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不動産担保ローンの本審査で落ちる確率ってどれくらい?本審査で落ちるパターンについて解説します!

・不動産担保ローンに申し込んで仮審査は通ったけど、本審査で落ちないか不安

・本審査で落ちる確率が知りたい

・どんな場合に本審査で落ちるのか気になる

そんな方のために、不動産担保ローンの本審査で落ちる確率について解説します。

結論から申し上げると、不動産担保ローンの本審査で落ちる確率が何%とは一概に言えないのですが、本審査で落ちることは十分あり得ます。

確率としては、住宅ローンの本審査に落ちる確率より高いと思われます。

なぜ本審査が通らないことがあるのか、以下で詳しく解説します。

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不動産担保ローンの審査の流れ

本題に入る前に、理解を深めるために不動産担保ローンの申込み~審査の流れを解説します。

不動産担保ローンの審査は、以下のような流れで行われるのが一般的です。

1、電話やホームページの申込フォームから申し込む

2、申込フォームに入力された情報を基に仮審査をする

3、仮審査に通ったら必要書類を渡して本審査に進む

4、本審査に通ったら借入の条件が提示される

5、条件に合意したら契約

6、不動産を担保に入れると同時に借入資金が振り込まれる

まず、申込段階では詳細な資料を不動産担保ローン会社に渡す必要はなく、担保にしようとする不動産のことや、ご自身の年収、既存の借り入れ状況などについて、自己申告で伝えます

その後仮審査が行われ、不動産は担保にできる物件なのか、どれくらいの価値があるのか調査します。

物件が問題なく担保にできそうなら、収入に関する証明書や他の借金の状況についての書類、納税証明書などを実際に渡して本審査に進みます。

ここでも問題なければ、契約に進むという流れです(不動産担保ローン会社によって、審査方法や審査の流れは異なります)。

不動産担保ローンについてより詳しく知りたいと言う方は、以下の記事で解説しています。

不動産担保ローンとは?家や土地を担保にお金を借りる方法について解説します!

不動産担保ローンの本審査で落ちる確率

バツマークをしている女性

前述の通り、不動産担保ローンではまず仮審査を行い、所有している不動産が担保にできそうだと判断されたら本審査に進みます。

このとき仮審査は通っても本審査で落ちることはあるのか?

不動産担保ローンの本審査で落ちる確率については何%と一概に言えないものの、本審査で落ちることは十分あり得ます

なぜかというと、不動産担保ローンで審査する項目は主に2つあり、1つが担保にする不動産、もう一つが借りる人の信用力を審査するのですが、仮審査の段階では所有している不動産が担保にできそうかを、机上で簡易的に調査して判断しているだけだからです。

不動産に関して役所や現地に行っての詳細な調査や、借りる人の信用力については、本審査の段階で審査されることになります。

なので、担保にする物件の詳細な調査をしたり、収入や借り入れ状況などの資料を受け取って本審査してみたら、やっぱりダメだったなんてことが起こりえるのです。

簡単に言うと、仮審査に通った段階では物件を担保にできそうだなぁ~くらいの状態でしかありません。

仮審査は通ったのに本審査で落ちた場合は、本審査で初めて審査した項目に問題があったということなので、どのようなことが考えられるか次で解説します。

不動産担保ローンの仮審査が通ったのに本審査で落ちる3パターン

仮審査が通ったのに、本審査で落ちるパターンは以下の3パターンです。

不動産の詳細な調査を行ったら、担保にできる物件ではなかった。

仮審査のときに申告された内容に嘘があった。

収入や他の借入状況など信用力に関して問題があった。

それぞれ解説します。

不動産の詳細な調査を行ったら、担保にできる物件ではなかった

不動産担保ローンの仮審査の段階で行う不動産の審査は、ネットで登記簿謄本を取得したり、役所のホームページで都市計画に関する調査をしたり、ネット上で調べられる取引事例などをもとに、物件の担保価値はどれくらいか調べます。

