注文住宅は中古で売れない?高く売れる家と、全く買い手がつかない家の違いは何か解説

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注文住宅で建てた家を売りに出しているけど、全然売れなくて困っている…

注文住宅を建てるけど、将来的に売却するかもしれないので、売れないと困る…

この記事は、そんな方に向けて書いています。

注文住宅は、建売住宅より建材や設備、デザインにお金をかけて造られています。

中古で売りに出した時も、高く売れると思いがちですが、そうとも限りません。

注文住宅で建てられた家は、中古で売り出した場合、高く売れる家と、全く買い手がつかない家に分かれます。

元不動産仲介会社勤務の私の経験をもとに、中古で高く売れる注文住宅と、売れない注文住宅の違いと、売れない家を売却する方法を解説します。

既に売却を考えている人には、自分がどちらの家に該当するのかわかるので、どのように売却活動を進めていけばいいかの、ヒントになります。

これから、注文住宅を建てる人には、デザインや設計で気をつけたいポイントや、将来的に高く売却できる家を建てる参考になると思います。

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注文住宅は中古で売れない?高く売れる家と、全く買い手がつかない家の違い

中古で売り出した時に、売れない注文住宅の4つ特徴

注文住宅で建てたのに、中古で売りに出した時に全く買い手がつかない家の特徴は、以下の4つです。

・デザインが奇抜すぎる

・間取りが独特すぎて、使いづらい

すごく大きな土地に大きな家

・土地に問題がある

それぞれ、詳しく解説します。

1,デザインが奇抜すぎる

デザインが奇抜すぎる家は、建築にすごくお金がかかっていても、売れない家が多いです。

例えば、外観でいうと、外から見ると窓が全くなくて、中庭からしか光が入らない家や、とてもカラフルな家、全体的にガラス張りの家などです。

内装でいうと、風呂やトイレがガラス張りのものなど。

こういった家は、建築主の要望で建てられた場合は自業自得ですが、建築士が提案してきて、建てられることがあります。

建築士の中には、人のお金で自分の作品を作ろうとする人がたまにいます。

このような人は、本来住宅に必要な快適性、使い勝手、資産性などを完全に無視します。

注文住宅なのに建売住宅みたいな家を馬鹿にする人もいますが、建売住宅は土地を最大限に活かした設計で、快適性や使い勝手を考慮されたものになっています。(ただし、コスト面の制約により、いい建材・設備ではなく、安いものが使われている)

これらを考慮すると、自然とあのようなデザイン・間取りになるのです。

これから注文住宅を建てる人は、建築士に頼む場合、奇抜なデザインを頼んでもないのに提案してきたらやめた方がいいと思います。

某人気建築・リフォーム番組で、ものすごく個性的な家を建てられてましたが、住みづらそうだし絶対中古で買う人いないだろうなって、思います。

2,間取りが独特すぎて、使いづらい

これも売れない注文住宅によくあるパターンです。

例えば、異様に広い1LDKのような、部屋の数が少なく、LDK以外の洋室が無駄に広い家や、家の中が階段状になっており、段差だらけの家、キッチンが異様に広い家などです。

