駅近の一戸建てはメリットよりデメリットがいっぱい?宅建士が自身の体験談とともに解説します!

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電車と一戸建て

近年、家を買うなら駅近がいい!という方は多いです。駅に近いと通勤通学が楽だし、買い物にも便利、資産価値も高い?なんてよく聞きます。

しかし、駅近の一戸建ては、メリットもありますがデメリットも多いんです!

それを知らずに駅に近い家を購入してしまうと、後々後悔してしまう可能性があります。

今回は、駅近の一戸建てに住むデメリットをご紹介しますので、家の購入を検討している人は、読んで損はないと思います。

私自身、それなりに栄えている駅から割と近い場所に家を購入して住んでいますので、私の過去の体験談もご紹介します。

駅近の戸建てのデメリットは、騒音、ゴミ、日当たり、治安、価格、災害の危険性にあります。戸建は駅に近すぎるよりも、ある程度距離が離れている方が、快適な暮らしを実現できる可能性が高いです。

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駅近の一戸建てはデメリットがいっぱい?最近の駅近ブームに物申す!

それでは、駅近の一戸建てのデメリットについて説明していきたいと思いますが、ここでいう駅近の一戸建てとは、駅前に多数お店があって、それなりに大きい駅から徒歩5分くらいを想定しています。

駅に近くても、それほど駅が栄えていない場合はデメリットが少ないこともありますし、逆に駅がかなり栄えている場合は、駅徒歩10分くらいでも以下で説明するデメリットがある可能性があります。

私の家は駅から徒歩8分ほどですが、それなりに栄えている駅なので、以下でご紹介するデメリットにいくつか該当しています。

駅近の一戸建ての6つのデメリット

うるさい

汚い

治安が悪い

日当たりが悪い

価格が高い

災害に弱い

駅近戸建てのデメリット1【うるさい 】

人も車も多い騒がしい駅前

駅の近くは、電車、車、お店、人が多いので、常に色々な音がしています。

電車は都会では、朝5時くらいから深夜1時くらいまで走っています。車は夜は交通量が減りますが、駅によっては24時間車が出入りしていたりします。

駅前が飲食店の多い飲み屋街の場合、飲んで帰ってくる人が深夜大声で騒ぐ声が聞こえることもあります。駅近に家がある場合、すぐ隣に飲食店ができることも珍しくありません。

また、駅の近くは賃貸需要が高いので、賃貸マンションやアパートが多いのも特徴です。

学生が住むようなアパートが、家の隣や向かいにあったりすると、夜に家で麻雀をしたり飲み会を開いて大騒ぎすることもあります。

ほとんどの戸建ては木造ですので、壁自体の遮音性も低いです。なので鉄筋コンクリート造のマンションに比べると外の音が聞こえやすいです。

駅の規模や、どのようなお店が多いかなどにもよりますが、あまりに駅に近すぎる場合、静かな環境というのは一切期待できないといってもいいでしょう。


私の家は駅から徒歩8分とそれなりに遠く、商店街のメインストリートから離れているので、電車や車の音は殆どしないのですが、家の周りにアパートが多く、飲み会帰りなのか数人で話しながら家の前を通る人がいます。

夜中外で話す声はけっこう響くので、私はこれで深夜に目が覚めることがあります。

滅多にないのですが、深夜に酔った若者が外で話し込んでいたことがあって、これは目が覚めるどころか寝れませんでした…

駅近戸建てのデメリット2【 汚い 】

タバコのポイ捨て

駅の近くは人が多く、ゴミをポイ捨てする人が多いです。駅前のコンビニで飲み物や食べ物を購入して、家まで歩いて帰ってくる途中にゴミをポイ捨てする人や、タバコをポイ捨てする人が駅から離れた場所に比べて圧倒的に多いです。

少し駅から離れた、戸建ての持ち家が建ち並ぶようなエリアの住人は、自分達の街という意識も高いですし、近所の目もあるので、ポイ捨てする人は少ないですしゴミ出しのマナーもいいですが、駅近の賃貸物件に住んでいる人は、意識の低い人が多く、ゴミ出しのマナーも悪かったりします。

管理会社が定期的に清掃にくるようなアパートであればまだいいですが、そうでない場合はゴミがカラスに荒らされていても掃除するような人は誰一人いません。

ゴミ出しの曜日を守らない人も多く、ゴミ捨て場に常にゴミがあったりします。

駅前に飲み屋街があるようなところでは、朝方道路に嘔吐物があったりします。

駅近に家がある場合、家の前にゴミが捨てられていることなんて珍しくありません。きれいな環境で暮らしたいなら、駅からある程度離れた場所に住んだ方がいいです。


私の家の周りにも、タバコの吸い殻がしょっちゅう落ちています。

恐らく駅からの帰り道、毎回タバコを吸いながら帰ってきて、家の近くで捨てて家に入る不届きものがいます。

その他、家の自転車のカゴにコンビニのゴミが捨てられていたり、朝起きたら家の目の前の排水溝に嘔吐物があったことさえあります。

家の前に嘔吐物があったのは、さすがに私は過去に1度しかありませんが、繁華街のもっと駅に近い場所に家があれば、それほど珍しいことではないと思われます。

土曜の朝早くに駅の近くを通ると、よく見る光景ですので。

駅近戸建てのデメリット3【 治安が悪い 】

警視庁のホームページに、犯罪情報マップというものがあり、地図上で犯罪が起きた場所や内容、件数などがわかるのですが、これを見るとわかる通り、基本的に犯罪件数は駅近の方が駅から離れた場所に比べて多いです。

