
未経験だけど不動産業界に転職したい!という方には、大手の総合求人サイトより、不動産業専門の転職エージェント型求人サイトがおすすめです。
大手から中小企業まで、不動産業界の求人情報が多く集まるので、未経験の方でも採用してもらいやすいからです。
また、不動産業界専門転職エージェント型求人サイトは、転職の仕方だけでなく業界についても詳しいキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれるので、未経験で不動産業界に詳しくない方でも安心して転職活動に取り組めます。
本記事では、これから未経験から不動産業界へ転職活動を行う方向けに、不動産業界で転職経験のある私がおすすめの不動産業界専門の転職エージェント型求人サイトを3つご紹介します。
転職を検討している方や不動産業界に興味がある方はぜひ参考にしてください。
未経験で不動産業に転職したい方におすすめの転職エージェント型求人サイト
当サイトがおすすめする転職サービスはこちらの3つです。
⇒ 東証プライム上場企業 ケイアイスター不動産のグループ会社。不動産業界への強いパイプと豊富な知識・ノウハウをもつ。
⇒ 不動産業界の大手からベンチャーまで、求人情報は3,000件以上。職種やこだわり条件など、希望に合った仕事を探しやすい。
⇒ 非公開求人情報を含む2,000件以上の豊富な求人情報。
どの求人サイトも、不動産業界専門の転職エージェント型求人サイトで、未経験の方でも応募可能な求人情報を多数取り扱っています。
それぞれ詳しく解説します。
KSキャリア

KSキャリアのおすすめポイント
・安心の上場不動産会社が運営している求人サイト
・業界ネットワークを生かし、全国で幅広く4,500件以上の求人情報を取り揃え
・業界未経験の方や宅建の資格のない方でも幅広く転職支援
・不動産業界に詳しいキャリアアドバイザーが、仕事の提案から書類選考、面接などをサポート
・入社半年後の定着率 92%
・完全無料
KSキャリアは、東証プライム上場企業ケイアイスター不動産のグループ会社です。
不動産業界は、物件の仕入れから販売、賃貸など流通の過程で幅広い会社が協力しながら仕事をしている業界で、ネットワークが形成されています。
KSキャリアは、上場しているグループ会社のネットワークを活用して、全国4,500件以上の幅広い求人情報を取り扱っています。
また、不動産会社で業務経験があり、豊富な知識・ノウハウを持っているキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれるので、未経験で不安な方でも大丈夫です。
学歴不問・業界未経験や宅建資格のない方でも、幅広く転職支援しています。
KSキャリア利用者の統計情報
KSキャリア利用者の統計情報は、以下の通りです。
【男女比】 男性約60% 女性40%
【年齢層】 20代 約50% 30代 約17% 40代 約13% その他 約20%
【不動産業界未経験者割合】 約60%

20代の若い人の利用が50%で、業界未経験者割合が60%もあることから、業界未経験者の若い人の転職にとても強い転職サービスであることがわかります。
また、サービス利用者の4割が女性とのことで、男性だけでなく女性の転職支援実績も豊富です。
もちろん業界未経験者だけでなく、経験者や宅建士資格をお持ちの方の求人情報・転職支援実績も豊富に取り扱っていますので、経験者の方が転職する際にも便利なサービスです。
KSキャリアの口コミ・評判
KSキャリアで転職された方の、口コミ評判をご紹介します。
・20代男性(法人営業)
前職は家電量販店で格安SIMの販売員として従事していました。自分の性格に合った仕事や会社の雰囲気や面接前に緊張しないようにリラックスさせて頂いたりとても気持ち良く転職活躍ができました。
・20代女性(営業事務職)
私が担当していただいたKSキャリアの方は、面接やその会社の特徴についてなど丁寧に教えてくださいました。
KSキャリアは20代の若い方、未経験者の方の転職支援実績が豊富で、面接などのサポートが手厚いようです。
また、求人情報数が4,500もあり、入社半年後の定着率が92%もあることから、何でもかんでも仕事を紹介するのではなく、人それぞれに合った仕事をしっかりと紹介しているので、初めて不動産業界にチャレンジする人も安心して利用できます。
ご登録はコチラ ⇒ 【KSキャリア】
リアルエステートWORKS