家は、3~4人家族が住めるように建てていることが多く、実際にそのような家の方が買い手が付きやすいです。

しかし、夫婦二人や自分ひとり、または6人以上で住むことを考えて建てられた家や、趣味や仕事など何かしらに特化しすぎた家は、売れない傾向にあります。

ちなにみ、二世帯住宅もなかなか売れなかったり、最悪な場合は買い手がつきません。

よくビジネスは差別化が大事なんて言われますが、不動産に関しては、あまり特化してしまうと売れなくなる傾向にあります。

なぜなら、家自体を選ぶ前に、立地を選ぶからです。ある立地限定で、特殊な家を丁度求めている人なんてほとんどいません。

また、そういった特殊な家を求める人は、自分の好きな場所を選んでから、そこに自分で建てる傾向にあります。

3、すごく大きな家

いわゆる豪邸のような、注文住宅で建てられたすごく大きな家も、売れない傾向にあります。

理由は主に2つあって、

1つ目が、価格が高すぎて買える人があまりいないから

2つ目が、豪邸を買えるようなお金持ちの人は、土地を買って自分で建ててしまうからです。

実際にスーモなどを見ると、1億円以上で土地・建物ともに広い物件は、けっこう売れ残っています。

お金持ちの方で、注文住宅を建てようと思っている方は、一生そこに住む気がないのなら、賃貸かマンションを購入した方がいいと思います。

4,土地に難がある

注文住宅を建てたいという思いが先走って、土地代に予算がかけられないことがあります。

このような場合、狭すぎる土地や不整形地、傾斜地など土地代が安い場所に、強引に家を建てる人がいます。

快適な家には、土地の広さや地形なども大きく関係しているので、うまく設計したとしても、間取りに制約があり、結局不便な家になりがちです。

このような注文住宅は、売れません。

さらに言うと、土地自体の価値も低いので、売るときには二束三文になる場合もあります。

土地の形が悪い場合のデメリットについて、詳しく解説した記事があるので、興味のある方は是非ご覧ください。

注文住宅なのに、建売と同じ値段でしか売れない家の2つの特徴

せっかく高いお金をかけ、苦労して注文住宅を建てても、建売と同じ値段でしか売れない家もあります。

そのような物件の特徴は、以下の2つです。

・ローコストを売りにしたハウスメーカーで建てている

・デザインや設備、使っている建材などが建売住宅と変わらない

それぞれ、詳しく解説します。

1,ローコストを売りにしたハウスメーカーで建てている

住友林業や、積水ハウスなど、高級なハウスメーカーで建てた家は、中古でも高く評価される傾向にあります。

このような物件を、不動産仲介会社が中古で売り出すときに、販売資料に【住友林業施工!】などと、アピールします。

それに対して、ローコスト住宅を売りにしたハウスメーカーで建てた家は、社名を出すと安物というイメージがあるので、市場でも評価されませんし、仲介会社もアピールしません。

したとしても【注文住宅】くらいにとどめます。

高級なハウスメーカーは、建築費が高いと思いますが、そういった隠れたメリットもあるのです。

2,デザインや設備、使っている建材などが建売住宅と変わらない

注文住宅で建てたはいいものの、予算の関係や地形から考えた、有効的な間取りなどを考慮した結果、結局建売と同じような物件になってしまうことがあります。

そのような場合、中古で買い手はつきやすいですが、注文住宅だからと言って特別高く売れることはありません。

中古で売り出した時に、高く売れる注文住宅の3つの特徴

中古で売り出した時に、高く売れる注文住宅の特徴は、今まで記載してきた売れない理由の逆の状態です。

・高級ハウスメーカーで建てられた家

使い勝手がよく、設備や建材などが、建売よりいいものが使われている

・家や土地が、一般人でも買える人がいる適度な大きさ

1,高級ハウスメーカーで建てられた家

高級なハウスメーカーで建てられた家は、住宅性能、品質、設備なども充実しているので、中古で売却してもウケがいいです。

中古住宅を購入する人が心配する点の一つに、耐震性や欠陥がないかなど、建物の信頼性に関する部分ですので、高級なハウスメーカーで建てられたというだけでも、安心されやすいです。

また、実際に耐久性が高いものも多いので、最低限のメンテナンスをしていれば、年月が経っても古さを感じにくいのもポイントです。

2,使い勝手がよく、設備や建材などが、建売よりいいものが使われている

奇抜なデザインや、変わった間取りより、シンプルだけど使いやすい家の方が売れやすいです。

設備や内装に使われている建材などは、内見時に一番目に入るポイントなので、設備が充実していたりいい素材が使われていると、内見時にウケます。

マンションでも、リノベーションマンションが流行っていますが、あれも目に入る場所・触れる場所が新しいので売れています。

3,家や土地が、一般人でも買える人がいる適度な大きさ

そのエリアで、一般的な家庭でも購入できる価格の、倍以上になるような土地の広さ・家の大きさになると、急激に購入できる人が減ります。

そしてお金持ちになればなるほど、中古の一軒家は購入せず、自分で家を建ててしまう傾向にあります。

注文住宅で建てられた建物の価値を、評価して購入してもらえるのは、売却価格がそのエリアの平均的な家の価格の1.5倍~2倍くらいに収まるような、土地建物の広さです。

中古で買い手がつかない注文住宅を、売るには?

