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不動産屋は大手、中小どこがいい?家を購入するときの不動産会社の選び方

家を購入しようと思った時、新築マンションなど一部を除けば不動産仲介会社を通して購入することになります。

今や不動産情報サイトを見て、いい物件があったら連絡するという流れが当たり前になりました。不動産会社は、物件についてくるオマケのような存在で、どこでもいいなんて思っていませんか?

それは大間違いです!

不動産は高額で様々な法令が関係していますので、仲介会社には高度な知識と経験、コンプライアンス意識が必須であり、適当な会社だととんでもない目に遭いかねません。

基本的に、不動産情報サイトに載っている物件情報は、どこの不動産会社からでも購入可能です。(新築マンションや、一部不動産会社が直接売主となっている物件は無理なことがあります)

いい物件といい不動産会社がセットになった時、初めて安全安心な取引が可能になります。だから不動産屋選びは、物件選びと同じくらい重要なんです!!

でも不動産会社といっても、不動産屋は大手、中小たくさんありどこがいいのかわからない方も多いと思います。

そんな方のために、大手不動産会社と中小不動産会社それぞれのメリット・デメリット、不動産屋の選び方を解説します。

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  1. 不動産屋は大手、中小どこがいい?家を購入するときの不動産会社の選び方
  2. 大手不動産仲介会社を選ぶ9つのメリット
    1. 1、売り物件の情報を沢山、早く入手することができる
    2. 2、法令や物件調査のチェック体制がしっかりしている
    3. 3、新しい法令などへの対応が早くて確実
    4. 4、会社が倒産する可能性が低い
    5. 5、営業マンのレベルが平均的に高い
    6. 6、中小と比べてしつこくないことが多い
    7. 7、銀行の提携住宅ローンが利用できる
    8. 8、売主から直接売却を頼まれていることが多く、情報が正確で早い
    9. 9、付帯サービスがあったりする
  3. 大手不動産仲介会社を選ぶ6つのデメリット
    1. 1、担当者の当たり外れが激しい
    2. 2、親身になって対応してもらえない場合がある
    3. 3、担当者が異動する
    4. 4、ダイレクトメールがしつこい
    5. 5、休業日が多い
    6. 6、地域の情報に詳しくない場合がある
  4. 中小不動産仲介会社を選ぶの5つのメリット
    1. 1、親身になって対応してくれる
    2. 2、社長は仕事ができる人が多い
    3. 3、営業日が多い
    4. 4、担当者があまり異動しない
    5. 5、地域の情報に詳しい
  5. 中小不動産仲介会社を選ぶ6つのデメリット
    1. 1、ガツガツしてしつこい
    2. 2、営業マンのレベルが低いことが多い
    3. 3、新しい法令や法令変更への対応が不安
    4. 4、法令や物件調査のチェック体制が貧弱
    5. 5、提携住宅ローンが利用できない場合がある
    6. 6、物件の詳細な情報がわからないことが多い
  6. 大手と中小不動産会社の違いはわかったけど、実際に購入するにはどうしたらいい?
  7. 大手と中小のメリット・デメリットのまとめ

不動産屋は大手、中小どこがいい?家を購入するときの不動産会社の選び方

不動産屋には、三井のリハウスや住友不動産販売などの大手企業と、地域密着型の中小企業があり、中小企業の中には社長一人でやっているような会社もあります。

大手と中小では、どちらを選べばいいのでしょうか?それぞれのメリット・デメリットを説明します。

大手不動産仲介会社を選ぶ9つのメリット

まずは、大手不動産仲介会社を選ぶ9つのメリットから解説します。

メリットは以下になります。

1、売り物件の情報を沢山、早く入手することができる

2、法令や物件調査のチェック体制がしっかりしている

3、新しい法令などへの対応が早くて確実

4、会社が倒産する可能性が低い

5、営業マンのレベルが平均的に高い

6、中小と比べてしつこくないことが多い

7、銀行の提携住宅ローンが利用できる

8、売主から直接売却を頼まれていることが多く、情報が正確で早い

9、付帯サービスがあったりする

それぞれ詳しく解説します。

1、売り物件の情報を沢山、早く入手することができる

大手不動産仲介会社は、家を売りたいと思っている人から直接売却を頼まれることが多いです。

それに対して中小不動産仲介会社は、大手が売りに出している物件情報を、家を探している人に紹介することが多いです。

つまり情報の流れとしては、売主 ⇒ 大手不動産会社 ⇒ 中小不動産会社 ⇒ 購入希望者 という流れになりますので、大手の方が基本的に情報が早いです。

【中古マンションの探し方】誰よりも早く物件情報を手に入れる方法

その他、大手は店舗数が多いことにくわえ、広告宣伝費も多額使えることから、新築戸建てや売地、最近流行のリノベーションマンションなどを販売している不動産業者から、この物件を売るのを手伝ってください!と頼まれることも多く、そういった物件情報を集まりやすいです。

