旗竿地の手前の家の、メリット・デメリット

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分譲住宅地

分譲住宅を購入しようと探していると、旗竿地とその手前の家に分かれている物件を目にすることも多いと思います。

旗竿地はやめたほうがいいなんてよく聞くけど、旗竿地の手前の家は購入しても大丈夫なのか?そんな方の為に、元不動産仲介会社の宅建士が、旗竿地の手前の家のメリット・デメリットを解説します。

また、旗竿地とその手前の家と言っても、色々なパターンがありますので、トラブルが起きやすい家の特徴もご紹介します。

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旗竿地の手前の家の、メリット

旗竿地の手前の家には、普通の土地にはないメリットがありますので、解説します。

角地のような開放感が得られる

旗竿地の手前の家の最大のメリットは、隣地の通路があるため、角地のような開放感が得られることです。

隣地通路部分の幅や方角にもよりますが、日当たりも良くなります

特に片側だけでなく、左右が旗竿地に挟まれている土地は、三方角地のような状態になるので、とても開放的です。

売却しやすい

上述した通り、角地のような開放感が得られる土地のため、売却する際にも割と人気があり、売りやすい物件です。

とは言え、後ほど解説しているトラブルになりやすい分譲地に該当する場合、逆に売却しづらくなる可能性もありますので、注意が必要です。

旗竿地の手前の家の、デメリット

旗竿地の手前の家は、一見すると特にデメリットがなさそうに思うかもしれませんが、旗竿地に接する土地特有のデメリットがあったりしますので、解説します。

隣地(旗竿地)の通路部分の利用方法でトラブルになりやすい

Twitterなどでは、旗竿地の所有者が通路部分で友人とバーベキューやプールをしたり、車の駐車方法などでのトラブルがツイートされています。

特に旗竿地と手前の家の間では、駐車に関して非常にトラブルになりやすい傾向にあります。

この点については後ほど 【トラブルが起きやすい、分譲地の特徴 】として詳しく解説します。

自分の家と隣の家の距離が近い

旗竿地とその手前の家は、建物の距離が近いことが多いので、お互い生活音などが聞こえやすい傾向にあります。特に春や秋など過ごしやすくて窓を開ける季節は、音が聞こえやすいです。

私の知り合いで実際に旗竿地に住んでいる人から聞いた話しでは、隣の家の人の歌声や子供を叱る声などが、聞こえてくるとのことでした。

その他、建物の距離が近いということは、火災の際に火が燃え移りやすいので危険です。

トラブルが起きやすい、旗竿地がある分譲地の特徴

旗竿地とその手前の土地では、特有のトラブルが起こりえます。トラブルが起きやすい分譲地の特徴を解説します。

旗竿地の通路部分の幅が狭い

隣の旗竿地の通路部分の幅が狭いと、車を駐車したら通路を通りづらくなり、隣の土地を通って家に出入りするような人もいます。

旗竿地の通路部分の幅は、最低で2m、駐車スペースが設けられている土地でも、2.5m程度しかありません。これに対して車の幅は車種にもよりますが、ミラーまで入れるとミラーをたたんだ状態でも2mくらいあります。

百歩譲って駐車した状態で人は通れても、自転車を通したり、大きな荷物を持っている状態では、自分の敷地のみを利用して通行するのは困難になる訳です。

このような場合、結局隣の敷地を通るようになったりします。

旗竿地とその手前の家の間に、塀がない

塀が無い旗竿地の通路
塀が無く、手前の家の外壁が通路と接している物件

旗竿地を含む分譲地では、旗竿地とその手前の家の間に塀がないことが多いです。

あっても、旗竿地の手間の家の敷地に塀が設けられており、その分土地が狭くなります。

旗竿地は通路部分が狭すぎて、塀を作ると車が止められなくなったり、駐車すると人が通れなくなるからです。

塀が無いと、自転車や大きな荷物を持って通路を通った際に、手前の家の壁にこすって気づつけたりする恐れがあります。また、最悪のパターンだと、旗竿地の人が車を駐車する際に誤って、手前の家の壁に衝突する可能性もあります。

その他、塀が無いと車を乗り降りする際に、手前の家の敷地を利用するようになったりされる場合もあります。

協定通路となっている部分がある

協定通路とは、協定を結んだ者同士であれば他人の敷地の一部を自由に通路として利用してもいいというものです。

分譲地によっては、他人に敷地を通らなければ駐車が困難な土地が生まれることがあり、苦肉の策として初めからこのような協定を結ぶ必要がある場合があります。

土地の形にもよりますが、このような場合、旗竿地側には多大なメリットがあっても、手前の土地側には殆どメリットがない場合が多いです。

協定がない状態で勝手に通られるよりはトラブルは少ないですが、自分の土地なのにそこに物が置けない、利用が制限されるので、このような協定を結ぶ必要のない分譲地をオススメします。

前面道路の幅が狭い

前面道路の幅が狭いと、車の駐車が困難になります。

旗竿地は敷地の間口が狭いので、ただでさえ駐車が難しいのに、前面道路の幅が狭いとさらに難易度が上がります。

このような場合、旗竿地の人は旗竿地の手前の家の敷地を通りがちです。

手前の家の敷地にタイヤの跡が付いたり、外構の一部が壊されたり、物が勝手にどかされるなどのトラブルが起きる可能性があります。

は元々広い一つの土地を、不動産業者が購入し売りやすい大きさや形に分けて販売するから、このような物件が多く売られているんです。

まとめ

旗竿地の手前の家の、メリット

・ 角地のような開放感・日当たり

・ 売却しやすい (トラブルが起きやすい事例に該当しない場合)

旗竿地の手前の家の、デメリット

・ 隣地(旗竿地)の通路部分の利用方法でトラブルになりやすい

・ 自分の家と隣の家の距離が近い

トラブルが起きやすい、旗竿地がある分譲地の特徴

・ 旗竿地の通路部分の幅が狭い

・ 旗竿地とその手前の家の間に、塀がない

・ 協定通路となっている部分がある

・ 前面道路の幅が狭い

結論としては、トラブルが起きやすい事例に該当していない旗竿地の手前の土地は、メリットの方が大きいので、買い!だと思います。

特に左右が旗竿地に挟まれた土地は、角地かそれ以上の日当たり・開放感を得ることができることもありますので、おすすめです。

ちなみに、旗竿地と手前の家、どちらを購入しようか迷っている方がいましたら、旗竿地のメリット・デメリットについて解説している記事もありますので、是非ご覧ください!

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