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マンションに住むなら購入・賃貸どっちがいい?メリット・デメリットを解説します!

マンションに住もうと思ったとき、分譲マンションを購入するのか、賃貸マンションを借りて住むのか迷う方も多いと思います。

この決定は、その後のライフスタイルや経済状況に大きく影響するため、非常に重要です。

そこで今回は、マンションを購入する場合と賃貸する場合のメリット・デメリットや、どっちにするのか決める際に考慮すべきことについて解説します。

この記事を読んでそれぞれの選択肢を比較検討すれば、よりよい決定を下すのに役立つと思いますので、是非最後までご覧ください。

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  1. 分譲マンションを購入するメリット
    1. 購入のメリット1 資産として残る
    2. 購入のメリット2 価値が上がって売却時に利益がでる可能性がある
    3. 購入のメリット3 住宅ローンの支払いが終われば、その後の住居費を大幅に抑えられる
    4. 購入のメリット4 自分好みにリフォーム・リノベマンションできる
    5. 購入のメリット5 設備や建物のグレードが高い
    6. 購入のメリット6 いざという時に自宅を担保にしてお金を借りることができる
  2. 分譲マンションを購入するデメリット
    1. 購入のデメリット1 売買時に大きなコストがかかる
    2. 購入のデメリット2 所有している間にもコストがかかる
    3. 購入のデメリット3 将来値下がりして損をする可能性がある
    4. 購入のデメリット4 引っ越ししづらい
    5. 購入のデメリット5 管理組合の役員をしなければならない場合がある
    6. 購入のデメリット6 予期せぬ出費がかかる場合がある
  3. 賃貸マンションを借りるメリット
    1. 借りるメリット1 転居しやすい
    2. 借りるメリット2 初期費用が少ない
    3. 借りるメリット3 メンテナンス費用が少ない
    4. 借りるメリット4 地域によっては賃貸の方がお得な場合もある
  4. 賃貸マンションを借りるデメリット
    1. 借りるデメリット1 資産形成できない
    2. 借りるデメリット2 自分好みにリフォーム・リノベーションすることができない
    3. 借りるデメリット3 設備や建物のグレードが低い
    4. 借りるデメリット4 家賃の値上げや退去させられることがある
    5. 借りるデメリット5 管理状態が劣る
  5. マンション購入・賃貸のメリット・デメリット比較
  6. マンションを購入か賃貸か決める際に考慮すべき事項
    1. 借りようとしているマンションは分譲マンションか、賃貸専用マンションか
    2. どれくらいの期間そのマンションに住むのか
    3. マンション価格は今後どうなりそうか
    4. 金利の上昇に耐えられるか
    5. 経営者は借り上げ社宅にすることで節税が可能
    6. 勤め先の家賃補助や社宅の存在
  7. まとめ

分譲マンションを購入するメリット

分譲マンションを購入することには、以下のようなメリットがあります。

1,資産として残る

2,価値が上がって売却時に利益がでる可能性がある

3,住宅ローンの支払いが終われば、その後の住居費を大幅に抑えられる

4,自分好みにリフォーム・リノベーションできる

5,賃貸マンションより設備や建物のグレードが高い傾向にある

6,いざという時に自宅を担保にしてお金を借りることができる

それぞれ解説します。

購入のメリット1 資産として残る

マンションを購入した場合、購入契約時に頭金を支払ったり、住宅ローンを毎月支払いますが、このお金は消費に使った場合と同じように、消えてなくなる訳ではありません。

全額ではありませんが、一部はすぐには使えない貯金のようなものなのです。

例えば4,000万円の家を購入したとしましょう。30年後に住宅ローンを完済したとき、その家が2,000万円で売却できるなら、住宅ローンで払った金額のうち2,000万円は、貯金していたのと同じことになるのです。