リアルエステートWORKSのおすすめポイント
・大手からベンチャーまで、全国で幅広く3,000件以上の求人情報
・業界未経験でも大丈夫な、大手不動産会社の求人も豊富
・キャリアアドバイザーの半数以上が不動産業界経験者
・不動産業界の様々な職種や、土日休み、稼げるなど細かい希望条件で仕事を探せる
・完全無料
リアルエステートWORKSは、東証プライム上場企業じげんのグループ会社である、株式会社ビヨンドボーダーズが運営している、不動産業界特化型求人サイトです。
不動産業界でよく見かける仲介・仕入れ・販売・建築などの営業職だけでなく、管理や企画、設計やマーケティング、ITなど幅広い職種の求人情報を全国3,000件以上取り扱っています。
最近話題の不動産テック系企業の求人も、多く扱っています。
キャリアアドバイザーに仕事を紹介してもらうこともできますが、ホームページから自分で求人情報を探すこともできます。
職種やこだわり条件、勤務地など、細かい条件を指定して仕事を探すことができる便利なサイトです。
業界未経験可などの条件検索もありますので、未経験の方でも幅広く転職支援しています。
リアルエステートWORKS利用者の統計情報
リアルエステートWORKS利用者の統計情報は、以下の通りです。
【男女比】 男性約80% 女性20%
リアルエステートWORKSの口コミ・評判
リアルエステートWORKSで転職された方の、口コミ評判をご紹介します。
・20代男性(用地仕入れ)
前職では、証券会社で株や債券を販売していました。
他の会社さんは、面談を1時間ほどしたのち、メールで沢山の求人が送られてきて、「良いものがあればご連絡ください」との連絡のみでした。正直、「1時間お話したのにこんな感じなんだ…」と思っていました。
リアルエステートWORKSで一番感動したことは、求人票とともに、なぜ私にこの会社が合うと思ったのかという文章を4行ほど添えて送ってきてくれたことです。エージェントさんは自分専用にコンサルティングしてくれていると思いました。
・20代女性(営業事務職)
前職では、アパレルの販売員をしていました。面談の中で自分の要望やどれくらい稼ぎたいかなどをエージェントさんに伝えたところ、自分と同じ立場に立った状態でアドバイスをくれ、自分のことを凄く考えてくれているのが伝わってきたので、不動産業界への転職サポートをリアルエステートWORKSにお願いすることに決めました。
リアルエステートWORKSは、業界の大手企業からベンチャー企業まで、3,000件以上の求人情報を扱っており、未経験者応募可能の求人情報も豊富にあります。
特に大手不動産会社の求人情報が多く見られます。
一番の特徴は、不動産業界でも沢山の職種があるなかで、仲介・仕入れ・販売・建築・管理・IT・マーケティングなど、細かく分かれた職種の中から仕事を探せたり、土日休み・残業少なめ・稼げる・反響営業・上場企業など、自分が希望する条件でも仕事を探すことが可能です。
ご登録はコチラ ⇒ 【
リアルエステートWORKS】
宅建Jobエージェント

宅建Jobエージェントのおすすめポイント
・不動産業界に詳しい専任のキャリアアドバイザーが、内定までサポート
・スマホ1つで気軽に転職相談が可能
・中小企業から大企業まで非公開求人を含む2,000件以上の求人情報
・日本全国47都道府県に対応
・完全無料
宅建Jobエージェントは、株式会社ヘイフィールドが運営している不動産業界求人サイトです。
求人情報数は、全国の中小から大手まで、2,000件以上取り扱っています。
また、KSキャリア同様の不動産業界の知識・ノウハウを持っているキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれるので、不安な方でも大丈夫です。
宅建Jobエージェント利用者の統計情報
宅建Jobエージェント利用者の統計情報は、以下の通りです。
【男女比】男性68% 女性32%
【年齢層】20代 37.3% 30代 37.9% 40代以上 24.8%
【不動産業界未経験者割合】 35%

先ほどご紹介したKSキャリアに比べると、業界未経験者の利用者の割合は落ちますが、それでも35%の人が未経験で転職に成功しています。
また、KSキャリアに比べると30代や40代以上の方の転職サポート実績が豊富です。
宅建Jobエージェントの口コミ・評判
宅建Jobエージェントで転職された方の、口コミ評判をご紹介します。
・20代男性(賃貸管理)
面接の方法や対策を手取り足取り教えていただけて感謝しています。転職した会社以外に宅建Jobエージェントさん経由でもう1社内定をいただきましたが、もう1社の方でもキャリアアドバイザーさんから受けたアドバイスが非常に活きたと感じています。
・女性(契約サポート職)
自分だけでは出会えることのなかった会社や仕事に出会えたと感じます。
もし自分で求人サイトなどを調べて見つけても、難しそうで自分には無理と勝手に判断し、スルーしていた気がします。
キャリアアドバイザーさんには、電話面談後すぐに、興味の持てる会社を何社もご提案していただけました。自身で探すよりも各段に効率的な転職活動ができましたので、利用のメリットを感じることができました。
20代の若い方だけでなく、30代の利用も多いのが特徴です。
ご登録はコチラ ⇒ 【宅建Jobエージェント】
未経験に強い!不動産業界専門転職サイト比較表

