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不動産の仕入れで融資を受けられるノンバンク一覧

分譲地

不動産買取業者にとって、いい物件情報を仕入れることも重要ですが、物件を実際に仕入れるためには上手く融資を受けることも重要です。

そこで今回は、不動産の仕入れで融資が受けられるノンバンクをご紹介致します。

銀行で融資を受けられなかった…、早く融資を受けられるところが知りたい!、物件を仕入れるのに使い勝手のいい金融機関が知りたい

そんな不動産業者様に役立つ情報となっております。

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不動産の仕入れに対して積極的に融資をしているノンバンク一覧

以下のノンバンクは、不動産買取業者が物件を仕入れるときに積極的に融資しています。

・セゾンファンデックス

・AGビジネスサポート

・三井住友トラスト・ローン&ファイナンス

・新生インベストメント&ファイナンス

・ダイヤモンドアセットファイナンス

それぞれご紹介します。

セゾンファンデックス

セゾンファンデックスのロゴマーク

セゾンファンデックスは、クレジットカード大手クレディセゾンのグループ会社で、不動産担保融資を行っている会社です。

セゾンファンデックスは直接融資しているだけでなく、多くの銀行の不動産担保融資に対して保証も行っており、実は不動産担保融資業界ではすごい実績があります。

不動産業者向けの仕入れ資金に対しては、3つのサービスを行っています。

一般的なプロジェクト融資だけでなく、建物建設資金を立て替え払いしてくれるサービスや、土地の取得から建物の建築までもセゾンファンデックスが代行するプロジェクト代行というサービスまであります。

プロジェクト融資に関しては、仕入れ資金だけでなく、解体費やリフォーム費用、造成費などについても融資を行っています。

また、競売物件を仕入れる際にも利用可能です。

審査機関は一週間程度。

金利については、プロジェクト融資で3.10%~6.60%となっております。

そして何より使い勝手のいいポイントは、対応エリアが全国であることです。なので都市部の不動産業者はもちろん、地方で営業されている不動産業者の方でも利用できます。

また、設立して間もない会社や赤字決算の会社に対しても対応しておりますので、融資を受けられる可能性があります。

銀行や他のノンバンクで融資を断られてしまったという場合は、是非セゾンファンデックスに相談してみることをおすすめします。

公式ホームページはコチラ ⇒ セゾンファンデックス

AGビジネスサポート

AGビジネスサポートのロゴマーク

AGビジネスサポートは、消費者金融大手アイフルのグループ会社で、事業者向けに不動産担保融資やカードローンなどのサービスを提供している会社です。

以前はアイフルビジネスファイナンスという社名でしたが、2023年2月より現社名になりました。

AGビジネスサポートは、以下の3点が特徴です。

・審査が早い

→ 簡易審査は最短1日、融資まで最短3日

・対応エリアが全国

・赤字決算や債務超過、銀行融資リスケ中でも検討可能

金利についても、2.49%~6.99%となっており高いということもないため、小規模な開発業者の中には使い勝手のいいAGビジネスサポートをメインに利用して、ミニ開発を高速で回しているところもあります。

物件を仕入れる際は、とにかくスピードが重要な場面が多々あると思いますが、AGビジネスサポートはとにかく審査が早いので資金調達をお急ぎの方には特におすすめです。

公式ホームページはコチラ ⇒ 【 AGビジネスサポート

三井住友トラスト・ローン&ファイナンス

三井住友トラスト・ローン&ファイナンスのロゴマーク

三井住友トラスト・ローン&ファイナンスは、三井住友信託銀行のグループ会社で住宅ローンや投資用不動産向けのローン、不動産業者向けに融資などを行っています。

不動産業者向けには、在庫物件を担保に仕入れ資金や運転資金を融資する不動産事業ローン、建売業者向けの戸建事業ローン、短期の不動産転売事業向けに短期事業ローンを行っている他、民泊事業向けのローンもあります。