もちろん、買った物件によってはこんなに大きな資産価値が残らない場合もありますが、いいタイミングでいい立地に買った場合は、逆にもっと資産価値が残ることもあります。

購入のメリット2 価値が上がって売却時に利益がでる可能性がある

2013年頃から、特に都市部ではマンション価格の上昇が続いており、今マンションを売った場合、購入時よりも高く売れるという方も珍しくありません。

資産価値が残るどころか、値上がりにより利益がでることもあるのです。

このような場合、購入~売却するまでの期間、住居費をかけることなく生活できたようなものですので、非常にお得です。

下の図は、2013年~2021年度までの、東京23区の中古マンション価格上昇率を表したグラフです。

東京23区中古マンション価格上昇率(2013~2021年)
出典:レインズデータライブラリーの中古マンション平均成約㎡単価のデータを基に作成

全ての区で中古マンション価格は上昇しており、23区平均では8年間で58.6%も上昇しています。

購入する時期や物件の立地等にもよりますが、買った時より高く売れる可能性も十分あるのです。

購入のメリット3 住宅ローンの支払いが終われば、その後の住居費を大幅に抑えられる

人生の三大支出は、「住宅資金」「老後資金」「教育資金」と言われています。

住宅ローンの支払いが終われば、マンションの場合は固定資産税などの税金と、管理費、修繕費程度の支出で済みますので、住宅資金への支出を大きく抑えることができます。

また、老後の年金生活をする際は大幅に収入が減り、生活が苦しくなる場合もありますが、年金生活時に住居費の支払いがあるかないかは家計に大きく影響します。

老後に住宅ローンの支払いのない家があれば、安心して暮らせる可能性が高いでしょう。

購入のメリット4 自分好みにリフォーム・リノベマンションできる

自分が所有しているマンションであれば、管理規約に抵触しない範囲であれば自分好みに自由にリフォームすることが可能です。

大家さんに許可を得る必要もなく、大幅な間取り変更や壁を塗るといったこともできますので、こんな家に住みたい!おしゃれな空間が好き!という方にとっては非常に魅力的です。

購入のメリット5 設備や建物のグレードが高い

分譲マンションは賃貸専用に建てられたマンションに比べると、設備のグレードが高かったり、耐震性や遮音性など建物自体の性能も高い傾向にあります。

その他、分譲マンションではトレーニングジムやプールなど、共用部分が充実している物件もあります。

分譲マンションが賃貸に出された物件であれば同じメリットを享受できますが、賃貸専用マンションに比べれば、住み心地の良さを感じることができるでしょう。

購入のメリット6 いざという時に自宅を担保にしてお金を借りることができる

不動産は昔から、お金を借りる際の担保として利用されてきました。

マンションを所有している場合は、マンションを担保にいざと言う時の事業資金や生活資金を借りることもできます。

特に事業を営まれている方にとっては、資金調達の可否は事業の成長や継続に大きく影響しますので、マンションを所有することは大きなメリットになります。

不動産担保ローンとは?仕組みや流れ、注意点やリスクについて解説

分譲マンションを購入するデメリット

マンションの購入には解説したようなメリットもありますが、考慮すべきデメリットもあります。

1,売買時に大きなコストがかかる

2,所有している間にもコストがかかる

3,将来値下がりして損をする可能性がある

4,引っ越ししづらい

5,管理組合の役員をしなければならない場合がある

6,予期せぬ出費がかかる場合がある

それぞれ解説します。

購入のデメリット1 売買時に大きなコストがかかる

マンションを購入する際は、仲介手数料・住宅ローンの手数料や保証金・火災保険料・登記費用など、物件購入代金とは別に3~7%程度のお金がかかります(新築マンションを購入する場合や、住宅ローンを利用しない場合は安い)。

また、マンションを売却する際も、物件売却価格の3%程度(税別)の仲介手数料がかかってしまいます。

これらの費用は、かなり大きな金額となりますので、頻繁に売り買いすることはおすすめできません。

購入のデメリット2 所有している間にもコストがかかる

マンションを所有していると、固定資産税や都市計画税の他に、管理費、修繕積立金、保険料などのコストが継続的にかかります。

購入するマンションの広さなどにもよりますが、一般的な物件でも月に3~4万円くらいはしますので、けっこう大きな負担となります。

また、修繕積立金は場合によっては上がることもありますので注意が必要です。

購入のデメリット3 将来値下がりして損をする可能性がある

マンションは通常、築年数の経過とともに値下がりします。その他、経済状況や金利、人口動態、周囲の環境の変化など様々なことの影響を受けますので、将来的な価値の予測が難しく、購入する時期や立地を間違えると、大きく損をする可能性があります

ここ10年程を見れば、都市部ではマンション価格が上昇するのは当たり前のような印象を持ってしまいますが、1990年頃のバブル崩壊時は、都市部であっても10年以上不動産価格が下落しました。