KSキャリアは求人数が倍以上多く、特に20代の若者や未経験者に強い転職サイトです。
宅建Jobエージェントは、20代だけでなく30代の利用も多いのが特徴です。
上の表に記載していないポイントとして、両サイトとも全国の求人情報を取り扱っており、不動産業界に詳しいキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれます。
どの求人サイトを利用するのがいいか?
結論から言いますと、両方登録することをおすすめします。
理由としては、以下になります。
・扱っている求人情報が異なるので、両方の求人サイトに登録した方がより自分に合った求人情報を手に入れやすい。
・担当してくれるキャリアアドバイザーの数が増えるので、書類選考や面接、業界事情などのノウハウも増えるし、転職活動を早く進められる可能性がある。
・キャリアアドバイザーや求人サイト運営会社が合わないと感じたら、すぐに切り替えられる。
転職活動は、まずはより多くの情報を集めることが重要です。
KSキャリアの求人情報数は4,500件、リアルエステートWORKSは3,000件、宅建Jobエージェントは2,000件の求人情報を取り扱っているのとのことで、どこでも取り扱っている求人情報もあるとは思いますが、全てに登録しておいた方がより多くの情報を入手できる可能性が高いのは、間違いありません。
より多くの求人情報を手に入れられるということは、より自分に合った仕事を見つけられる可能性も必然的に高くなります。
また、実際に登録してみてキャリアアドバイザーと面談したら、それぞれの転職サイトの良い点・悪い点もわかると思います。
いい求人情報があれば、そちらを積極的に進めていくというのもいいと思いますし、面談してみて感触が良かったところを利用するのもいいと思います。
ご登録はコチラ ⇒【KSキャリア】・【リアルエステートWORKS】・【宅建Jobエージェント】
しかし、いくつもの転職サイトに登録するのが面倒……複数の転職エージェントとやり取りしたくない……という方もいると思いますので、人それぞれに合ったおすすめはどちらなのかご紹介します。
不動産業界未経験の20代におすすめの転職サイト

20代で不動産業界未経験の方におすすめの転職サイトは、KSキャリアです。
理由は利用者の約50%が20代、さらに利用者の60%が業界未経験者の方という実績があるからです。
さらにいうと、20代だと転職自体が初めての方もいると思います。
KSキャリアは、不動産業界経験者のキャリアアドバイザーが在籍しており、様々な転職サポートをしてくれるので、初めて転職する方にも便利で安心のサービスです。
また、転職したけど自分に合わなかったのでまた転職したい……若いのにころころ職を変えている……なんてことになるのは避けたいところですが、KSキャリアは転職半年後の定着率が92%と高いので、自分に合った仕事を紹介してもらえる可能性が高いです。
ご登録はコチラ ⇒ 【KSキャリア】
不動産業界未経験の30代におすすめの転職サイト
30代で不動産業界未経験の方には、KSキャリア・宅建Jobエージェントどちらもおすすめです。
理由は、業界未経験者の転職実績が豊富で求人情報の取り扱いが多いのはKSキャリアですが、30代の利用実績が豊富なのは宅建Jobエージェントだからです。
30代でも前半の方はKSキャリア、後半の方は宅建Jobエージェントがいいと思います。
ご登録はコチラ ⇒ 【KSキャリア】 ・ 【宅建Jobエージェント】
エージェント型転職サイトを利用するメリット
ここでエージェント型転職サイトを利用するメリットを、解説しておきたいと思います。
利用するメリットには、次のようなものがあります。
・情報収集から応募まで、web上で完結できる
・キャリアアドバイザーが自分の能力や条件に合った求人情報を探してくれる
・応募書類の作成や面接のアドバイス、労働条件の交渉などをキャリアアドバイザーが行ってくれる
・自分で探しても見つからない非公開求人情報を入手できる可能性がある
・キャリアアドバイザーが求人企業に積極的にアピールしてくれることにより、内定に有利になる場合もある
エージェント型の転職サイトを利用するメリットをまとめると、楽ちん・情報が多く集まる・内定に有利になる場合もあるなど、個人的に転職活動をしている場合では得られないメリットがあります。
また、未経験の業界に飛び込むのは不安がつきものですが、業界に詳しいキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、自分で転職活動をするより安心できます。
無料で利用可能なのも嬉しいポイントです。
一般的な求人サイトでは、求人情報を自分で見て探し、申込から履歴書・志望理由書などの作成、面接対策、内定先との収入などの条件交渉などを全て自分で行う必要があります。
不動産業界が未経験の方や、転職が初めての方にとっては、かなり面倒だし不安な部分もあると思います。
エージェント型転職サイト利用の流れ
エージェント型転職サイト利用の流れは、以下のようになっています。

それぞれ解説します。
利用の流れ1 サイトに申込・会員登録する

まずは、転職サイトに申込・会員登録します。
氏名・住所・年齢・現在の就業状況・転職希望時期・連絡先などを入力して登録します。
サイトによっては、この時点で希望する仕事内容や就業条件を入力することがありますが、詳しい内容については基本的に、登録後にキャリアアドバイザーとの面談時になります。
重要なポイントとして、転職希望時期は曖昧な時期や1年以内などはあまり選ばない方がいいです。
なぜなら、キャリアアドバイザーも多数の案件を担当しており、本気度の高い人や早めに転職したいと思っている人に対して優先的に対応する場合があるからです。
また、求人している企業としても、求人を出しているくらいですから早めに転職してきてくれる人の方が、興味を持ってもらいやすいです。
利用の流れ2 キャリアアドバイザーと面談または電話でのヒヤリング