特徴としてはノンバンクとは言え、信託銀行のグループ会社なので、他のノンバンクに比べて比較的金利が低いです。

不動産事業ローンと戸建事業ローンでは3.9~7.4%、転売などに使える短期事業ローンでは2.9%です(金利の他、融資金額の2.2%手数料がかかります)。

それでいて銀行に比べると審査は比較的緩く、設立間もない会社や赤字など決算内容が悪い会社でも融資を受けられる可能性があります。

また、審査機関も銀行に比べると短く、最短で一週間程度で融資を受けられる場合があります。

対象エリアは一都三県や大阪、名古屋、仙台、広島、福岡周辺の大都市圏が主ですので、地方の不動産業者には向いていません。

公式ホームページはコチラ ⇒ 三井住友トラスト・ローン&ファイナンス

新生インベストメント&ファイナンス

新生インベストメント&ファイナンスのロゴマーク

新生インベストメント&ファイナンスは、SBI新生銀行グループの不動産担保ローン会社で、不動産向けの融資を行っています。

不動産業者向けには、建売分譲用地やリノベマンションの仕入れ、投資用マンションの再販、リフォーム資金などに使える不動産事業者向け仕入資金(不動産商品ローン)

不動産M&Aや築古物件の仕入れ、転売先が決まっている物件のブリッジファイナンスなど幅広いニーズに対応しているオーダーメイド不動産ファイナンス

投資用マンション開発に使える投資用マンション開発ローン(SAIF)などを行っています。

その他、海外資本の法人や外国人の方に対しても、積極的に不動産融資を行っています。

比較的小規模な不動産業者だけでなく、規模の大きい不動産業者にも使い勝手のいいサービス構成となっており、三井住友トラスト・L&F同様に銀行系のノンバンクなので、比較的金利が低いのも特徴の一つです。

金利は以下の通りです。

・不動産事業者向け仕入資金(不動産商品ローン) 2.80%~6.80%

・オーダーメイド不動産ファイナンス 3.00%~8.00%

・投資用マンション開発ローン(SAIF) 2.80%~4.00%

唯一使い勝手が悪い点としては、基本的に対応エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城南部のうち、東京都心並びに近郊地域となっております。

ただし名古屋、京阪神、福岡なども可能な場合があるようです。

審査機関は、最短で一週間程度です。

一都三県で事業を行っている不動産業者には、おすすめのノンバンクです。

公式ホームページはコチラ ⇒ 新生インベストメント&ファイナンス

ダイヤモンドアセットファイナンス

ダイヤモンドアセットファイナンスのロゴマーク

ダイアモンドアセットファイナンスは、東京都千代田区丸の内に本社があるノンバンクで、東京本社の他に横浜と大阪に営業所があります。

以前は三菱HCキャピタルの子会社だったことから、ダイアモンドと社名に入っていますが、現在は新生インベストメント&ファイナンスと同じ、SBI新生銀行のグループ会社になりました。

不動産会社が手がけるワンルームマンション開発や戸建住宅の建設、大規模造成などのレジデンス系不動産プロジェクトなどの土地取得、建物仕入資金などの融資を行っています。

また、プロジェクト内容によっては物件取得資金の他、土地造成費用、建物建築費、古家解体費用についても融資受けることができます。

審査期間は最速で一週間程度です。

公式ホームページはコチラ ⇒ ダイヤモンドアセットファイナンス

不動産の仕入れで融資を受ける時、ノンバンクを使うメリット・デメリット

【融資】と聞くと、銀行で融資を受けるのが当たり前のように思っている方も多いですが、ノンバンクにはノンバンクなりのメリット・デメリットがありますのでご紹介します。

ノンバンクで融資を受けるメリット

不動産の仕入れで融資を受ける時、ノンバンクを使うメリットには以下のようなものがあります。

・審査~融資までが早い

・融資を受けられる物件の範囲が広い

・赤字や債務超過など財務内容が悪い会社でも融資を受けやすい(審査が緩い)

・融資を受けられる金額が大きい

それぞれ解説します。

審査~融資までが早い

ノンバンクは銀行に比べて圧倒的に審査期間が短く、早いところだと簡易審査の回答が1日、実際に融資までも3日というところもあります。

特段早くないところでも大体1週間程度で審査結果はでます。

それに対して、銀行は物件の調査や社内の稟議などにどうしても時間がかかるため、数週間~下手すると一か月程度審査に時間がかかる場合があります。

不動産の仕入れでは、スピードが重要な場面が多々ありますので、悠長に数週間も審査結果を待っていられないこともありますので、状況によってはノンバンクを上手く使うことをおすすめします。

