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不動産業界の給料が高いのはなぜ?高い理由を解説します!

不動産業界への就職・転職を考えているけど、不動産業界の給料が高い理由を知りたい!

給料が高くても、どうせ仕事がキツイなら嫌だ。

そんな方のために、不動産業界の給料が高い理由を解説します。

結論から言うと、不動産業界の給料が高いのには以下のような理由があります。

・超高額なものを扱うため取引1件当たりの売上・利益が大きい

・売上や利益を増やすのに従業員を増やす必要性が低い

・仲介や販売の仕事では、歩合給の割合が大きい

ただし不動産業界全ての仕事が給料が高い訳ではなく、職種によります。

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不動産業界の給料が高い理由

不動産業界に限らずですが、基本的に給料が高い仕事は、従業員一人当たりの売上や利益に上限がないか、あっても非常に高いという特徴があります

これは不動産業の他、金融業・保険業・電力会社やガス会社などが該当します。

それに対して、給料の低い業界や仕事というのは、従業員一人当たりの売上や利益に上限があるのが特徴です。

例えば、トラックドライバーやタクシードライバー、美容師、介護士などがあげられます。

不動産業は以下のような理由から、従業員一人当たりの売上や利益が高い傾向にあったり、給料に還元されやすい報酬体系になっていることが多いので、給料が比較的高いのです。

・超高額なものを扱うため取引1件当たりの売上・利益が大きい

・売上や利益を増やすのに従業員を増やす必要性が低い

・仲介や販売の仕事では、歩合給の割合が大きい

それぞれ解説します。

超高額なものを扱うため取引1件当たりの売上・利益が大きい

不動産は住宅として利用される一戸建てやマンションでも数千万円~数億円しますし、一棟物のマンションやビルなどでは、数億円~規模の大きなものでは1千億円くらいするものもあります。

こういった物件の仲介をする場合、手数料が物件価格の3~6%程度受け取れるため、一回の取引で住宅でも数百万円から一千万円、物凄く規模の大きな不動産の場合手数料だけで数億円受け取れることになります。

また、土地を仕入れて建物を建てて販売する開発業でも、数千万円の一戸建てやマンションを沢山販売するので売上や利益も大きなものになります。

このように不動産という超高額のものを扱う仕事のため、一度の取引で大きな売上や利益を得ることができるので、おのずと給料も高くなります。

売上や利益を増やすのに従業員を増やす必要性が低い

不動産を販売する場合、数千万円の物件を売るのも、数億円の物件を売るのもそれほど手間は変わらず必要な従業員の数も同じです。

また、家を10件販売するからといって従業員が10人必要になるわけではありません。

その他、不動産を貸す賃貸業や管理業などでも、一人で複数の物件の管理運営を行えます。

つまり不動産業では、売上や利益を延ばすのにそれほど従業員を増やす必要性が低く、従業員一人当たりの売上・利益が大きい傾向にあるので、給料も高くなるのです。

仲介や販売の仕事では、歩合給の割合が大きい

不動産業界の仕事の中でも仲介や仕入れ、販売などの仕事では歩合給の割合が高い傾向にあり、成績が良ければ良いほど給料が高くなります。

特に中小企業では歩合給の割合が高い傾向にあり、あまり学歴や年齢に関わらず、成績が良ければ年収一千万以上も夢ではありません。

このように不動産業界には、売上や利益が給料に還元されやすい報酬体系になっている仕事が比較的多くあるので、成績がいい人や仕入れや営業力のある会社では給料が高い傾向にあります。

不動産業界の中でも給料が高い仕事・給料が低い仕事

不動産業界は比較的給料が高いとは言え、不動産業界で働けばどんな会社・仕事でも給料が高い訳ではありません。

高給な仕事もあれば安月給な仕事もありますので、どんな仕事が給料が高い・安いのか解説します。

まず不動産業界は大きく分けると以下の業態があります。

・不動産仲介業(売買・賃貸)

・不動産開発業(分譲地や新築一戸建ての建売、分譲マンション・投資用マンション販売)

・不動産賃貸業(賃貸マンション、オフィスビル、商業施設の賃貸)

・不動産管理業(他人が所有している物件や分譲マンションの管理)

・ハウスメーカー(注文住宅の建設)

不動産業と言っても色々な業態があるのです。

各仕事内容については、以下の記事で詳しく解説しています。

不動産業界に新卒で就職・転職したいなら知っておきたい、仕事の種類と選び方

不動産業界の中でも給料が高い仕事

不動産業界の中で比較的給料が高いのは以下の仕事になります。

・不動産売買仲介営業(都市部の高額物件や投資用不動産の仲介)

・不動産賃貸仲介営業(都心部の高級物件や店舗などの仲介)

・不動産開発業の仕入れ営業

・建売住宅や投資用マンションの販売営業

・ハウスメーカーの営業

・大手不動産開発・賃貸業

まず営業系の仕事は歩合給の割合が高く、成績が良ければという条件付きですが給料が高い傾向にあります。

仲介営業の場合は、1件当たりの取引額が大きい物件が扱えて、数がこなせる都市部の会社や店舗で働く方が有利です。

開発用地の仕入れ営業や建売住宅の販売については、大手の会社の方が仕入れる力も良い物件を販売できることも多いため有利になります。

ハウスメーカーの営業についても、ローコストをウリにしている会社より、ブランド力があって高くても売れる会社の方が有利でしょう。

その他、最大手クラスの不動産開発・賃貸業者(三井不動産や三菱地所、住友不動産など)は、営業などに関わらず全社員の給料が高い傾向にあります。

高学歴な方は大手の不動産開発・賃貸業の会社を狙うのがいいと思います。

不動産業界の中でも給料が低い仕事

逆に不動産業界の中でも給料が低い仕事は、以下のような仕事があげられます。

・地方など不動産価格が低い地域での売買仲介営業

・家賃が低い物件を扱う賃貸仲介営業

・不動産管理

・事務など裏方の仕事

仲介業などの手数料をもらうビジネスは、扱う不動産の価格が低かったり家賃が低いとおのずと貰う得る手数料も低くなってしまいますので、都市部より地方は不利になります。

それと不動産管理の仕事は、会社としては売上や利益が安定する業態なのですが、仲介や開発などに比べると大きく儲かる仕事ではないので、給料は他の業態に比べると低い傾向にあります。

ただし、営業系の仕事に比べるとノルマなどはないことが多く、比較的仕事内容は楽だと言われています。

その他、営業以外の事務系の仕事は、歩合給などもないですしお金を直接稼ぐ仕事ではないので、給料が安い傾向にあります。

まとめ

不動産業界の給料が高いのには以下のような理由があります。

・超高額なものを扱うため取引1件当たりの売上・利益が大きい

・売上や利益を増やすのに従業員を増やす必要性が低い

・仲介や販売の仕事では、歩合給の割合が大きい

また、不動産業界の中でも特に給料が高い傾向にある仕事や会社は以下になります。

・不動産売買仲介営業(都市部の高額物件や投資用不動産の仲介)

・不動産賃貸仲介営業(都心部の高級物件や店舗などの仲介)

・不動産開発業の仕入れ営業

・建売住宅や投資用マンションの販売営業

・ハウスメーカーの営業

・大手不動産開発・賃貸業

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