社は、多くの不動産取引を仲介するため、銀行からすると住宅ローンの利用顧客を沢山紹介してくれるとてもありがたい存在なのです。

なので、いつもお客さんを紹介してくれる大手不動産仲介会社が、少し住宅ローンの審査に厳しいお客さんを紹介してきても、審査を通してくれる場合があります。(破産している人など、明らかに返済が難しいと思われる人は、誰がお願いしても無理です。)

住宅ローンの審査を通しやすいということは、不動産売りやすいということとイコールになります。


簡単にまとめると、大手不動産仲介会社は販売力があることにくえわえ、サービスも充実しているという特徴があります。

物件所在地の最大手不動産仲介会社から査定書を貰い、色々販売方法やサービスについて聞いてみた結果、売却価格にも納得でき、会社や担当者も信用できそう、サービスも充実していると思ったら、そのまま物件の売却を依頼して問題ないでしょう。

売却手順2 最大手に不信感をもったり担当者が合わなさそうなら他の会社に査定依頼する

もし、自分の家または売ろうとしている物件のあるエリアの最大手仲介会社に査定依頼をして、不信感を持ったり、この営業マン合わないな、信用できないな…と思ったら、他の会社にも査定依頼をしてみましょう。

この時査定依頼をする不動産会社は、最大手の不動産仲介会社と同じ規模のライバル会社でもいいし、地元に根付いている地域密着型の中小不動産会社あたりに依頼しましょう。

ただ、選び方の基準としては今までと同じで、しっかりとサービスや販売方法を確認して、良さそうなところを選びましょう。

業界最大手の不動産仲介会社

最大手がオススメな理由についてわかって頂けたかと思いますが、不動産仲介業界について詳しくない方もいらっしゃると思いますので、業界最大手の不動産仲介会社をご紹介致します。

業界No.1の不動産仲介会社は、【三井のリハウス】です!

以下のような特徴のある不動産仲介会社です。

・35年連続不動産売買仲介件数No.1の豊富な実績

・無償の設備・建物調査及び、引渡し後の一定期間は設備・建物の補修費用などを負担

・全国19都道府県に広がる店舗網

・業界最大手ならではの、豊富な広告予算

・営業担当者は、必ず宅地建物取引士

大手不動産仲介会社は、豊富な広告予算にくわえて多数の購入希望顧客情報を抱えておりますので、早期に売却できる可能性が高いです。

実際に三井のリハウスでは、約64%の物件売却案件が2ヶ月以内に成約に至っているとのことで、三井のリハウスの査定額の適正さ・スムーズな売却活動を物語っています。

また、中古住宅を売る場合、購入者が一番心配なのは買った後に異常が発見されたり、購入してすぐどこかが壊れてしまうことです。建物・設備の点検保証サービスがあることで、購入者にとっての一番の懸念事項がなくなるので、必須のサービスだと思います。

全国19の都道府県に店舗がありますので、都市部にお住まいの方であればどこでも対応してくれます。念のため、店舗のある都道府県を載せておきます。

首都圏 … 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県

関西  … 大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県

中部  … 愛知県・岐阜県・三重県

北部  … 北海道・宮城県

中国  … 広島県・岡山県

九州  … 福岡県・熊本県

まずは大手の1社に査定依頼して、市場動向や相場などの情報を教えてもらい、納得できない場合や、不信感を持ったら他の仲介会社にも査定してもらうのがいいと思います。

複数社とやり取りするのは、想像以上に大変で面倒です。

⇒ 三井のリハウスで無料査定依頼

まとめ

< 不動産一括査定の6つのデメリット >

1 選べる不動産会社が限られている

2 査定してくれる不動産仲介会社がいいところとは限らない

3 仲介会社が算出する査定額は売却できる価格とは限らない

4 査定依頼すると沢山電話がかかってくる

5 複数社とやり取りするのは大変

6 個人情報が渡った不動産仲介会社からしつこい営業が続く可能性がある

< 不動産一括査定サイトを利用するときの6つの注意点 >

1 査定してもらう不動産仲介会社をどこにするか自分で選べるサイトを利用する

2 聞いたこともないような仲介会社しか選べないサイトはやめる

3 売る気がないならしつこい営業をされないために利用しないようにする

4 査定を依頼する不動産会社が増えるとやり取りが大変になる

5 売却査定価格をうのみにせず資料から本当に売れそうな金額か自分でも考える

6 一括査定では査定価格よりも、仲介会社のサービスや販売方法の違いを比べる

不動産一括査定は、まとめて複数の不動産会社に査定を依頼する手間がはぶける以外、特にメリットはありません。自分で直接不動産仲介会社に査定依頼した場合と比べると、むしろデメリットの方が多いと私は思います。

家の売却を検討しているなら、お住まいの地域の最大手不動産仲介会社1社にまずは査定してもらい、不信感を持ったり、担当者が合わないと感じたら、他の不動産会社にも査定依頼する方法がいいと思います。

都市部にお住まいの方は、業界最大手の【三井のリハウス】がオススメです。


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