東京23区の住宅地公示地価の推移
国土交通省地価公示・都道府県地価調査のデータを基に作成

場合によっては、賃貸で住む方がお得になることもあります。

購入のデメリット4 引っ越ししづらい

転職や転勤、家族構成の変化などで別の場所に住みたくなっても、マンションを購入している場合、転居することは容易ではありません。

マンションを売却するには、時間も手間も、コストもかかります。

なるべく早く売却したい場合は、人気物件でもない限り相場より安く売る必要がありますし、地方などでマンション需要の少ないエリアであれば、安くしてもなかなか売れずに、売れるまでかなり長い期間を要する場合があります。

転勤が多い仕事をされている方や、引っ越しする予定がある方は、購入より賃貸の方が柔軟性があっていいかもしれません。

購入のデメリット5 管理組合の役員をしなければならない場合がある

分譲マンションは管理組合を組織して、所有者全員が管理組合員になるのが一般的です。

そして、管理組合では組合のリーダーとなる理事長や副理事長、会計係、監査係など、重要な業務を行う役員が選出され、役員を中心に管理組合を運営していきます。

役員はやりたい人がいればその人がなることが多いですが、一般的に誰もやりたがらないことが多いため、持ち回り制やくじ引きなどで決められる場合もありますので、長く住んでいれば役員をやらなければいけなくなります。

何もないときはそれほど大変なものではありませんが、大規模修繕や建て替えを検討しているときや、住人間のトラブルが多い物件などでは面倒で大変なこともあります。

購入のデメリット6 予期せぬ出費がかかる場合がある

マンションを購入している場合は、専有部分(主に自分の家の中)の設備や配管は自分のものになりますので、故障や破損した場合は自分のお金で直す必要があります。

また、マンション全体でも大規模修繕や耐震化工事をする際などに、管理組合のお金が足りないので追加で負担金を徴収される可能性もあります。

その他かなり特殊な例ですが、マンション敷地の土砂が崩れて、土砂に巻き込まれた通行人の方が亡くなってしまう事故が起き、マンション区分所有者が遺族の方に損害賠償請求されたという事例もあります。

賃貸マンションを借りるメリット

続いて、今度はマンションを借りて住むメリット・デメリットを解説します。

借りて住むメリットは、以下のようなものがあげられます。

1,転居しやすい

2,初期費用が少ない

3,メンテナンス費用が少ない

4,地域によっては賃貸の方がお得な場合もある

それぞれ解説します。

借りるメリット1 転居しやすい

賃貸の場合は、退去したいときに解約の申し出をすればいいだけですので、簡単に引っ越しすることが可能です。

仕事の関係などで転居することが多い人にとっては、かなり大きなメリットになります。

また、もし新しく住んだ家や周辺環境、隣人等に問題があった場合、購入だと簡単に引っ越すことはできませんが、賃貸の場合は少ない負担でそういった問題を避けることができます。

借りるメリット2 初期費用が少ない

賃貸の場合は、仲介手数料や敷金、礼金、保証料などがかかりますが、購入する場合に比べれば圧倒的に安上がりです。

初期費用が少ないと引っ越しもしやすいですし、あまり手持ちのお金がない方でも問題ありません。

借りるメリット3 メンテナンス費用が少ない

賃貸の場合、借りている人が原因ではない設備の故障や、建物の損傷などの修繕費や維持費については、基本的に大家さんの負担となります。

なので、突発的な出費を心配する必要がなく、家計にも優しいです。

ただし、賃貸物件によって変わってくる場合がありますので、借りる際には必ずどこからどこまでが借主の負担となるのか、契約時に確認しておきましょう。

借りるメリット4 地域によっては賃貸の方がお得な場合もある

人口減少が著しい地方などの場合、不動産価格が下落傾向にあり、今後も上昇は見込みづらい状況にあります。

このようにマンション需給が完全に崩れてしまっている地域では、価格の下落や維持管理費などの負担を考慮すると、マンションを購入するより、ずっと賃貸で暮らした方がお得な場合があります。