警視庁犯罪情報マップ
警視庁 犯罪情報マップ http://www2.wagmap.jp/jouhomap/Portal

駅近でも、駅の周りにお店があまりないような場所では、それほど犯罪発生率は高くないですが、飲食店などの多い繁華街は特に犯罪発生率が高くなります。

また、駅近と駅から遠い場所では、犯罪の内容が変わります

駅から遠い場所では、空き巣の被害が多いですが、駅に近い場所では暴行事件などが多くなります。

小さいお子さんがいるご家庭や女性は、気をつけたいポイントです。


私自身は成人男性だからか、危ない思いをしたことはないのですが、駅の近くで暴れている人を見たりすることはあります。

繫華街だと、夜は酔って気が大きくなっている人も多いので、注意が必要です。

駅近戸建てのデメリット4【 日当たりが悪い 】

南側に高い建物が建って、日の当たらない一戸建て
駅近の一戸建て 南向きで本来であれば日当たりのいい家なのに、商業地なので南側に高い建物が建ち、昼の12時頃なのに全く日が当たっていない

駅に近い場所は、都市計画で商業地や近隣商業地域という用途地域に指定されていることが多く、このような場所はお店があることを想定しているので、日当たりに関する規制がないことが多いです。

また、容積率の大きい土地が多いので、高い建物が建てられる可能性が高く、自分の家の隣や南側に急に大きなマンションやビルが建つこともあります

上の写真の家はまさにそのような状況で、南側に大きなマンションが建ったことにより、真昼でも全く日が当たっていません。

よくニュースなどで、日照権について話していることがありますが、厳密に言えば日照権などという権利はなく、建築基準法や住んでいる地域の条例、都市計画などで、北側の土地に日が当たるように規制しているだけです。

繰り返しになりますが、商業地域では日当たりに関する規制が住宅地に比べると緩いので、建築許可基準を満たしていれば、いくら日照権がどうこう訴えても無駄です。

場合によっては、全く日の当たらない家になることも覚悟しなければいけません。これは、戸建てだけでなくマンションでも同様です。

駅近戸建てのデメリット5【 価格が高い 】

駅近は人気があるから価格が高い、と思っている方も多いと思います。

それも理由の一つではあるのですが、駅近の土地が高い理由は他にもあります。

その理由は【商業物件を建てるための土地】としての価格がついているからです。

基本的に商業地は、住宅地に比べて容積率が高く設定されています。容積率が高いということは、狭い土地でも高さのある建物が建てられます。

また、商業物件は建物を建てて貸した際に、どれだけ賃料をもらえるか?という視点で価格がきまります。なので、容積率が高ければ高いほど、土地一坪当たりに建てられる建物の規模が大きくなり、建物が大きいほどそこからもらえる家賃も多くなるので、土地自体の価格も高くなります。

賃貸併用住宅として、マンションやアパートを建てて住む場合は、その土地を有効活用していることになるのでいいと思いますが、そのような土地に戸建てを建てるのは、住居として快適性の低い場所に無駄に高い金額を払って、家を買っているようなものです。

ただし、自分が売却する場合は高く売れる可能性が高くなるというメリットもあります。

駅近戸建てのデメリット6【 災害に弱い 】

洪水で浸水した家

すべての駅が該当するわけではありませんが、鉄道の駅は災害に弱い場所にあることが多いです。

なぜかというと、鉄道を作るときには駅もですが、線路を引かなければいけません。

線路を引く場合、長距離に及ぶので必然的に国有地などだけではなく、民間が所有する土地も買い取って線路を引かなければいけません。

鉄道会社は、農家などの地主に対して、線路を引くので土地を売って欲しいという交渉をしに行きますが、地主は自分が所有している土地の中で一番災害に強い、いい土地を売らずに、住むにも作物を育てるにも適していないような土地を売却することが多かったのです。

その他、川沿いや海沿いなど土地を民間人から買収する必要がないような場所も、線路を引きやすいので駅や線路が存在していることが多い傾向にあります。

例えば、山手線の品川~浜松町のあたりは、昔は海岸線だった場所です。

その他、渋谷駅はすり鉢状なった地形の一番低地に存在しているので、昔から水害に弱い場所として有名でした。

戸建てに限らずマンションもそうですが、駅に近い場所は上記のような理由から、災害に弱い場所が多いのです。

駅に近い場所に限らずですが、家を購入する前には、必ずハザードマップなどで自然災害に強い土地かどうか確認するようにしましょう。

東京23区と横浜市で、どこの区が自然災害に強い安全な街なのか、ハザードマップなどをもとに調査した記事もありますので、興味のある方はご覧ください。

ハザードマップで見る、東京23区災害に強い安全な街ランキング

ハザードマップで見る、神奈川県【横浜市】災害に強い安全な街ランキング

まとめ

駅近の一戸建てには、以下の6つのデメリットがあります。

うるさい

汚い

治安が悪い

日当たりが悪い

価格が高い

災害に弱い

戸建てはマンションに比べると、上記デメリットを受けやすいため、あまり駅に近すぎるのはおすすめしません。

駅近が便利なことには間違いありませんが、戸建てで安全・安心・快適な生活を送りたいなら、ある程度駅から離れている方がいいでしょう。

安全・安心・快適な 暮らしを送りたい方には、閑静な住宅街がおすすめです。

閑静な住宅街のメリット・デメリットや探し方について解説した記事もありますので、興味のある方は是非ご覧ください。

>>閑静な住宅街に住みたい人のために、メリット・デメリットと探し方を解説

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