家を購入・建築して後悔したこと20選!失敗したくないなら知っておきたいポイントを解説

誰もが家を買ったり、注文住宅を建ててマイホームを手に入れる時、できれば後悔したくないものです。

しかし、全てが自分の理想通りの家を手に入れることができる人は、実際は少なく、大なり小なり後悔や不満なところがあったりします。

そこで、これから家を購入する、注文住宅を建てる人のために、不動産仲介会社で働いていた宅建士で、自宅購入経験もある筆者が、自身が家を購入した経験、仲介会社で働いていた時に家を買った人、家を売ろうとする人、家を建てた人などに聞いた、家を購入・建築して後悔したこと20選をご紹介します!

これを見れば、家を購入・建築するときに気を付けるべきポイントがわかります。

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家を購入・建築して後悔したこと20選

自分が家を購入した経験、仲介会社で働いていた時に家を買った人、家を売ろうとする人、家を建てた人などに聞いた、家を購入・建築して後悔したことは、以下になります。

1,家が狭すぎる

2,収納スペースが少なすぎる

3,家が広すぎる

4,線路沿いにある、踏切が近い

5,川沿いにある

6,公園に隣接している、目の前にある

7,駅から遠い

8,駅に近すぎる

9,高台にある

10,傾斜地にある

11,袋小路にある

12,旗竿地

13,北向きで日が当たらない

14,窓が多すぎる

15,おしゃれすぎる

16,風呂場やトイレの位置が悪い

17,前面道路が狭い

18,車庫(駐車場)が狭い

19,自転車置き場がない

20,庭や植栽の管理が大変

それぞれ解説します。

後悔1,家が狭すぎる

立地を妥協せずに、マンションを買ったり、注文住宅を建てる人に多いのが、家が狭すぎて後悔することです。

仲介会社で働いていたときに、面積の小さい家の売却依頼を任せて頂くこともよくあるのですが、売却理由を聞くと、「狭い」という回答がくることが多いです。

最近はマンション価格が高騰しており、都市部ではかなり世帯年収がないと、広々としたマンションを購入することができません。

また、どうしても注文住宅で家を建てたいし、立地も妥協したくない!という方の中には、予算の関係で狭い土地に家を建てざるを得ず、俗に言うペンシルハウスを建て、住んでみるとあまりの狭さ、暮らしづらさに後悔することも珍しくありません。

マンションの場合、狭くても投資用などで需要があるので売却しやすいですが、ペンシルハウスは投資用としても居住用としても、需要がありませんので、住み替えたくて売却しようと思っても売れないことがよくあります。

不動産屋目線で言うと、立地にこだわって狭すぎる家を建てるくらいなら、多少立地を妥協してまともな家を建てた方が、満足度が高いし将来売る時も苦労しないと思います。

ペンシルハウス(狭小住宅)が中古で売れない理由と、売却方法について解説

後悔2,収納スペースが少なすぎる

物件の内見する際や、図面を見ているときに、部屋がいくつあってどれくらいの広さがあるのか確認しても、収納スペースが十分あるかどうか確認している人は、意外と少なく、住んでから後悔することがよくあります。

マンションは戸建てに比べて収納スペースが少ない傾向にありますし、戸建の場合、都市部では多い狭小3階建て住宅だと、クローゼットがない部屋のある物件もあったりします。

家を購入、建築する際は、しっかりと収納スペースが十分あるか確認しましょう。特にこれから子供を産んで家族が増える予定の方は、そういったことも考慮する必要があります。

子供の服、おもちゃ、学校関係の物や、習い事関係の物など、子供が生まれると急激に物も増えます。

後悔3,家が広すぎる

不動産・建築業界では、敷地に建てられる最大限の建物を建てるのがセオリーなので、とにかく大きな家を建てようとする傾向にあります。

また、建築主も大きな家に憧れている人が多く、お金がある人は大きな家を建てることが多いです。

しかし、大きな家は掃除するのがとても大変で、冷暖房効率が悪いため性能の高いエアコンなどを使うので、光熱費が高くなります(契約しているアンペア数がとても大きい)。また、固定資産税なども高くなりますし、庭があったりすると維持管理も大変で後悔される方がいます。