2、法令や物件調査のチェック体制がしっかりしている

担当者の営業マンだけでなく、支店長や法務部などがいるので、物件の問題点や関係する法令のダブルチェックが行われる。きちんとした法令チェックが行われないと、最悪の場合建替えできないような物件を購入させられる可能性もあります。

3、新しい法令などへの対応が早くて確実

不動産の取引には、様々な法令が関係してきます。それだけ関係する法令が多いと、法令が変更になったり新しく追加されることも珍しくありません。大手はそういったことに対応する専門部署があるので、情報を事前に確認して法令施行日には、確実に対応できるような体制になっています。

4、会社が倒産する可能性が低い

大手仲介会社は、大抵東証一部上場会社の子会社です。それもベンチャーなどではなく歴史ある企業が殆どなので、財務基盤が良好で倒産する可能性は極めて低いと思われます。

最近は殆どなくなりましたが、不動産売買の際に手付金を売主ではなく、仲介会社が預かっておくことがあります。倒産した場合、基本的には帰ってきません。また、購入後に仲介会社のミスで大きな損害を受けた場合、倒産されたら、全額回収するのは困難になります。

5、営業マンのレベルが平均的に高い

不動産仲介会社で働く場合、会社から必ず宅建の資格を取るように言われます。大手の場合、営業マンの90%以上は宅建を持っていると思います。宅建以外にも、FPの資格や住宅ローンアドバイザーなど色々な資格を取るように言われることが多いです。

また、入社時や入社後も社員研修を定期的に行っていることも多いので、総じて知識レベルが高い傾向にあります。

6、中小と比べてしつこくないことが多い

大手仲介会社は中小に比べて契約を獲得した際の、給料への影響度が低いです。特に契約を取れなくても最低限の給料とボーナスは出る給与形態なのです。

また、多額の広告宣伝をしているので、次から次へとお客様を獲得できるので、そこまで一人のお客さんにしつこくしなくても、チャンスがあります。

7、銀行の提携住宅ローンが利用できる

大手は住宅ローンを利用する際に、銀行の提携ローンを利用できることが多く、店頭表示金利より大幅に安い金利で住宅ローンを利用できる可能性があります。

8、売主から直接売却を頼まれていることが多く、情報が正確で早い

大手は多額の広告宣伝費と信用から、売主と媒介契約を結んでいることが多く売却案件を中心に扱っています。その場合、売主から様々な情報を入手しているので、情報量が多いし質問などの回答も早いです。売主側の仲介会社が異なる場合は、購入検討者⇒購入者側仲介会社⇒売主側仲介会社⇒売主という経路で連絡事項が伝達されるので、遅くなります。

9、付帯サービスがあったりする

大手の中には、建物や設備を購入前に検査して、購入後に不具合があっても一定限度額まで保証してくれるサービスを行っている会社があります。

大手不動産仲介会社を選ぶ6つのデメリット

つづいて、大手不動産仲介会社を選ぶ6つのデメリットを解説します。

デメリットは以下になります。

1、担当者の当たり外れが激しい

2、親身になって対応してもらえない場合がある

3、担当者が異動する

4、ダイレクトメールがしつこい

5、休業日が多い

6、地域の情報に詳しくない場合がある

それぞれ詳しく解説します。

1、担当者の当たり外れが激しい

大手には、沢山の営業マンがいますので、教育を受けているとは言え知識や経験、仕事ができるかどうかにムラがあります。若手も多いでの、明らかに知識不足な営業マンが担当者になる可能性もあります。若手が担当者の場合、しっかり上司がサポートしているかが重要です。ほったらかしのような状態なら、トラブルを起こす危険性が高いので注意しましょう。

3,40代のベテランに見える営業マンだと安心しがちですが、ベテランそうに見えるだけで安心していいとは限りません。大手で仕事ができる人はある程度の年齢になると支店長になるのが普通なので、年齢もある程度いっているのに営業マンのままの人は、仕事ができない可能性があります。

