
投資と聞くと難しそう、頭が良くないとできなさそう、すごく知識がないと無理そう
なんて思う方もいるかもしれません。
しかし、投資で儲かるパターンというのは、株だろうと不動産だろうと、ビジネスだろうと、大きく分けると、3パターンしかないのです。
この3パターンを知っているのと知らないのでは、投資で儲かる可能性が全然変わってきます。
その3つのパターンを解説します。
投資で儲かる3つのパターン
投資で儲かるパターンは、以下の3つです。
1,割安な価格で買う
2,買ったものの価値が上がる
3,買ったものがお金を生み出す
投資で儲けるのは、複雑に感じるかもしれませんが、シンプルにするとこの3パターンしかありません。
あとは、この3つを組み合わせたているだけです。
それぞれ詳しく解説します。
割安な価格で買う
割安な価格で買うとは、どういうことかと言いますと
通常取引されている価格よりも、安い価格で買うことで、買った時点で含み益がでている状態のことを言います。
すぐ売却しても、利益がでます。
この投資法のメリットは、短期間で利益を出せることと、安全性が高いことです。
わかりやすい例でいうと、八百屋さんなどは、市場で割安な価格で仕入れてきた野菜を、一般の人たちにスーパーで売られているような相場価格で売ることで、利益を得ています。
株でいうと、PERやPBR、配当利回りや、投資先の成長率に対して株価が割安な株を購入して、株価が適正な水準になった時に売却して、利益を得る割安株投資になります。
不動産だと、指値を入れて安く仕入れたり、値付けミスで割安な価格で売られている物件を購入したり、実需価格と収益物件価格の違いを利用するなどして、市場価格より安く仕入れる方法です。
割安な価格で買って設ける手法で重要なことは、一般的に取引されている価格がどれくらいなのかという、相場感を養っておかなければいけません。
相場感が無ければ、割安かどうか判断できないからです。
相場感はモノにもよりますが、短期間で身につけることは難しいです。
なので、よくわからないまま、営業マンなどに安いですなどと言われても、鵜吞みにせずに自分でじっくりと相場観を養うことが大切です。
買ったものの価値が上がる
買ったものの価値が上がるとは、値上がりが見込まれるものを購入して、価値が上がった後に売却して利益を得る方法です。
この投資法のメリットは、購入後は何もしなくてよくて、ただ時間が経つのを待つだけなので、楽なことです。
世の中には、時間が経つと価値が下がるものが多いですが、中には値上がりするものもあるんです。
値下りするものの例としては、腐ってしまう食品や、次々と高性能・高機能なものがでてくる工業製品などがあります。
反対に値上がりするものの例としては、成長企業の株、人口増加や発展が期待できる街の不動産、アンティークなのも、ワインや高級腕時計など
希少性が高いものや、それ自体が生み出す価値が増加するものなどです。
自然と価値が上がっていけば楽ですが、不動産などはリフォームして自分で価値を上げることも可能です。
この投資で儲ける方法では、将来値上がりするのかどうか見極める力や、自分で価値を上げる力が必要になります。
値上がりするものには、一種の法則性のようなものが存在するのですが、何が起きるかわからない将来を予測するのは、非常に困難なことです。
投資で大儲けしている人は、何か一つに全財産を投資して、それが大当たりしたパターンが多いですが、その方法はリスクが大きいので、一般的には分散投資がすすめられています。
買ったものがお金を生み出す
買ったものがお金を生み出すとは、株でいうと配当、不動産でいうと家賃のように、定期的に入ってくる収入(専門用語でインカムゲインという)で、儲かる方法です。
株や不動産以外だと、レンタカーなどのように貸して賃料を得る方法、トラックを買って人を雇って運送料を得る方法、工作機械が自動施製造した製品を売る方法などがあります。
この投資法のメリットは、定期的に収入が入ることと、収入が予測しやすいこと、借金との相性がいいことです。
定期的に収入が入ると、それをまた再投資して、複利で雪だるま式に増やしていくことも可能ですし、好きなものを買ったり生活費にも使えます。
また、借金して投資しても、毎月の返済を入ってくる投資収入から返済すればよく、収入の予測がしやすいので、借金が返せなくなってしまう可能性も低いです。
先に解説した2つの儲かるパターンでは、投資してから売却するまで、手元にお金がない状態が続きます。
余剰資金を投資しているサラリーマンならそれほど問題ないかもしれませんが、会社などの場合、日々色々な経費がかかるので、資金繰りが厳しい状態が続いてしまいます。
ちなみに、定期的に入ってくる収入が、時間の経過とともに増えるものもあるので、そういったものに投資すれば、より儲かる可能性が高まります。
最強の投資方法
上記で紹介した3つのパターンは、単独ではなく、組み合わせて儲けることも可能です。
組み合わせることで、互いのデメリットを補うだけでなく、メリットが増えるので、3つが組み合わさった投資手法は、最強の投資方法を言えます。
割安な価格で購入できて
時間とともに価値が上がっていき
定期的に収入も入るし
定期的に入ってくる収入も増えていく
こういった投資先を見つけることができれば、安全・確実に大きく儲けることができます。
不動産投資は、投資対象としてどうなのか?
アパートやマンションなどの不動産投資には二つ欠点があります。
建物が古くなると家賃が減少し、不動産価格自体も下がるのです。
定期的な収入と、買ったものの価値が時間の経過とともに上がるのではなく、下がるのです。
つまり、不動産で儲けるためには、割安な価格で購入することと、安定的に家賃収入が見込めることが重要です。
自分で価値を上げる方法もありますが、セミプロ~プロがやるような手法です。
サラリーマンなど一般的な人がやるには、ハードルが高いので、上記2点を意識して投資しましょう。
不動産は時間の経過とともに、価値が下がりやすいのですが、場所によっては価値が上がったり、あまり値下がりしないこともあります。
不動産の価格変動要因に関して調査した記事もありますので、興味のある方は是非ご覧ください
まとめ
投資で儲かるパターンは、大きく分けると3つしかない。
・割安な価格で購入する
メリットは、短期間で利益を出せることと、安全性が高いこと
相場感を見につけることが重要
・買った後に値上がりする
メリットは、購入後は何もしなくてよくて、楽なこと
将来価値を見極める力が必要
・買ったものから定期的に収入がはいる
メリットは、定期的に収入が入ること、収入が予測しやすい、借金との相性がいい
収入がきちんと継続するものを買うのが重要
最強の投資方は、上記3つを組み合わせたものです!