多くの方は、SUUMOなどの不動産ポータルサイトを見て自分達で物件を探していると思いますが、より効率的に探す方法や、他の人よりも早く情報を入手する方法なども紹介していきます。
家の探し方
家の探し方は、大きく分けて3つの方法があります。
・情報サイトを利用する方法
・仲介会社を利用する方法
・建売業者や不動産分譲会社から直接情報を入手する方法
それぞれの特徴、メリット・デメリットについて解説します。
情報サイトを利用する方法
ほとんどの人が、家を探すときに利用する方法です。
情報サイトを利用した、具体的な探し方は大きく分けて2つの方法があります。
1、自分で条件を入力して探す方法
2、条件に合った物件情報をメールで受け取る方法
忙しい方は、2の方法をおすすめします。
主な不動産情報サイト
不動産情報サイトはいくつかありますので、有名どころ3つの特徴をご説明します。
SUUMO
㈱リクルート住まいカンパニーが運営しているサイトで、1996年から運営されています。
物件掲載数トップクラスです。
不動産仲介会社からすると、物件掲載料が高いのですが、SUUMOから内見の依頼や問い合わせがくることが多いことと、掲載数トップクラスのサイトに物件情報を載せないと売主との信用にも関わるので、大手不動産会社は必ずと言っていいほど物件情報を載せています。
逆に小規模な地域密着型の不動産会社は、掲載料が高いので掲載してないこともあります。
at home
アットホーム㈱が運営しているサイトです。
売買物件に関しては、東京23区で見るとSUUMOやホームズより掲載数が多いです。(20年11月24日時点)
不動産会社からすると掲載料が安いので、大手だけでなく小規模な不動産会社も掲載していることが多いです。
LIFULL HOME‘S
㈱LIFULLが運営しているサイトで、1997年から運営されています。
売買物件掲載数は、東京23区で言うと、上記2つのサイトの1/3くらいになります。どちらかと言うと、賃貸に強い印象です。
ちなみに、上記3つ以外にも多数、不動産情報サイトはありますが、ほとんどのサイトが実は上記サイトと提携しており、上記サイトに載っている情報と同じものが載っています。
不動産情報サイトを利用するメリット
情報量が多い
物件の概要だけでなく、写真や近隣情報、最近では実際に内見しているかのような3D画像を見れる場合があります。
不動産会社からの面倒な連絡がない
不動産会社に探してもらう場合、営業の連絡がしつこくて面倒なことがあります。
仲介手数料がかからない物件がわかる
物件情報の取引態様が、【売主】になっている物件は、直接の取引になるので仲介手数料がかからず購入できます。
不動産情報サイトを利用するデメリット
情報が遅い
不動産会社に探してもらう場合、売物件情報がでてすぐに連絡を貰えますが、情報サイトは物件の写真を撮ってから掲載されるので、情報入手速度が遅いです。
時間がかかる
自分で探すことになるので、どうしても時間がかかります。忙しい方は、条件を登録して物件情報がメールで自動的にくるようにしておきましょう。
複数のサイトを見なければいけない
SUUMOには載っているけど、at homeには載っていないなどサイトごとに掲載されている物件が違うことがあるので、複数のサイトを見なければいけません。
どこの情報サイトを使うのがいいのか?物件種別ごとの掲載数などを調査した記事もありますので、そちらもご覧ください。
>>不動産情報サイトの使い勝手を徹底比較!物件種別ごとのおすすめサイトを調査しました
仲介会社を利用する方法
仲介会社を利用する方法は、仲介会社に欲しい物件の条件を伝えておき、売物件がでたら連絡してもらう方法です。
売物件情報は、大手仲介会社が持っていることが多いので、基本的には大手仲介会社にお願いするのがいいと思います。
>>不動産屋は大手、中小どこがいい?家を購入するときの不動産会社の選び方
具体的な仲介会社を利用した方法については、別の記事で解説していますので、そちらをご覧ください!
仲介会社を利用するメリット
情報が早い
情報サイトに物件情報が載る前に、情報を貰えることがあります。
ライバルが少ない
殆どの人は情報サイトを見て物件を探しているので、この方法はライバルが少ないです。
物件の詳しい情報が聞ける
売主と直接媒介契約をしている仲介会社の場合、売主からしか聞けないような情報が聞けます。
話しが早い
売主と直接媒介契約をしている仲介会社の場合、間に挟む関係者が少ないので、内見の日程の打合せや値引き交渉などのレスポンスが早くなります。
他の仲介会社を挟む場合、売主の考え方やいつなら内見可能かなど、いちいち聞かなければいけないので、反応が遅くなります。
仲介会社を利用するデメリット
営業がしつこい場合がある。
しつこく連絡してくる業者もいますので、条件に合う最新の情報だけくれるように話しておきましょう。
写真などの情報が少ない。
情報サイトに比べると、実際に内見しないと外観や室内の様子がわかりにくいです。
建売業者や不動産分譲会社から直接情報を入手する方法
建売業者や土地の分譲業者、マンションリノベーション業者などは、物件の売却を不動産仲介会社にお願いしていることもありますが、自分達で直接販売していることもあります。
これらの会社に、会員登録したり、どこどこの街で物件を売る場合連絡して欲しい!と伝えておくと、不動産情報サイトなどに物件情報が公開される前の、未公開物件情報を入手できることがあります。
また、売主の不動産会社から直接物件を購入する場合は、仲介手数料がかからないというメリットもあります。
未公開物件の探し方については、以下の記事で解説しています。
>>不動産の未公開物件は怪しいけど本当にある?未公開の理由と探し方を解説します!
【家の探し方】のカテゴリーでは、その他の色々な探し方も載せているので、是非ご覧ください!