また、この業界は中途採用も多いので、30代前半くらいでもそれほど経験がない可能性もあります。

2、親身になって対応してもらえない場合がある

大手にとってあなたは、数あるお客さんの中の一人に過ぎません。あなたが家を買ってくれなくても別のお客さんがまた現れます。

特に住宅ローンの審査が厳しそうな人や、購入希望条件が厳しい人などは、担当者によりますが、親身になって対応してもらえない可能性があります。

3、担当者が異動する

大手は多数店舗展開しているので、数年置きに別の店舗へ異動します。購入してしばらくしてから相談などがあっても、近くの店舗に担当者がいない可能性があります。別の店舗に異動してても担当してもらえる場合もありますが、半強制的に担当者変更されることもあります。

4、ダイレクトメールがしつこい

大手はしつこく電話してくることはあまりないのですが、多額の広告宣伝費を使っていますので、一度住所を教えるとずっとダイレクトメールを送ってきます。迷惑ならもう送らないように伝えましょう。

5、休業日が多い

大手は毎週火曜と水曜が定休日になっていることが多いです。それに加えてお盆や年末年始など普通の会社と同様にお休みになることも多いので、連絡がとりづらかったり対応が遅くなることがあります。

6、地域の情報に詳しくない場合がある

大手は異動があるので、赴任したばかりの営業マンは地域の情報にあまり詳しくない場合があります。いつから今の店舗で働いているのかなど、聞いてみましょう。

中小不動産仲介会社を選ぶの5つのメリット

大手不動産仲介会社のメリット・デメリットがわかったところで、つづいて中小不動産仲介会社のメリットを解説します。

中小不動産仲介会社を選ぶメリットは、以下になります。

1、親身になって対応してくれる

2、社長は仕事ができる人が多い

3、営業日が多い

4、担当者がずっといる

5、地域の情報に詳しい

それぞれ詳しく解説します。

1、親身になって対応してくれる

中小の不動産会社は、そもそもお客さんが少ないので、一人ひとりのお客さんに時間や手間をかけることができます。別の言い方をすると、やっと手に入れた契約のチャンスを逃すものかと、全力で対応します。なので、大手に比べて対応が早かったり、内見や来店の際には自宅まで車で迎えに来てくれることも多いです。住宅ローンも何としてでも審査に通そうと、努力してくれます。

2、社長は仕事ができる人が多い

中小不動産屋の社長は、もともと大手仲介会社で優秀な成績を収めていて、その後独立した人が多いので、すごく知識が豊富で仕事ができる場合があります。このような社長が直接担当してくれた場合は、下手な大手の担当者より安全安心な取引ができる可能性が高いです。

(代々不動産屋をやっているなど、優秀でもなんでもない社長もいますので、創業した経緯などを聞くのがいいと思います。)

3、営業日が多い

中小は週一休みや、連休中にも営業している会社が多いです。なので、連絡も取りやすいですし対応が早かったりします。

4、担当者があまり異動しない

中小は1店舗または、割と近い場所に複数店舗があるのが普通なので、担当者が退職しなければずっと近くの店舗にいます。また、お客さんの扱いが店舗ごとではなく、完全に担当者となっている場合が殆どなので、担当者が変わるようなこともありません。

5、地域の情報に詳しい

大手は異動があるので、営業マンが初めて赴任する地域では、相場観やどこに何があるのか、地域の傾向などがわかりません。当然わかりませんなどと言えないので、適当なことを言うことがあります。それに対して中小は、ずっと同じ場所で営業しているので、地域の情報に非常に詳しいです。物件の情報だけでなく、安い店や美味しい店など、実際に住んでから役立つような情報も持っていたりします。

中小不動産仲介会社を選ぶ6つのデメリット

つづいて、中小不動産仲介会社を選ぶ6つのデメリットを解説します。

1、ガツガツしてしつこい

2、営業マンのレベルが低いことが多い

3、新しい法令や法令変更への対応が不安

4、法令や物件調査のチェック体制が貧弱

5、提携住宅ローンが利用できない場合がある

6、物件の詳細な情報がわからないことが多い

それぞれ詳しく解説します。

1、ガツガツしてしつこい

中小は大手に比べると、契約のチャンスが少ないので、確実にものにしようとしつこい場合が多いです。また、給料に対する歩合の率が高いのも原因の一つです。

一度個人情報を教えると、電話を頻繁に掛けてきて、毎週のように物件を見に連れて行こうとします。安易に個人情報を教えない方がいいです。

2、営業マンのレベルが低いことが多い

中小の不動産屋にいる営業マンは、新卒から仲介の仕事をしている人は少なく、中途採用で別の業界から転職してきた人が多いです。また、宅建などの資格を持っている割合も少ないですし、社内でしっかりとした研修など社員教育制度がない場合が多いでの、大手に比べると営業マンのレベルが低いことが多いです。(※中には優秀な人もいます)