そして大きな家は値が張るため、中古で売り出してもなかなか売るのに苦労することも珍しくありません。

大きな家はお金持ちの人が買ってくれるのでは?と思われるかもしれませんが、お金持ちの方は、中古ではなく自分の理想的な家を新築したがる傾向にあるので、中古の大きな家は売れないことが多いのです。

最終的に建売用地として、不動産業者に安く買いたたかれることも珍しくありません。

お金持ちばかりが住む高級住宅街であれば問題ありませんが、高級住宅街でもない場所に大きな家を建てるのは、維持管理が大変なだけでなく、こういった悲劇が起きることも多いので、あまりおすすめしません。

注文住宅は中古で売れない?高く売れる家と、買い手がつかない家の違いは何か解説

後悔4,線路沿いにある、踏切が近い

線路沿い、特に踏切の近くは、電車や遮断機の音がとにかくうるさいです。その他、戸建の場合は電車が通過するとき揺れる、線路から鉄粉のようなものが飛んできて家が汚れるなどのデメリットがあります。

また、線路側に窓があると、電車から家の中が丸見えなんて家も珍しくありません。

線路沿いなんて買ったら後悔するとわかりそうなものですが、線路沿いは方角によっては日当たりが良く、開放的なことが多いです。

また、駅に近かったりすると、意外と線路沿いの家でも購入する人はいます。

音に関しては、二重サッシにするなどある程度対策できますが、振動や鉄粉については対策のしようがありません。

長年住んでいる人は慣れるから大丈夫とよく言いますが、神経質な人は絶対にやめた方がいいですし、予算がカツカツでそこしか買えないという状態でもないなら、おすすめしません。

後悔5,川沿いにある

洪水で浸水した家

川沿いは、開放的で綺麗な景色が楽しめたり、休日は河川敷を散歩やランニングするのに丁度いいので、けっこう人気があったりします。

しかし、川沿いは標高が低いことが多く、大雨や台風の際には河川が氾濫して浸水する危険性があります。

防災技術が発展した現代では、昔に比べて家を買う時、災害に無頓着な人が多いですが、危険な場所には変わり有りません。

実際に浸水被害に合って後悔し、住み替えようにも、既に洪水で浸水した場所ということが知れ渡っていて、売れないなんてこともあります。

家や土地を購入する前には、ハザードマップなどをよく見て、災害に強い場所か確認しましょう。

ハザードマップとは何か?種類や見方、活用方法などをわかりやすく解説します!

後悔6,公園に隣接している、目の前にある

公園の近くは、緑があり開放感も感じられるので、一般的には人気のある場所です。

しかし、公園によっては土日は昼間から夕方までずっと子供の遊ぶ声がし、夜は不良のたまり場になったり、若者が飲み会を始めるなど、うるさくて困るなんて話しもよくあります。

特に桜が綺麗な公園では、花見の季節になると、夜中に宴会していてうるさいから警察を呼ぶといったことも珍しくありません。

自治体によっては、公園を夜中は閉鎖しているところもあります。

安易に公園に隣接している場所=良好な住環境とは考えない方がいいです。

後悔7,駅から遠い

駅から遠いと毎日の通勤・通学に時間がかかるだけでなく、天気が悪い日や大きな荷物を持って旅行に行く際などに、非常に大変です。

自転車で駅まで行くとしても、駐輪代がかかったり、雨の日は使えないかカッパを着たりしないといけませんので、面倒です。

家が欲しいけど、自分たちの予算だと駅から遠い場所しか買えないから、ここでいいや!なんて考えで、駅から遠い家を購入して後悔することもよくあります。

後悔8,駅に近すぎる

電車と一戸建て

最近は駅近ブームで、駅を利用しやすい場所に家を購入する人が増えています。

しかし、駅に近すぎるのもデメリットがあるんです。

まず、駅の近くは電車や車、人通りも多いですし、飲食店などのお店も多いのでうるさいです。静かな環境を求める人には向きません。

また、駅に近い場所は商業地などに指定されているため、日当たりに関する建築制限がない場合が多いので、家の目の前に大きな建物が建って全く日が当たらないなんてことも珍しくありません。

その他、駅の近くは治安が悪い傾向にあり、犯罪発生率が高いです。

駅近の一戸建てはメリットよりデメリットがいっぱい?宅建士が自身の体験談とともに解説します!

