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家(一戸建て・土地)を買う時に知っておきたい、前面道路の話し

ほとんどの方は、家を買う時にその土地や建物ばかり見る傾向にありますが、実はその土地が接している道路の状況もとっても重要なんです。

不動産屋さんに一戸建てや土地を案内されたときにも、物件の外で前面道路について詳しく説明してくれる営業マンはほとんどいないでしょう。

そこで今回は、これから一戸建てや土地を購入しようと思っている方向けに、前面道路の重要性について解説します。

【道路の話し】と聞くと、あまり興味が沸かない方も多いかもしれませんが、知っておいて損することはない(知っておいた方がいい)と思いますので、是非最後までご覧いただければと思います。

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家(一戸建て・土地)を買う時の、前面道路の重要性

ほとんどの人は一戸建てを購入する場合、家の外観や室内の広さ・設備などにしか目はいかないでしょう。

しかし、その物件の前面道路がどのようなものかによって、住み心地の良さや資産価値に大きく影響してきますので、とても重要です。

なので、一戸建てや土地を購入するときには、契約前に不動産仲介会社などから重要事項説明というものを受けますが、このとき道路についても必ず説明されます。

一般の方は、こんなの聞いて何になるんだ?くらいに思われる方も多いと思いますが、不動産の取引では超重要なので、理解しておいた方がいいのは間違いありません。

具体的に前面道路のどのようなポイントについて見ていけばいいか、知っておいた方がいいことについて詳しく解説します。

前面道路で気をつけたいポイント

一戸建てや土地を購入する際は、前面道路について以下6つのポイントについて確認しましょう。

1、道路の幅

2、二項道路(幅4m未満の道路)

3、交通量

4、私道

5、間口の長さ

6、高低差

それぞれ解説します。

前面道路で気をつけたいポイント1、道路の幅

住宅街の幅が狭い道路

【前面道路の幅】がどれくらいあるのかは、日当たりや風通し、開放感、車の駐車のしやすさなどに大きく関係します。

その他、何度もあることではないですが、家の前面道路が狭いと家の建築費や解体費、引っ越し料金などにも影響してきますし、あまりに狭いと火災の際に消防車が近づけないないなんてこともありえます。

前面道路の幅が広い方が、日当たりや風通しが良く、開放感も感じることができます。また、車を駐車しやすいです。

逆に幅が狭い(4m以下くらい)と土地の南側に道路があったとしても、季節によっては1階に日が当たらないなんてこともあります。

車のすれ違いも難しく、駐車するときには何度も切り返す必要が出てくる場合もありますので、注意が必要です。

一戸建てが建ち並ぶ住宅地では、前面道路の幅は6~8mくらいあるのがベストとされています。できれば最低でも5m以上は欲しいところです。前面道路の幅が5m以上あれば、基本的に不便は感じづらいと思います。

家を購入する際は、内見の際にすぐに建物の中に入らず、前面道路の幅がどれくらいあるのかしっかり確認しましょう。

前面道路で気をつけたいポイント2、二項道路(幅4m未満の道路)

二項道路
二項道路の写真 左側の白い家はセットバックしたため道路が広がっている。

前面道路の幅で特に気を付けて欲しいポイントが、【幅が4m以上あるかどうか】です。

幅が4m以上ない道路は、専門用語で【二項道路】と呼ばれているのですが、この道路に接する土地に建物を新たに新築する場合、前面道路が4mになるように後退(セットバック)して建物を建てなければなりません。

例えば、前面道路幅が3mしかない場合、幅が4mになるように自分側を0.5m、反対側も0.5mセットバックする必要が出てきますので、購入しようとしている土地の面積が実質的には幅0.5m×道路と接しているところの長さ分減ってしますのです。

土地面積が30坪だと思って購入したら、実際に自分の土地として使えるのは28坪だった…なんてことが起こりえるのです。

一見土地の広さの割に価格が安いと思ったら、セットバックが必要で実際に使える土地の面積はもっと狭いなんてこともよくあるので、注意が必要です。

セットバックで土地の面積が減ると、それだけ利用できる部分が減るだけでなく、容積率という建築規制に関係するので建てられる建物の大きさも変わります。

中古戸建を購入する際は、二項道路についてさらっと説明する程度の場合が多いので、特に注意が必要です。

2項道路のセットバックした部分を駐車場にした場合、車庫証明は取れるのか解説

前面道路で気をつけたいポイント3、交通量

交通量の多い道路
交通量の多い道路

前面道路の幅は6~8mくらいあるのがベストと言いましたが、【前面道路の交通量】に注意して下さい。

前面道路の交通量が多いと、四六時中騒音や振動に悩まされたり、道路が広くても車の出し入れがしづらいこともありますので、注意が必要です。

街全体的に道路幅が6~8mくらいあるなら問題ないのですが、周辺住宅地の平均的な道路幅が4mくらいで、一部道路だけ幅が6~8mある場合は、そこが主要な道路になっている場合が多く、車や人の交通量がその道路に集中することがあります。

