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不動産担保ローンの審査が甘い時期、お金を借りやすいタイミング

不動産担保ローンの審査に通る方法が知りたい!

以前不動産担保ローンの申し込みをしたけど、審査に落ちてしまった…

できるだけ大きな金額を借りたい。

そんな方のために、不動産担保ローンの審査が甘い時期、お金を借りやすいタイミングをご紹介します。

不動産担保ローンは、申し込む時期によって審査の通りやすさが変わります。

なので、借りやすい時期に申し込むことで、審査に通りやすく、より大きな金額を借りるできる可能性が高くなります。

具体的には、以下に該当する時期に不動産担保ローンの申し込みをすれば、お金を借りやすいです。

・不動産担保ローン会社の決算月(3月や9月)

・不動産担保ローン会社がキャンペーンを行っている時

・不動産価格が上昇傾向にある時期

・金利が低い時期

ここ10年程、不動産価格は全国的に上昇傾向にあることや、日銀が金融緩和を続けている関係で低金利が続いていることなどから、現在は不動産担保ローンを借りやすい時期だと言えます。

なので、以前不動産担保ローンの申し込みをしたけど借りられなかったという方でも、今なら借りられる可能性があります。

その理由については、以下で詳しく解説します。

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不動産担保ローンの審査が甘い時期、お金を借りやすい時期

冒頭でお伝えした、不動産担保ローンの審査が甘い時期、お金を借りやすい時期について、なぜそうなるのか、それぞれ理由をご説明します。

不動産担保ローン会社の決算月(3月や9月)

不動産担保ローン会社の営業マンは、日々営業目標達成に向けて努力していますが、特に決算月は、営業ノルマ(目標)を達成できるかどうかの重要な時期になります。

決算が近づくと営業目標達成のために、本来であれば審査が難しい案件であっても、審査条件をやや緩くして融資することがあります

金融関係の会社にとっては、審査を緩めるのが契約数を増やすのに一番即効性があるからです。

下の図は、上場している大手不動産担保ローン会社【アサックス】の貸付金残高の推移を表しています。

アサックスの営業貸付金残高の推移
出典:アサックスのIR資料をもとに作成

少しわかりづらいかもしれませんが、3月や9月を含む四半期の方がそれ以外の四半期に比べて、貸付残高の伸びが大きくなっています。

私自身、アサックスではないものの金融関係の会社で働いていた経験があるためよくわかるのですが、半期ごとの営業目標を達成するために3月や9月は少し無理して、財務状況の悪いお客さんでも上司が決済してくれて、融資することがありました。

ちなみに、有名どころの不動産担保ローン会社(アサックス・セゾンファンデックス・AGビジネスサポート・東京スター銀行など)は、ほとんど3月が決算です。

なので、不動産担保ローンでお金を借りたいという方は、決算月や中間決算月(大抵3月や9月)に申し込むことをおすすめします。

逆に言うと、4月や10月など期の始めは無理をして融資をする必要がないので、決算月に比べるとお金が借りづらくなります

不動産担保ローン会社がキャンペーンを行っている時

不動産担保ローン会社は、時折、金利引き下げキャンペーンなどを行うことがあります。

このようなキャンペーンが行われるということは、積極的に貸し出ししたいという融資姿勢の表れですので、キャンペーンを行っていない通常の時期に比べると審査が甘い傾向にあり、お金を借りやすくなります。

例えば、現在セゾンファンデックスでは、期間限定で【ゼロゼロ融資の返済資金融資強化キャンペーン】を行っており、上限金利を引き上げるとともに積極的に融資を行っています。

セゾンファンデックスのゼロゼロ融資返済資金融資強化キャンペーン
出典:セゾンファンデックス

このようなキャンペーンを行っている時期は、お金を借りるチャンスなので、キャンペーンが終わる前に急いで申し込みしましょう。

不動産担保ローンのセゾンファンデックスはヤミ金⁉評判や口コミを調査しました!

不動産価格が上昇傾向にある時期

不動産担保ローンは、担保にする不動産の価値によっていくら借り入れできるかが決まります。

詳しく言うと、借入可能額は以下になります。

担保にする不動産の時価評価額 × 担保掛目(70~80%前後)ー 他の借入の残債 = 借入可能額

不動産価格が上昇すると、上の式でいう【担保にする不動産の時価評価額】が増えますので、借入可能額も増えることになります。

なので、不動産価格が低かった時期には、借入可能額がマイナスだったり、少なすぎて借入できないことがありますが、不動産価格が高くなると借入可能額が増加するので、借り入れできるようになる、という理屈です。

不動産担保ローンで家や土地を担保にいくらお金を借りられる?借入可能額について解説します!