買い手がつかない家を高く売るには、残念ながら待ち続けるしかありません

ただし、待っても買い手が現れるとは限りませんので、時間だけが経過する可能性が高いです。

こういった家を売却する人の中には、なかなか売れない怒りを、不動産仲介会社にぶつける人がたまにいます。

不動産は、人気があれば仲介会社が囲い込んでない限り、どこの仲介会社でも、すぐ売れるものなんです。

逆に人気がない物件は、どこの仲介会社に頼んでも売れません。

仲介会社はうちなら高く売れる!と宣伝してたりしますが、実際にはそんなものなのです。

最近は複数の仲介会社に、一括で査定依頼ができる一括査定サイトが人気ですが、相場観が養われるだけで、一番高い査定額をだした仲介会社に依頼すれば、高く売れるわけではありません。

なので、仲介会社に怒りをぶつけても意味はありません。


売りに出しても長期間売れ残ったら、自分の家は、その売却希望価格では売れないことを受け入れるしかありません

全く買い手がつかない家の場合、ものすごく勿体ない気もしてしまいますが、土地値で売却するのが最も手っ取り早くて確実な方法です。

今はまだ、不動産価格が高い状態ですが、コロナウイルスの影響が長引けば、不動産価格も下落する可能性があります。そうなる前に売却してしまうのも、一つの選択肢です。

土地が広い豪邸の場合、安ければ不動産開発業者が、すぐ買いに来ます。

仲介会社経緯で、不動産買取業者に販売した場合、自分も買取業者も仲介手数料がかかってしまいます。

より多く手元に資金を残したいなら、直接買取業者に売却すれば、仲介手数料が節約できます。

『注文住宅で建てた家が、売れなくて困っている… 安くてもしょうがないから、早く確実に売りたい!』という方には、

不動産買取業者に直接売却一括査定ができるサイト「お困り不動産どうする?」

がおすすめです。

↑このサイトは、仲介会社ではなく買取業者に直接買取査定ができます。もし査定額に納得して売却する場合、時間もかからず、仲介手数料もかかりません。

物件種別から、土地に特に問題がなければ、【所有権】を選択して、物件所在地を入力後、査定可能な不動産会社を選択して、★売却査定スタート★をクリックすれば完了です。

査定は無料ですし、価格に納得できなければ、もちろん売らなくても問題ありません。

他には、売却する方法ではないですが、このような物件は、買い手はなかなか現れないが、借り手は意外といたりします。

もし、ローンを完済している場合は、賃貸にだしてしまうのも一つの手です。

まとめ

お金や時間をかけて注文住宅で建てた家でも、中古で売却した場合に、高値で売れるもの・建売と変わらない価格で売れるもの・全く売れないものがある。

< 高値で売れる注文住宅の3つの特徴 >

・高級ハウスメーカーで建てられた家

使い勝手がよく、設備や建材などが、建売よりいいものが使われている

・家や土地が、一般人でも買える人がいる適度な大きさ

< 建売と変わらない価格で売れる注文住宅の2つの特徴 >

・ローコストを売りにしたハウスメーカーで建てている

・デザインや設備、使っている建材などが建売住宅と変わらない

< 売れない注文住宅の4つの特徴 >

・デザインが奇抜すぎる

・間取りが独特すぎて、使いづらい

すごく大きな土地に大きな家

・土地に問題がある

売れない注文住宅を、高く売るには時間をかけて購入希望者を待つ以外、方法はない。

安くてもいいから、早く売って現金化したい場合は、買取業者への直接買取査定してもらうのがおすすめです!

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