3、新しい法令や法令変更への対応が不安

不動産に関する法律は様々な種類があり、毎年のように何かしらの法改正があったりします。大手と違って法律やコンプライアンスに関して専門部署などがないことが多いため、新しい法令などについての情報収集体制や、対応などに関しては大手に比べて不安な会社が多いです。

ちなみに行政処分を受ける不動産屋は、もともとの数の比率も関係していますが、9割以上が中小不動産会社となっています。

4、法令や物件調査のチェック体制が貧弱

中小は、良くも悪くも社長次第のところがありますので、社長に法令などのしっかりした知識がない場合、チェックが働かない可能性があります。社長一人でやっているような会社はその典型です。

また、ガツガツしているような会社は、法令などの調査より売上が第一のような悪質な会社もあるので、注意が必要です。

5、提携住宅ローンが利用できない場合がある

あまり小さい不動産屋だと、提携ローンなどがない場合があります。

6、物件の詳細な情報がわからないことが多い

中小は大手に比べると、売主から直接物件の売却を頼まれていることが少なく、基本的に買主を見つけてくるのが仕事です。売主と直接契約をしていない仲介会社は、どうしても物件の詳細な情報が少なくなってしまいます。

物件について細かく質問しても、わかりません、聞いてみますなどと言われることが多かったり、最悪の営業マンの場合、嘘をついたり適当にはぐらかされることもあります。(大手・中小に関わらず、売主から直接売却を頼まれていない会社の場合は、このようなことが起こりえます。)

大手と中小不動産会社の違いはわかったけど、実際に購入するにはどうしたらいい?

いまどき家を購入しようと思っている人は、まず不動産情報が載っているポータルサイトを見て、物件を探すことから始めると思います。

しかし、不動産情報サイトに載っているような物件は、どこの不動産仲介会社経由でも基本的に購入することが可能です。

なので、まずは不動産仲介会社選びから始めましょう。不動産情報サイトに載っている物件にそのまま問い合わせすると、不動産仲介会社を選ぶことはできません。

大手がいいのか、中小がいいのか今回の記事の内容から自分に合った方を選んだうえで、家の近くにある不動産会社や有名な不動産会社などのホームページを見て、細かいサービスの違いや会社独自のウリを調査して、最終的に安心して取引できそうな不動産会社を選ぶのがいいと思います。

大手と中小のメリット・デメリットのまとめ

大手と中小のメリット・デメリットをまとめると、以下のようになります。

大手不動産仲介会社と中小不動産仲介会社のメリット・デメリット比較表

・大手不動産仲介会社

大手は中小に比べて、コンプライアンス体制がしっかりしているのに加え、社員教育もしっかりしているので、営業マンのレベルが平均して高い傾向にあります。

しかし、若い営業マンなども多く、そういった営業マンは知識や経験が少ないので、担当になった場合は上司がしっかりサポートしているのか確認しましょう。不安なら担当者変更してもらうのも手です。

それ以外は、特に致命的なデメリットはないので、大手を利用するのが無難と言えると思います。

・中小不動産仲介会社

中小は大手に比べると、コンプライアンス体制が弱く、社員教育体制もしっかりしている会社は少ないので、営業マンのレベルも大手に比べると劣る傾向にあります。

行政処分を受けながらも営業している悪質な会社もありますので、そのようなことがないか調べておきましょう。以下のリンク先で調べることができます。

二つ以上の都道府県で営業している不動産業者を調べる場合

国土交通省ネガティブ情報検索サイト

中小はよく言えば親身になって対応してくれますが、悪く言えばしつこい営業をしてきます。

もともと大手でいい成績を残した人が、独立して社長をやっていることも多く、社長が担当者として対応してくれる場合は、下手な大手の営業マンより安全安心な取引ができる可能性が高いです。

中小仲介会社で選ぶ場合は、そういう会社にしましょう。

大手の中堅以上の営業マンか、中小のもともと大手で優秀な営業マンだったに担当してもらうのがベストだと思います!

当サイトでは、家を購入するときに役立つ様々な情報を提供しております。以下にオススメ記事のリンクを載せておきますので、是非ご覧ください!

>>家の選び方の優先順位は?災害に強い安全な場所にある、資産価値の高い家を買おう!

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