登録が終わると、キャリアアドバイザーから連絡が来ます。
日程調整したうえで、面談または電話でヒヤリングを受けます。
今までのどんな会社でどんな仕事をしてきたのか、性格や得意・不得意なこと、今後どんな仕事をしたいのか、希望条件などをキャリアアドバイザーに聞かれますので、正直に答えましょう。
とにかく採用されたいと思って、できもしないことを言ったり、好きでもないことをやれます!と言ったりすると、採用はされるかもしれませんが、採用にミスマッチが起こり、自分は仕事が辛くて早く辞めたくなったり、採用した会社も困ってしまいます。
この時キャリアアドバイザーに色々な話しをすることで、職歴やスキル、考え、得意・不得意なことなどが整理され、自分でも気づいていなかった発見があるかもしれません。
利用の流れ3 求人情報の紹介

ヒヤリングで話した内容ををもとに、キャリアアドバイザーがあなたに合った求人情報を紹介してくれます。
一般的な転職サイトだと、公表されている求人情報から良さそうなものを自分で探して選ぶ必要がありますが、エージェント型の転職サイトでは、非公開の求人情報の紹介を受けることもあります。
紹介された求人情報の中から、興味のある会社や仕事内容のものを選んで応募しましょう。
利用の流れ4 求人へ応募(応募書類の作成)

応募する会社を決めたら、キャリアアドバイザーが応募手続きを行います。
自分で履歴書や志望動機などを記載した志望理由書を作成しますが、エージェント型の転職サイトでは、この際、応募書類の作成や添削などのサポートが受けられるので、便利ですし、自分で応募書類を作成するより書類選考通過率をあげることができます。
志望動機に何を書くか迷われる方もいると思いますが、キャリアアドバイザーは沢山の人の応募書類を見ていますので、みんなどんな志望理由で応募しているのかや、どんな内容の書類が書類選考を通過しやすいかわかっています。
また、キャリアアドバイザーは、あなたの作った書類と一緒にヒヤリング内容をもとに作成した【推薦状】を企業に送ってくれます。
人は、自分ですごい人ですと言っている人より、あの人はすごい人ですと言われる方が、印象が良くなるものですので、推薦状の効果は高いです。
その他、KSキャリアのように内定者の定着率が高い転職サイトの場合、採用企業側もあそこが紹介してくれた人は定着率が高いから、取り合えず面接してみよう!となりやすいです。
利用の流れ5 書類選考・面接

書類選考に通過したら、いよいよ面接です。
エージェント型の転職サイトでは、面接対策のアドバイスや会社によっては模擬面接なども行ってくれます。
また、転職支援実績が豊富な転職サイトでは、どこの不動産会社でどんなことを聞かれたかという情報を持っていることもありますので、非常に心強いです。
もし面接で不採用となっても、自分で行う転職活動とは異なり、キャリアアドバイザーが企業にどのようなところがダメだったのか、なぜ採用しなかったのかなどを確認し、フィードバックしてくれることもあるので、その後の転職活動に役立てることができます。
自分で全て行う転職サイトの場合は、不採用の理由など細かい情報は教えてもらえないことが多いです。
利用の流れ6 内定・入社

面接が通過すると、晴れて内定となります。
入社までの日程調整や、年収などの条件交渉をキャリアアドバイザーが間に入って行ってくれます。
面接のときに聞き忘れたことや、聞きづらい言いづらいこともあると思いますが、間に入って話してくれるのはかなりありがたいです。
ちなみに転職サイトは、求人を出している会社から紹介料を貰えるので、転職が成功してもあなたはお金を払うことはありませんので、ご安心下さい。
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未経験から不動産業界への転職は可能?難易度は?
不動産業界は、他の業界から未経験で転職してくる人が多くいる業界です。
私は以前、不動産仲介会社で働いていましたが、当時の先輩には元々スーパーで働いていた方や、イベント関係の仕事をしていたという方がいました。
その他、現在も取引のある不動産会社の方の中には、もともと飲食店で料理人をやっていた方やトラックドライバーをやっていた人もいます。
業界としても未経験から転職してくる人は珍しくなく、比較的大手の企業であっても未経験者の採用を行っていることもあります。
なので、未経験であっても転職の難易度としてはそれ程難しくはありません。
不動産業界の求人倍率
建設業も含めた数字にはなりますが、dodaの調査によると、2022年8月時点の建設・不動産業界の求人倍率は3.45倍です。
業界として、人手不足の状態であることがわかります(求人倍率は1を超えると求人者より、仕事の募集の方が多いことを表しており、数字が大きくなればなるほど人手不足であることを表します)。
こういった要因も、業界未経験者でも転職しやすい環境となっています。
不動産業界の平均年収