その他、不動産価格が上昇傾向にある時期は、不動産担保ローン会社にとっては貸付後の担保価値が高くなる可能性があるので、リスクを多目に取ることができます。

リスクを多目に取ることができると、通常時は担保掛目を70%としていたとしても、担保不動産の価格が上昇しそうだと予想できる場合は、担保掛目を80%に引き上げる場合があります。

実際に数字を入れて、どのように変化するのか例を示したいと思います。

他の借入の残債が2,500万円で、その他の条件を変えた場合の借入可能額は以下の通りです。

・担保にする不動産の時価評価額が3,000万円で、担保掛目が70%の場合

3,000万円 × 0.7 - 2,500万円 = -400万円(融資不可)

・担保にする不動産の時価評価額が3,500万円で、担保掛目が80%の場合

3,500万円 × 0.8 - 2,500万円 = 300万円(融資可能)

ここ数年、特に都市部では不動産価格がかなり上昇していますので、2年くらい前には断られたという方でも、上記のように今では借りられるようになっている可能性があります。

最近まわりの不動産価格が上がっているなぁと思う方は、あきらめずにもう一度チャレンジしてみることをおすすめします。

金利が低い時期

金利が低い時期は、不動産担保ローンでお金を借りた際の返済負担が少なくなります。

審査をするときは、担保にする不動産の審査もしますが、借りる人が返済できるかどうかも審査しますので、金利が低くて返済額が低い時期は、高い時期に比べて返済できる可能性が高いと判断されやすいため、審査に通りやすくなります。

例えば、毎月収入が35万円ある人が、不動産担保ローンで1,000万円を15年返済するとき、金利が3%と6%で比べると、月々の返済額と返済比率は以下のようになります。

・金利3%の場合 月々の返済額 69,058円 返済比率 19.7%

・金利6%の場合 月々の返済額 84,385円 返済比率 24.1%

金利が3%下がると、返済額が約15,000円、返済比率が約5%も下がります。

もし不動産担保ローン会社の審査基準が、返済比率20%以下という基準だったら、金利3%の場合は審査に通るけど、6%の場合は通らないことになります。

あくまで上記は例ですが、このような仕組みから、金利が高い時よりも低い時の方が返済比率が下がるので、不動産担保ローンでお金を借りやすくなるのです。

今は金利が非常に低い時代ですので、お金を借りやすい時期と言えます。

【不動産担保ローン】金利比較ランキング!金利が安い不動産担保ローン会社はここだ

不動産担保ローンの審査が厳しい時期、お金を借りづらい時期

最後に、審査が甘い時期とは反対に審査が厳しい時期についても解説して終わりたいと思います。

以下の時期・タイミングは不動産担保ローンの審査が厳しくなる傾向にあります。

・景気が悪化した時

・金利が上昇した時

基本的には、審査が甘い時期の反対です。

景気が悪化した時

景気が悪化するとどのようなことが起きるかというと、まず急速に銀行が融資を引き締めます。簡単に言うと優良企業や属性の良い方にしか、お金を貸さなくなるのです。

これにより銀行系の不動産担保ローン会社もお金を貸さなくなりますし、ノンバンク系の不動産担保ローン会社は銀行からお金を借りて資金調達していることが多いので、景気が悪化すると資金調達できなくなり、お金を貸さなくなります

私は、リーマンショックが起きたとき、ノンバンク系の金融関係の会社で働いていたのですが、一斉に融資がストップし、新規案件は全て断るように上層部から指示が出ました。

これは、審査に通る通らないの話しではなく、その会社自体が資金調達できなくなって、貸し出しができなくなったのです。

今後もし金融危機のようなことがまた起きた場合、同じような事態になりかねませんので、お金を借りたいと思っている方は、今のうちに借りといた方がいいと思います。

また、融資が引き締められると、融資を利用して売買されることが多い不動産の価格も、大きく下落する可能性があります。

不動産価格が下がる=借入可能額が下がるということになるので、不動産担保ローンでお金を借りづらくなってしまいます。

金利が上昇したとき

金利が上昇すると、返済負担が増えるため、金利が低い時なら審査で返済できると判断されていた人でも、審査に通らなくなる可能性があります。

特に銀行系の不動産担保ローン会社は、担保にする不動産だけでなく、借りる人の信用力もある程度重視して審査する傾向にありますので、借りづらくなってしまいます。

現在は金利が低い状態が続いていますが、インフレ率が高まっていることから、日銀は金利を引き上げる可能性があります。

金利が上昇した状態で審査に通ったとしても、利息負担は増えているので、金利が低い今のうちに申し込んでおいた方がいいのは、間違いありません。

まとめ

不動産担保ローンは、時期によって審査の通りやすさが変わります。

具体的には、以下に該当する時期に不動産担保ローンの申し込みをすれば、お金を借りやすいです。

・不動産担保ローン会社の決算月(3月や9月)

・不動産担保ローン会社がキャンペーンを行っている時

・不動産価格が上昇傾向にある時期

・金利が低い時期

ここ10年程、不動産価格は全国的に上昇傾向にあることや、日銀が金融緩和を続けている関係で低金利が続いていることなどから、現在は不動産担保ローンを借りやすい時期だと言えます。

ただし、不動産価格の上昇や低金利はいつまでも続く訳ではなく、既に日銀が長期金利の上限幅を引き上げるなど、雲行きが怪しくなってきていますので、不動産担保ローンでお金を借りやすい時期が終わってしまう可能性が出てきています

不動産担保ローンでお金を借りたいと思っている方は、早めにお申し込みすることをおすすめします。

「でも、どこの不動産担保ローン会社がいいのかわからない……」という方には、以下の記事で借りる人の状況に合った不動産担保ローン会社をご紹介しています。

【不動産担保ローン会社の選び方】と状況別おすすめの不動産担保ローン会社をご紹介します!

今回は、不動産担保ローンでお金を借りやすい時期について解説しましたが、そもそも審査ではどのようなところが見られているのかについて解説した記事もありますので、興味のある方はそちらもご覧ください。

不動産担保ローンの審査に通らない理由はこれだ!審査基準を解説します

不動産担保ローンの本審査で落ちる確率ってどれくらい?本審査で落ちるパターンについて解説します!

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