都市部ではあまり考えられませんが、地方では老朽化したマンションが売却できずに廃墟化してしまうという事態が、実際に起こっています。

野洲市で行政代執行により解体された美和コーポ
廃墟化した分譲マンション 出典:野洲市 区分所有建物の空き家に対する行政代執行の事例について

こういった物件は、負債という意味も込めて、不動産ならぬ【負動産】と呼ばれており、売却できないために手放すことができず、税金や維持管理費だけかかり続けるといった問題があります。

賃貸マンションを借りるデメリット

賃貸マンションを借りる際には、いくつか留意すべきこともあります。

1,資産形成できない

2,自分好みにリフォーム・リノベーションすることができない

3,設備や建物のグレードが低い

4,家賃の値上げや退去させられることがある

5,管理状態が劣る

それぞれ解説します。

借りるデメリット1 資産形成できない

賃貸マンションの家賃は払ったら終わりで、どれだけ長く住んだところで解約時に払ったお金が返ってくるということはありません。

また、不動産市況の上昇によるメリットを受けることができません。

借りるデメリット2 自分好みにリフォーム・リノベーションすることができない

賃貸マンションは、所有者の許可がなければリフォームやリノベーションをすることはできません。

許可を得られたとしても、小規模なリフォームしか許可されなかったり、退去時に元の状態に戻すことを義務付けれたりします。

自分好みの空間に住みたいという方には、あまり向いていません。

借りるデメリット3 設備や建物のグレードが低い

賃貸マンションは、貸すことで収益を得るために建てられていますので、なるべく安い費用で建てようとするのが一般的です。

なので、耐震性や遮音性など住宅の性能は最低限の基準をクリアできればよく、設備についても必要以上に豪華なものがついてくることは基本的にありません。

一部の富裕層向け高級賃貸マンションや、分譲マンションを賃貸された物件でもない限り、大手不動産会社が貸主の物件であっても、あまり性能には期待しない方がいいでしょう。

借りるデメリット4 家賃の値上げや退去させられることがある

日本ではデフレが続いていたためにあまり聞かれませんが、賃貸の場合、不動産市況が良くなると家賃を値上げされる可能性があります。

また、築年数が古い物件などでは、建て替えや大家の都合で退去して欲しいと言われることがあります。

日本では法律上、借主が強い立場にあるので、余程の正当事由がなければ強制的に退去させられることはありませんが、拒否すると物件の修繕や管理の手を抜かれるといった事例もあります。

安定して長く暮らしたいなら、購入した方がいいでしょう。

借りるデメリット5 管理状態が劣る

分譲マンションの場合、小規模な投資用マンションでもなければ、管理会社がしっかり管理し管理人もいますので、マンションは綺麗に保たれます。

しかし賃貸マンションの場合は、管理人がいないことが多く、共用部の清掃が行き届いていなかったり、ゴミ捨て場が汚いことが多いです。

マンション購入・賃貸のメリット・デメリット比較

ここまで解説したことを、わかりやすいように比較表にしました。

マンション購入・賃貸比較表

都市部で長く同じ場所に住む予定の方、購入初期費用が払えるだけのまとまったお金がある方、建物や設備のグレードにこだわりのある方は、購入がおすすめです。

逆に頻繁に引っ越す可能性が高い方、建物や設備のグレードにあまりこだわりのない方、設備の故障などのメンテナンスや管理組合の参加などが煩わしい方は、賃貸がおすすめです。

上の表を見てわかる通り、購入と賃貸ではどちらが一概にいいと言うのはありません。住む人の状況や求めるものによって変わりますので、ご家庭に合っているのはどちらかよく考えて決断しましょう。

マンションを購入か賃貸か決める際に考慮すべき事項

ここまでマンションを購入する場合と、借りて住む場合のメリット・デメリットについて見てきましたが、最後に、どちらにするか決める際に考慮した方がいいこと、知っておいた方がいいことをご紹介して終わりたいと思います。

借りようとしているマンションは分譲マンションか、賃貸専用マンションか

世間で賃貸募集されているマンションには2種類あります。

建物全体を大家さんが所有していて賃貸に出されている【賃貸専用マンション】と、分譲販売されたけど賃貸に出されている【区分所有マンション】です。

後者は、一般的な賃貸専用マンションと区別するために【分譲賃貸】と呼ばれています。

メリット・デメリットでも解説しましたが、一般的に分譲マンションは賃貸マンションに比べて建物の性能や設備のグレードが良かったり、共用施設が充実している傾向にありますので、住み心地のいいマンションを借りて住みたいなら、分譲賃貸の物件をおすすめします