不動産業界は比較的年収が高い傾向にありますが、仕事内容によって多少異なりますのでご紹介致します。
こちらもdodaが公表しているデータです。
・ディベロッパー … 469万円
・土地活用 … 431万円
・住宅(ハウスメーカー) … 427万円
・不動産管理 … 413万円
・不動産仲介 … 392万円
ディベロッパーというのは不動産開発系の仕事で、マンションや一戸建て、オフィスビルなどを建てて販売や賃貸している会社です。
土地活用は、地主さんに対してマンションやアパートなどの建設を提案したり、運営や管理を代行する会社です。
住宅(ハウスメーカー)は、家を建てたい人に注文住宅の販売・建築をする会社です。
不動産仲介は、大きく分けると【売買仲介】と【賃貸仲介】に分かれますが、売買仲介の方が給料は高い傾向にあります。
データによると不動産仲介の年収が低いですが、売買の仲介と賃貸の仲介では年収が異なり、売買仲介の方が高い傾向にあります。
未経験者の転職に年齢制限はある?
採用募集企業によっては、経験者・未経験者に限らず年齢制限を設けている会社もありますし、年齢が若い方が転職しやすいのは事実です。
若いと言っても、20代だけでなく30代であれば十分若い方です。
不動産業界はそもそも未経験からの転職が珍しくなく、人手不足の状態で、大手だけでなく中小企業など様々な企業がありますので、若い方でなくても未経験者の募集をしている会社は沢山あります。
また、不動産業は歩いたり自転車で移動することはあっても、重いものを運んだり一日中立っていなければならない仕事ではありませんので、若くなくても働きやすい業界です。
その他、今までのキャリアが不動産業界に転職しても活かせる可能性も十分あり、そういった部分を評価してもらえる可能性もありますので、仕事内容や会社によっては若くなくても全く問題ない場合もあります。
未経験で学歴がないと不動産業界に転職するのは厳しい?
いい大学出身者の方が有利なのは間違いありませんが、不動産業界でも土地の仕入れや住宅販売、仲介営業などは、学歴どうこうよりも実力が重視される世界です。
大卒でなくても、やる気があったり、前職で営業をやっていたときの実績が評価される場合もあります。
また、不動産業界は大手だけでなく中小企業も多数存在していますので、大卒でなくても応募可能な求人情報も沢山あります。
不動産業に興味があるけど不安…不動産の仕事は難しい?
不動産業界は、専門用語や様々な法律が関係する仕事ですので、覚えることが多いのは事実です。
また、大きな金額のものを扱い、かつ人の財産や生活に大きく関わる仕事ですので責任も重大です。
なので、よくあるブラック企業のように、入社してすぐ仕事を丸投げされるようなことは基本的にありません。
そんなことをすると、会社の信用を失う可能性や、会社が大きな損害を受ける可能性があるからです。
未経験者の場合、まずは業界の知識を覚えることや、先輩や上司に同行したり、あまり知識経験がなくてもできる仕事を任せられ、重要な仕事は先輩や上司につなぐのが新人の仕事になると思います。
どんな仕事もみんな初めはわからないことだらけですし、他の業界から未経験で転職してきた人が多い業界ですので、難しくてみんな退場していくなんてことはありません。
不安な方は、教育研修制度が充実している会社に転職することをおすすめします。ご紹介した転職サイトをご利用になる場合は、エージェントの方に「教育研修制度がしっかりしている会社を希望」と伝えたり、採用面接の際に確認しましょう。
不動産業界への転職は、女性でも可能?