融資を受けられる物件の範囲が広い

借地や底地、築古物件や旧耐震、権利関係が複雑な物件などを仕入れる時、銀行では融資が受けづらい場合があります。

それに対してノンバンクでは、こういった銀行が積極的に融資しない物件に対しても融資を行っています。

物件種別などを理由に銀行から融資を断られた場合は、是非ノンバンクに相談してみることをおすすめします。

赤字や債務超過など財務内容が悪い会社でも融資を受けやすい(審査が緩い)

銀行は融資をする会社と担保にする不動産(仕入れ物件)の両方をしっかりと審査するのに対して、ノンバンクはどちらかと言うと担保にする不動産の価値を重視して融資を行いますので、財務内容が悪くて銀行で融資を受けられなかった会社でも、ノンバンクなら融資を受けられる可能性があります。

また、設立間もない実績の乏しい会社なども同様です。

設立当初や財務内容が厳しい間はノンバンクを上手く利用して事業を行い、実績を重ねたり財務内容がよくなってきたら徐々に銀行からの資金調達にシフトするのがおすすめです。

融資を受けられる金額が大きい

銀行は物件の評価や掛け目が厳しく、融資額が伸びずに自己資金が必要になることもあります。

それに対してノンバンクは、銀行に比べるとそういった部分の基準が緩いため、銀行より多くのお金を借りられることが多いです。

銀行から融資を受けて、足りない部分をノンバンクから借りたり、場合によっては全てノンバンクから借りるなど、時と場面にによってうまく使い分けましょう。

ノンバンクで融資を受けるデメリット

不動産の仕入れで融資を受ける時、ノンバンクを使うデメリットには以下のようなものがあります。

・金利や手数料が高い

・銀行や取引先からの印象が悪い

それぞれ解説します。

金利や手数料が高い

銀行から融資を受ける場合は、銀行にもよりますが金利は1.0~2.0%程度、低いと1%を切るレベルで借り入れできる場合もありますが、ノンバンクから資金を借りる場合は低くても2%半ば、高いと7~8%程度になってしまいます。

プロジェクト融資や短期の転売目的で借りる場合は、借入期間が短いのでそこまで影響は大きくないですが、やはりコストは低いに越したことはないので、銀行から低い金利で融資を受けられるならそちらを利用した方がいいでしょう。

銀行や取引先からの印象が悪い

不動産を担保にした融資では、基本的に物件に抵当権を設定しますので、謄本を見ればどこからお金を借りているのか外部の人にもわかってしまいます。

抵当権の債権者名が○○銀行といった名前であれば何も問題ありませんが、ノンバンクの名前が載っていると銀行で借りることができないのかな?財務内容が悪いのかな?などと思われる可能性があり、あまり印象が良くありません。

まとめ

不動産買取業者が物件を仕入れるときに積極的に融資しているノンバンクは、以下の5社です。

・セゾンファンデックス

・AGビジネスサポート

・三井住友トラスト・ローン&ファイナンス

・新生インベストメント&ファイナンス

・ダイヤモンドアセットファイナンス

一都三県の不動産を仕入れている方には、金利の低い新生インベストメント&ファイナンスがおすすめです。

使い勝手の良さでは セゾンファンデックス AGビジネスサポート がおすすめです。両社とも全国対応で審査スピードも速いです。

融資をお急ぎの場合や、確実に審査に通りたい場合は一社だけに相談せず、同時に複数社に審査の申し込みをしましょう。もし複数社の審査が通った場合は、その中から一番条件のいいところから融資をうけるのがおすすめの方法です。

今回は不動産を仕入れる際に使えるノンバンクをご紹介しましたが、そもそもノンバンクって何?という方には、以下の記事で解説していますので、興味のある方是非ご覧ください。

ノンバンクとは?意味や種類、利用するメリット・デメリットをわかりやすく解説します!

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