大手不動産会社は、分譲賃貸並みのグレードを謳っている高級賃貸マンション事業も行っていますが、実際に住んだ人の中には分譲マンションより遮音性が低く感じたという話しもよく聞きます。

また、大手不動産の高級賃貸マンションでさえこれくらいのレベルですので、一般的な賃貸マンションだともっと劣ると考えていいと思います。

どれくらいの期間そのマンションに住むのか

購入の場合は、購入時も売却時も大きなお金がかかるだけでなく、引っ越す際には時間も手間もかかります。

転勤の際には、一時的に賃貸に出すことも可能ですが、自分が返ってきたタイミングですぐに出て行ってもらうことは難しく、ちょうど自分が転勤で引っ越し、帰ってくる間だけ貸したいといった柔軟な対応は難しいのが現状です。

それに対し、賃貸は初期費用の負担が比較的軽く、急な転居にも対応しやすいです。

ご自身や家族の勤務先の状況や転勤の有無、家族構成の変化など、今後どれくらいそのマンションに住む可能性があるのかしっかり考慮してから決断することをおすすめします。

マンション価格は今後どうなりそうか

購入と賃貸、どちらが得か?という論争がありますが、結論としては値上がりするような地域であれば購入した方が得で、長期的に値下がりしそうな地域であれば賃貸の方がお得になる可能性が高いです。

完璧に予測するのは難しいですが、都市部のそれも中心部に位置するような場所では購入、地方の人口減少が著しい場所では賃貸が有利かもしれません。

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金利の上昇に耐えられるか

マンションを購入する場合、ほとんどの人が住宅ローンを利用しますが、昨今の超低金利の状況で、その中でもさらに金利の低い変動金利でなければマンションを購入することができなかったり、購入できてもちょっとでも金利が上がったら返済が厳しいような家計状況の場合は、無理をせず、より安い価格のマンションを購入するか、賃貸にした方がいいでしょう。

経営者は借り上げ社宅にすることで節税が可能

会社を経営されている方は、自分の会社がマンションを借り、それを借り上げ社宅として自分が住むことで、節税や社会保険料の軽減などにより、役員報酬の手取り額を増やすことが可能になります。

なので、マンションを購入できる収入や資金があっても、あえて賃貸マンションを借りて住んでいるという経営者の方もいらっしゃいます。

利用するには適用条件がありますので、詳しくは顧問税理士にご相談下さい。

国税庁 役員に社宅などを貸したとき

勤め先の家賃補助や社宅の存在

福利厚生の充実している会社では、家賃補助があったり、社宅が安く借りられる場合があります。

こういった補助が出る場合、賃貸で住み続ける方が圧倒的にお得な場合があります。

ご自身の勤め先の福利厚生内容の確認や、購入した場合との比較シュミレーションを行うことをおすすめします。

まとめ

・購入のメリット

1,資産として残る

2,価値が上がって売却時に利益がでる可能性がある

3,住宅ローンの支払いが終われば、その後の住居費を大幅に抑えられる

4,自分好みにリフォーム・リノベマンションできる

5,賃貸マンションより設備や建物のグレードが高い傾向にある

6,いざという時に自宅を担保にしてお金を借りることができる

・購入のデメリット

1,売買時に大きなコストがかかる

2,所有している間にもコストがかかる

3,将来値下がりして損をする可能性がある

4,引っ越ししづらい

5,管理組合の役員をしなければならない場合がある

6,予期せぬ出費がかかる場合がある

・賃貸のメリット

1,転居しやすい

2,初期費用が少ない

3,メンテナンス費用が少ない

4,地域によっては賃貸の方がお得な場合もある

・賃貸のデメリット

1,資産形成できない

2,自分好みにリフォーム・リノベーションすることができない

3,設備や建物のグレードが低い

4,家賃の値上げや退去させられることがある

5,管理状態が劣る

マンションを購入するのと借りるのではどちらが一概にいいということはありません。住む人の状況や求めるものによって変わりますので、ご家庭に合っているのはどちらかよく考えて決断しましょう。

今回は、マンションに住むなら購入・賃貸どっちがいいのか?それぞれのメリット・デメリットについて解説しましたが、他にも家選びの際に役立つ記事もありますので、是非ご覧ください!

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