女性でも不動産業界への転職は可能です!
不動産業界は、他の産業に比べて女性従業者の割合が高く、総合職からサポート職まで女性でも活躍できる仕事が沢山あります。
ご紹介した転職サービスKSキャリアでは利用者の4割、宅建Jobエージェントも3割が女性を占めていますので、決して珍しいなんてことはありません。
総合職の場合は、大手の不動産開発会社、マンション販売会社、賃貸の仲介や建物管理系の仕事などで女性の割合が多いです。
その他、仲介・管理会社などの営業サポートや経理、総務などを行う通称【宅建事務】の求人も多くあります。
不動産業界は、業務経験や宅建士などの資格を持っていれば、結婚出産後の再就職やパート・アルバイトなどを見つけるのも簡単なので、女性にもおすすめの業界です。
不動産業界に向いている人の特徴とは
不動産業界での仕事に自分が向いているか不安…という方もいると思いますので、私が不動産業界で働いてきて、こういう人は向いている、仕事ができるという特徴がありますので、ご紹介します。
不動産業界に向いている人の特徴
・人見知りしない
・キッチリとしていて約束を守る
・段取り力がある
・忍耐強い
・人の話をよく聞く
・自分から進んで勉強するのが好き
それぞれ解説します。
不動産業界に向いている人の特徴1 人見知りしない
職種にもよりますが不動産業界の仕事は、リピーターより新規のお客さんとの取引の方が多い傾向にあります。
何度も短期間で家を売ったり、買ったり、借りたり、建てたりする人は少ないからです。
なので初めての人とよく話すことになります。
また、不動産業はお客さん以外にも他の不動産業者などと協力して仕事を進めることも多く、沢山の人と話しますので、そういったことがストレスでない人の方が向いていると思います。
不動産業界に向いている人の特徴2 キッチリとしていて約束を守る
不動産業は大きな金額が動くので、少しのミスや対応の遅れなどもクレームにつながりやすいですし、だらしがないと信用してもらえません。
また、不動産業は自分一人で仕事を進めるのではなく、お客さんや他の業者などと色々なことを連絡を取り合い調整しながら進める仕事が多いので、言った言わないや、いつまでにといった約束事をしっかり守れる人の方が向いています。
私が売買仲介会社で働いていたときに、一番クレームが多くて仕事ができないのは、だらしがない人でした。
これはどの業界でもそうだとは思いますが、不動産業界は特に動く金額が大きいだけに、ごめんなさいでは済まされないこともありますので、信頼できる人が求められます。
不動産業界に向いている人の特徴3 段取り力がある
不動産業の仕事は一連の流れがあり、一つの仕事が成約して完結するまで長期間に及びます。
そして、その間にお客さんや他の不動産業者、社内の人などなど色々な人との調整が必要だったり、仕事の一連の流れで、次はどんな書類が必要で何をする必要があるなどを理解して仕事を進める必要があります。
なので、段取りが上手くなければ仕事を上手く回すことができません。
不動産業界に向いている人の特徴4 忍耐強い
不動産業の仕事は金額が大きいので、短期間に沢山契約を取れるような仕事ではなく、月に多くても数件、少ない場合は数か月契約が取れないなんてこともあります。
また、上手くいきそうだと思っていた案件が流れてしまうことなども、ありますので、なかなか成約にならなくても諦めずに頑張れる忍耐力が必要です。
そのぶん、契約を取れた時の喜びは大きいものです。
不動産業界に向いている人の特徴5 人の話をよく聞く
不動産業の営業というと話をするのが上手くなければいけないと思う方が多いかもしれませんが、どちらかというとよくしゃべり、話しが上手な人よりも、お客さんの話しをよく聞く人の方が向いています。
例えば、売買や賃貸の仲介営業では、いかに紹介する家がいいかうまく説明するより、お客さんがどんな家に住みたいのか、好みやお客さんの状況などをしっかりと理解する方が重要です。
ハウスメーカーの営業も同じで、お客さんがどんな家を建てたいのか理解するのが大事で、自社の建てる家の良さは、お客さんが求めるものに合っていなければいくら説明しても意味がないからです。
それに人は、沢山話しをする人より、自分の話しを聞いてくれる人を信用するものです。
仲介営業でも、自分が話すより、人の話をよく聞くタイプの人の方が営業成績が良かったりします。
不動産業界に向いている人の特徴6 自分から進んで勉強するのが好き
不動産業界は、宅建士などを筆頭に資格が必要だったり、資格取得を求められることが多いです。
また、資格に関わらず、不動産業は不動産のことだけでなく、建築や住宅ローン、税金などなど沢山のことを覚える必要があるので、自分で進んで勉強する人としない人とでは、成長スピードも収入もかなり差が開きます。
その他、先輩や上司が教えてくれるのを待つでのはなく、わからないことは自らどんどん質問するような人でなければ、なかなか仕事を覚えれらません。
後悔せずに未経験から不動産業界に転職するコツ
転職活動と言うと、内定を貰えれば成功ととらえがちですが、どんな会社でどんな仕事をして、どんな待遇(給与や休日など)の会社に転職するかが非常に重要です。
なので、未経験から不動産業界転職成功のコツを解説します。
1,不動産業界にはどんな仕事があるのか知る
2,自分の性格や能力、状況などに合った会社・仕事内容を選ぶ
3,教育研修制度が充実している会社を選ぶ
転職のコツ1,不動産業界にはどんな仕事があるのか知る
一言に不動産会社といっても様々な事業を行っている会社があります。まずは業界研究という意味でも、不動産業界にはどんな仕事があるのか知りましょう。
これについては、後ほど詳しく解説します。
転職のコツ2,自分の性格や能力、状況などに合った会社・仕事内容を選ぶ
不動産業界には、様々な事業を行っている会社があると言いましたが、同じ業界でも事業内容によって仕事内容や休日、給料などの待遇が大きく異なります。
自分の性格にあった仕事を選ばないと、非常にストレスがかかる場合もあります。例えば仕入れ営業では飛び込み営業があったりしますし、売買営業ではテレアポをする会社もあります。
また、休日が土日休みの仕事もあれば、火曜や水曜など平日休みの会社もありますし、勤務時間も朝が遅い仕事もあれば、極端な例としては深夜勤務があったりします。
不動産業界に転職して後悔する人のほとんどは、業界や不動産会社にはどんな仕事があるのかわからず転職した人です。
なので、自分はどんな仕事がしたいのか、どんな生活を送りたいのか、ご自身や家庭の状況等も考慮し、自分の考えややりたいこと、得意なことに合った会社を選びましょう。
転職のコツ3,教育研修制度が充実している会社を選ぶ
不動産業界は、専門用語や様々な法律が関係する仕事なので、ハッキリ言って覚えることが多いです。
また、不動産のことだけでなく、建築やローンなど金融についても学ばなければいけません。
なので未経験からの転職では、教育研修制度が充実している会社を選ぶようにしましょう。
教育研修制度が充実している会社は、組織体制がしっかりしており、財務内容も安定している優良な企業が多い傾向にありますので、面接時などに教育研修制度について確認しておきましょう。
不動産業界の仕事内容