それに対して本審査では、実際に現地を確認したり、役所の担当部署に伺ったり、不動産鑑定士に依頼するか自社で実際の担保価値がどれくらいあるのか詳細に調査します。

このとき、仮審査のときにネットで行った簡易的な調査ではわからなかったことが判明したり、詳細な調査後に算出した不動産の価値が当初の想定以上に低いことがあります

こういったことが起こりやすい不動産にはいくつか特徴があります。例えば再建築(建て替え)できるかできないか微妙な物件、あまり不動産売買が行われていない地域の物件、工場や倉庫など取引件数が少ない物件です。

このような物件は、仮審査の段階では得られる情報が少ないので、本審査後に価格がブレやすいのです。

こうなると、担保にできると思っていた不動産がそもそも担保にできなかったり、500万円貸せると思っていたものが0円になってしまったりするので、本審査で落ちてしまいます。

仮審査のときに申告された内容に嘘があった

仮審査のときは、申込フォームに不動産の情報の他、収入や他の借り入れの状況などを自己申告で伝えますが、このとき審査に通りたいが故に、他の借金の存在を隠していたり、勤続先のことや年収について嘘をついていると、本審査でそれがバレて落ちてしまうことがあります。

本審査では、収入に関する証明書や他の借り入れ残高に関する証明書、親族などが所有する不動産を担保にする場合は同意書などを実際に提出してもらい確認しますので、嘘をついてもバレてしまいます

他の借り入れで滞納があるかどうかや、税務署や金融機関に差し押さえを受けていることなどもわかってしまいますので、嘘はつかないようにしましょう。

万一審査の段階で嘘がバレなくても、その後嘘がバレると契約違反で一括返済を求められる可能性があります。

収入や他の借入状況など信用力に関して問題があった

前述したように、不動産担保ローンの仮審査では主に担保にする不動産のことを審査し、収入など信用力に関する審査は、簡易的なもので終わることが多いです。

簡易的なものとは、個人の場合収入に関する証明書や勤め先のわかるもの、法人の場合決算書や法人の登記簿謄本など、必要書類を渡さずに自己申告された情報をもとに審査します。

なので、仮審査は不動産は担保にできそうと判断されたに過ぎず、信用力について実際に返済していけそうかどうかの審査は、本審査で初めてちゃんと見られることになります。

このとき、収入証明や他のローンの状況などを見て、すぐにでも返済が行き詰りそうだと判断されると、仮審査に通っても本審査で落ちる可能性が高くなります

不動産担保ローンの方が住宅ローンに比べて本審査で落ちる可能性が高い理由

住宅ローンの審査では、不動産仲介会社が事前に詳細な調査行っていたり、仮審査の段階で源泉徴収票を提出することが多いので、本審査で落ちることはあまりないのですが、不動産担保ローンの審査では上記のような理由により、本審査で落ちることもけっこうあります。

とは言え、本審査で落ちるかどうかは、実際に審査してもらわないとわからないですし、申込自体しなければ審査に通る通らない以前に、絶対に借りることはできません。

審査に通るか心配な方は、あらかじめ1社だけでなく複数の不動産担保ローン会社に審査を申し込んでおいた方がいいでしょう。

まとめ

不動産担保ローンの本審査で落ちる確率が何%とは一概に言えないのですが、本審査で落ちることは十分あり得ます。

また、不動産担保ローンの本審査で落ちる確率は、住宅ローンの本審査で落ちる確率よりも高いです。

< 不動産担保ローンの本審査で落ちる3パターン >

不動産の詳細な調査を行ったら、担保にできる物件ではなかった。

仮審査のときに申告された内容に嘘があった。

収入など信用力に関して問題があった。

審査に通るか心配な方は、あらかじめ1社だけでなく複数の不動産担保ローン会社に審査を申し込んでおいた方がいいでしょう。

今回は不動産担保ローンの仮審査に通ったけど本審査で落ちるパターンについて解説しましたが、不動産担保ローンの審査に通るコツが知りたい!と言う方には、以下の記事が役立つと思います。

不動産担保ローンの審査に通らない理由はこれだ!審査基準を解説します

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