後悔9,高台にある

急な坂道の住宅街

高台は災害に強く、高級住宅街になっていることも多いのですが、移動する際に車を利用しない人にとっては、坂がきつくて大変なことがよくあります。

若いうちはなんとかなるかもしれませんが、年を取ってくると出かけるのが億劫に可能性もあります。

平坦なところに住むと、移動しやすくて楽なのがよくわかります。

後悔10,傾斜地にある

傾斜地は、土砂崩れが起きないように、家を建てるときに擁壁(ようへき)を作るなど余計な建築費がかかることが多いです。

また、敷地の出入り口や車庫と、家の玄関が離れていて階段を上る必要がある家も多く、車から荷物を積み下ろしするのが大変だったりします。

注文住宅を安く建てられる土地の選び方 7つのポイントを解説

後悔11,袋小路にある

袋小路にある家

袋小路とは、通り抜けできない行き止まり道路のことをいいます。

このような道路の奥に建つ家は、近隣の人しか通らないので静かな環境というメリットもあるのですが、手前の家で火災が起きた際などに、逃げ場を失う危険性があることや、道路部分に他の家の人の車や来客などの車が止まっていて、車の出し入れができなくなるなど、デメリットも多いです。

特に近所にやっかいな人物が住んでいると、普通の通り抜けられる道路沿いの家に比べて、面倒なことに巻き込まれるリスクが大きくなります。

私が仲介会社で働いていたとき、隣人と車の駐車のことで仲が悪く、私道だった道路の掘削承諾がもらえず、売却を断念した方がいました。

後悔12,旗竿地

旗竿地に建つ家

旗竿地は、普通の土地に比べて3割くらい値段が安いことが多く、けっこう買ってしまう人が多いのですが、日当たりが悪かったり、隣の家と近いので音が聞こえやすかったり、火災時に燃え移ったり逃げ場を失う可能性があるなど、その分デメリットも多い土地です。