一言に不動産会社といっても様々な事業を行っている会社がありますので、解説します。
不動産会社は大きく分けると、【建てて売る】・【仲介する】・【貸す】・【管理する】の4つの事業があります。
不動産会社の中には、1つの事業しかしていないところもあれば、複数の事業を行っている会社もあります。
・建てて売るは、通称【開発】と言われるもので、土地を仕入れて建売新築一戸建てやアパート、マンションなどを建てて販売します。
土地を仕入れる求人が多くあります。開発した自社物件を販売する仕事の求人もあります。
・仲介するは、通称【流通】と言われるもので、土地や家などの売買や賃貸の仲介をする仕事です。
・貸すは、自社で所有している物件を貸して賃料を得ている会社です。空室の募集や建物の管理、借主の対応などが主な仕事です。
・管理するは、大家さんが所有している物件の管理をする仕事です。こちらも空室の募集や建物の管理、借主の対応などの他、大家さんとのやり取りなどが主な仕事です。
不動産業界の仕事については、以下の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はご覧ください。
>>不動産会社に就職・転職したいなら知っておきたい、不動産業の種類と選び方
その他、不動産業と言えども他の業界の会社同様に、総務や経理、広報など社内管理系の仕事もありますので、前職でそういった仕事に従事していた方は、業界未経験でも即戦力として採用してもらえる可能性が高いです。
未経験で不動産業界に転職する人におすすめの仕事
不動産業界は人手不足の傾向で、未経験者でも転職しやすいと説明しましたが、不動産業の中には未経験でも転職がしやすい仕事・難しい仕事それぞれありますので、未経験者の方でも特に転職しやすい仕事をご紹介します。
不動産業界未経験者でも転職しやすい仕事
・仲介営業(特に賃貸仲介)
・賃貸物件管理
・ハウスメーカー営業
・土地活用の提案営業
・不動産開発の物件仕入れ営業
・投資用不動産の販売営業
基本的には、営業系の仕事が未経験でも転職しやすいです。
営業系の仕事は目標(ノルマ)があったりして、厳しい部分もありますが、不動産という大きな金額のものを扱いますし、営業成績が良ければ稼げる仕事でもありますので、人によっては非常にやりがいを感じられる仕事でもあります。
仕事の選び方としては、基本的には自分が興味ある事、やりたいことで選ぶのがいいと思いますが、
稼ぎたい方におすすめの仕事
売買仲介、ハウスメーカー営業、土地活用の提案営業、物件仕入れ営業、投資用不動産の販売営業
これらの仕事は、営業成績によってボーナスの貰える額が大きく変わるので、会社によっては営業成績がいい場合は年収1,000万円以上も夢ではありませんので、稼ぎたい!という方には非常におすすめです。
実際にこれらの仕事をやっている人の中には、もともと別の仕事をしていたが、稼ぎたいので転職したという方も珍しくありません。
テレアポや飛び込み営業をしたくない方におすすめの仕事
売買・賃貸仲介、賃貸物件管理、ハウスメーカー営業
これらの仕事は、基本的に反響営業といって、お客さんが来るのを待つ営業スタイルです。
仲介は、レインズという不動産業者しか見れない不動産情報サイトから良さそうな物件情報を探してきて、不動産情報サイトや自社サイト、店頭などに情報公開してお客さんから問い合わせ、来店するのを待ちます。
売買仲介の場合は、チラシを撒いたり、大手などは不動産売却一括査定サイトからの問い合わせなどに対応します。
賃貸管理会社は、沢山のオーナーさんや、グループ会社などの所有している物件を管理するなど、入退去・入金管理・空室の募集などを行うことが仕事なので、営業するようなことは他の仕事に比べるとあまりありません。
ハウスメーカーの営業も、基本的には住宅展示場などに来店したお客さんに対して営業します。
営業は嫌じゃないけど、テレアポや飛び込み営業はちょっと…という方にはおすすめです。
家やマンションなどを建てる手伝いをしたい方におすすめの仕事
ハウスメーカー営業、土地活用提案営業
これらの仕事は、お家を建てたい方や地主さんなどにアパートやマンションなどの建設をお手伝いする仕事です。
自分の仕事が形に残りますので目に見えてやりがいを感じられますし、営業成績が良ければ稼げる仕事です。
もともと建築業界にいた方などは、知識・経験・資格などを活かすことができます。
投資や資産運用に興味のある方におすすめの仕事
投資用不動産の販売営業
不動産は自分で住むだけでなく、貸すことで収入を得ている人が沢山います。
貸して収入を得るための不動産を販売するのが、投資用不動産の販売営業です。
自社で開発した(建てた)物件を販売している会社と、市場に出回っている投資用物件の販売を仲介している会社があります。
テレアポの他、不動産投資セミナーなどを開催して集客しています。厳しい仕事と言われることが多いですが、成績が収入にすぐ跳ね返ってくるのでやりがいがあります。
また、一度投資用物件を購入してくれたお客さんがリピートしてくれることもありますし、富裕層の方と仲良くなれたりします。
投資や金融の知識・経験がある方や、前職で富裕層・会社経営者の方などと付き合いがあった方にはおすすめです。
不動産業界への転職で役立つ知識や経験
不動産業界未経験といえども、前職の知識や経験が役立つことも多くあります。
転職で評価されやすい業界経験をご紹介します。
不動産業界への転職で役立つ知識や経験は以下になります。
1,建築関係の知識や経験
2,金融関係の知識や経験
3,法律関係の知識や経験
4,税金関係の知識や経験
不動産は、建築や金融と特に親和性が高い業界です。
建築は、建物を建てたりリフォームするなど密接に不動産と関わっていますので、特に不動産開発系の仕事で役立ちます。
金融に関しても、不動産は高額なので購入するときにローンを利用するのが普通です。なので、売買仲介や建売住宅・マンションなどの販売の仕事で多いに役立ちます。
不動産業界への転職で役立つ資格