本来住宅地というのは、とても静かな環境ですが、このような場合は住宅地内であっても静かな環境とは言えません。

その他、道路の広さに関わらず、購入しようとしている家の前面道路が抜け道として使われている場合も、交通量が多くなるので注意が必要です。

家や土地を購入する際は、しばらくその家の前に立ってみて、交通量が多くないか、抜け道として利用されていないか確認しましょう。

前面道路で気をつけたいポイント4、私道

私道

道路は、国や自治体などが管理している【公道】とそれ以外の個人や民間企業などが管理している【私道】の二種類があります。

公道の場合は、以下のような特徴があります。

・誰でも通行可能。

・道路が損傷した場合は、自治体が補修してくれる。

・水道管やガス管の引き込み工事をする際、道路の掘削承諾を簡単に得られる。

前面道路が公道だった場合、特にデメリットはありません。

それに対して、私道の場合は以下のような特徴があります。

・私道所有者の考えによっては通行ができない、通行に許可を得る必要がある。

・道路が損傷した場合の補修は、私道の所有者自身が行う。

・水道管やガス管の引き込み工事をする際、道路の掘削承諾を得るのが難しい場合がある。

前面道路が私道の場合は、上記のようなデメリットがあるので注意が必要です。

私道の方が、隣近所と良好な関係を築いていないと、後々面倒なことになる可能性があります。

特に家を新築する際などに、私道部分に埋まっている水道菅やガス管などの工事を必要とする場合がありますが、私道部分の共有者に非協力的な人がいたりすると、工事ができません。

私道にしか接していない土地・一戸建てを購入する場合は、私道共有者全員の掘削承諾書を取得できることを条件にしましょう。

それと、前面道路が私道の土地を購入する場合は、私道部分の持ち分も少しでかまわないので購入しましょう。逆に言うと私道の持ち分を一切所有しないことになるのは、危険です。

その他、私道部分は道とは言え人の土地なので、マイカーをいつも路上駐車して駐車場のように利用する人がいたりします。

こういった場合は後々トラブルになりやすいので、物件を見に行った際に道路に車が止まっていたら、注意しましょう。

前面道路で気をつけたいポイント5、間口の長さ

間口が広い角地

前面道路と接する部分(間口)の長さは、日当たり・風通し・眺望・車の駐車のしやすさ・間取りの自由度などに大きく影響しますので、非常に重要です。

間口の広い角地は、日当たり・風通し・眺望・車の駐車のしやすさ・間取りの自由度などが良いので、高値で取引されるのです。

逆に間口が狭く奥行きの長い土地に建つ家は、日当たりや風通しが悪いので注意が必要です。

特に、間口が2m程度しかない旗竿地(路地状敷地)と言われる土地は、土地の広さの割に価格が安いですが、一般的な土地に比べて快適性や利便性などが著しく劣るので、注意が必要です。

前面道路で気をつけたいポイント6、高低差

道路と高低差のある土地

前面道路と敷地に高低差がある土地も注意が必要です。

敷地が前面道路より高い場合は、駐車スペースを作るために土地を掘って捨てたり、土が崩れてこないように抑える擁壁を作るなど、土木工事費用が掛かる場合があります。

ただし、眺望や日当たりが良かったり、通行人から室内が見えづらいといったメリットもあります。

逆に、敷地が前面道路より低い敷地でも同様に土木工事費用がかかることがありますし、低い場合は日当たりや風通しが悪かったり、雨が降った際に水が集まりやすい(水害のリスクが高い)といったデメリットがありますので、注意が必要です。

まとめ

一戸建てや、土地を購入して注文住宅を建てる場合、その土地の前面道路がどのような状態かによって、日当たり・風通し・眺望・間取りの自由度・駐車のしやすさ・資産価値などが大きく変わってくるので注意が必要です。

必ず現地を見に行った際に、今回解説した以下6つのポイントをしっかりチェックしましょう。

1、道路の幅

2、二項道路(幅4m未満の道路)

3、交通量

4、私道

5、間口の長さ

6、高低差

土地や一戸建てを購入する際は、重要事項説明書という書類でその物件の前面道路はどのような状態か、必ず説明してくれます。

しかし、専門用語や注意点についてまで、細かく説明してくれることはあまりないと思いますので、注意が必要です。

何もわからないまま契約してしまうと、後々どんでもないことになる可能性もあります。

もし、現在具体的に戸建てや土地の購入を検討している方は、契約前に今回の内容をもとに再度チェックすることをおすすめします!

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