建て替えするときも、重機が中に入れず解体費や建築費が割高になることも多く、中古で売り出そうとするとなかなか売れないことが多いです。

不動産情報サイトなどでも、売れ残った旗竿地を見かけることが多いと思います。

旗竿地は安いけどやめたほうがいい?メリット・デメリットをわかりやすく解説します

後悔13,北向きで日が当たらない

予算の関係で北向きの家を買ったものの、日中全く日が当たらず、常に電気をつけて過ごす羽目になり、洗濯物もなかなか乾きづらく後悔することがあります。

日当たりが悪いことをあまり気にしない方もいますが、明るく開放的な家に住みたいなら、北向きの家はやめたほうがいいでしょう。

家の方角ごとの特徴と価格差ランキング!分譲地を買う前に知っておきたい日当たりと資産価値の関係

後悔14,窓が多すぎる

結露した窓

注文住宅を建てる人の中には、明るく開放的な家にしたいからとにかく窓の数を増やそうとする人がいますが、窓は壁に比べて断熱性や遮音性が劣ります。

また、窓を増やすと建設する際のコストも高くなるので、わざわざ高い建設費を払って、寒いし音も良く聞こえるなら、窓をもっと少なくすればよかったと後悔する人もいます。

その他、出窓も結露しやすく、外に突き出ているため雨が当たる音がうるさいので、普通の窓にすればよかったと後悔する人もいます。

家を建てるときの窓については、以下の記事で詳しく解説しています。

窓の多い家のデメリットは寒いだけじゃない!防犯や耐震性など、8つのデメリットと対策方法を紹介

後悔15,おしゃれすぎる

注文住宅を建てる人でたまにいるのが、おしゃれすぎる家を建ててしまい、使い勝手が悪かったり、事情があって家を売ろうとしたときに売れなくて後悔する人です。

奇抜な外観や色調、ガラス張りのトイレやお風呂、螺旋階段、外から中が丸見えなど、あまりにもデザイン性に振るのはおすすめしません。

後悔16,風呂場やトイレの位置が悪い

あまりないのですが、何を血迷ったか風呂場やトイレを家の奥の方ではなく、道路側に配置している家がたまにあります。

道路からすぐ覗けるような位置に風呂場やトイレがあるのは、すりガラスなどであっても落ち着けるものではありません。

お風呂の窓は、あまり防音性が高いものでないことも多いので、電気のあかりやシャワーなどの音で外からどこが風呂場で、シャワーを浴びていることがわかってしまいます。

風呂場やトイレの位置も、内見時はあまり意識しないことが多く、いざ住んでからこれって……なんて気づいて後悔しても遅いです。

後悔17,前面道路が狭い

幅の狭い道路

家の前の道路が狭いと、思ったより大きな家が建てられなかったり、トラックや重機が入ってこれない場合は、建築費や解体費が高くなります。

また、車の出し入れが困難になったり、日当たりが悪いなど、道路が狭いことによるメリットはほとんどないと言っていいでしょう。

車を利用する方は、必ず購入前に実際に車庫に車を出し入れすることをおすすめします。

旗竿地の間口は何メートルあれば駐車可能?2m、2.5m、3m、4mそれぞれの駐車のしやすさを解説

後悔18,車庫(駐車場)が狭い

狭すぎる車庫は、車の乗り降りがしづらかったり、出し入れが難しかったりします。

車を利用するのが大変だと、かなりのストレスになりますし、自分の家や近隣にぶつけてしまうリスクも高くなります。

自分の家にぶつけた場合は、自動車保険が下りないことが多いですし、隣近所にぶつけた場合は保険金は下りても、迷惑をかけることには変わりないので、関係を悪くしてしまう可能性があります。

後悔19,自転車置き場がない

一戸建てを買ったり、建築したりするときに意外と忘れがちなのが、自転車置き場です。

一軒当たりの土地の広さが小さい傾向にある都市部では、車の駐車スペースのことは考えられて設計されていても、自転車置き場のことまでは考えられていないことが多く、いざ家を購入して住んでみたら、自転車を置くスペースがないことに気づくなんてことも珍しくありません。

仕方なく、敷地の空いたスペースに自転車を置くことになりますが、雨ざらしになったり、自転車を置くことで車の出し入れが面倒になっている家もよく見かけます。

家を購入・建築する際は、自転車を置くスペースがあるかないかしっかり確認したいものです。

後悔20,庭や植栽の管理が大変

庭のない戸建てや、マンション暮らしで育った方が、維持管理の大変さを知らず、綺麗な庭のある家に憧れて後悔することがあります。

庭付き一戸建ての家で、生垣や庭に木が生えている家に住んでいたことがあるならわかると思いますが、草や木の伸びるスピードは驚くほど早く、定期的に管理しないと雑草ボーボー、木は伸び放題で届かない高さになり、あっという間にジャングルのようになります。

このような状態になると、隣近所に迷惑をかけてクレームが入ることもあります。

木の剪定は、自分でやるとかなりの重労働で、切った枝葉のゴミも大量にでますし、庭師などに頼むと、けっこうな料金がかかるため、経済的な負担にもなります。

実際に手に負えなくなってジャングル化している家や、せっかく庭付き一戸建てを購入したのに管理が大変で防草シートを庭に張っているご家庭なんかもあったりします。

憧れるだけならいいですが、ガーデニングが趣味だとか、庭師に頼む経済的な余裕がある方以外は、生垣や樹木のある広い庭がある家は、あまりおすすめしません。

まとめ

家を購入・建築して後悔しやすいポイント20選

1,家が狭すぎる

2,収納スペースが少なすぎる

3,家が広すぎる

4,線路沿いにある、踏切が近い

5,川沿いにある

6,公園に隣接している、目の前にある

7,駅から遠い

8,駅に近すぎる

9,高台にある

10,傾斜地にある

11,袋小路にある

12,旗竿地

13,北向きで日が当たらない

14,窓が多すぎる

15,おしゃれすぎる

16,風呂場やトイレの位置が悪い

17,前面道路が狭い

18,車庫(駐車場)が狭い

19,自転車置き場がない

20,庭や植栽の管理が大変

家の購入・建築で後悔したくないなら、上記ポイントに気をつけましょう。

当サイトでは、家や土地を購入する際の、選び方のポイントについても解説している記事がありますので、興味のある方は是非ご覧ください。

家を購入するときの選び方の優先順位は?災害に強く、便性で、資産価値の高い家を買おう!

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