つづいて、未経験から不動産業界へ転職する際に役立つ資格を解説します。
不動産業界は必要とされる資格が比較的多い業界ですので、持っている資格によっては転職に有利なだけでなく、転職後の給料にも大きく影響します。
転職に役立つ資格は、以下になります。
1,宅地建物取引士
2,賃貸不動産経営管理士
3,管理業務主任者
4,マンション管理士
5,自動車運転免許
役立つ資格1 宅地建物取引士
不動産業界への転職で、特に有利になるのが【宅地建物取引士】の資格です。
不動産業の免許を取得するには、事務所の5人に1人は専任の宅建士がいないといけないことや、不動産仲介する際、重要事項説明書への記名・押印と説明、売買契約書への記名・押印が独占業務となっております。
不動産業界で働く人には、会社から取得するよう言われることも多く、特に売買や賃貸仲介業を行っている会社では、必ず取得するように言われます。
大手不動産仲介会社では、営業として働いているほとんどの人が宅建士の資格を保有していますが、中小零細企業の場合、宅建士が不足していることも多く、未経験でも宅建士の資格を保有しているだけで採用されることもあります。
また、宅建士の資格を持っていると資格手当を貰えることが多いので、収入を増やしたい方は是非チャレンジしましょう。
不動産業界で働きたいと思っている方は、必ず取得したい資格です。
役立つ資格2 賃貸不動産経営管理士
管理系の不動産会社では、【賃貸不動産経営管理士】も有利です。
もともとは民間資格だったのですが、2021年4月から国家資格となりました。
また、賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律ができたことで、賃貸住宅管理業務を行う不動産管理会社は、管理戸数が200戸以上の場合は、賃貸住宅管理業の登録をしなければならなくなりました。
役立つ資格3 管理業務主任者
分譲マンション管理会社に転職したいなら、【管理業務主任者】の資格を取得していると、転職に有利になります。
管理業務主任者は、マンション管理業者が管理組合等に対して管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務報告を行う際に必要な国家です。
ガツガツ営業する仲介や販売系の仕事より、管理系の仕事の方が向いているかな?という方には、こちらの資格がおすすめです。
役立つ資格4 マンション管理士
こちらもマンション管理会社に転職したいなら役立つ資格です。
マンション管理士は、マンション管理の専門家で主にコンサルティング業務を行います。業務内容は、マンションの維持や管理に関する提案や指導、大規模改修工事の計画立案などです。
国家資格ですが、独占業務はありません。
マンション管理会社に転職したいなら、どちらかと言えば管理業務主任者を先に取得した方がいいです。
その他にも、有利な資格がありますので、詳しく知りたい方は以下の記事で解説しています。
役立つ資格5 自動車運転免許
不動産業は、物件に案内したり、物件を仕入れる際や仲介する際の現地確認、役所調査など移動することが多いので、車の運転免許は是非とも持っていたい資格の一つです。
仕事内容や会社によっては、応募条件に自動車運転免許をあげているところもあります。
>>未経験でも不動産業界へ転職できる?転職に有利な知識や経験、資格を解説
まとめ
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